やってはいけないブログ集客:絶対に避けたいタイトルのNGパターン

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
ブログ集客

タイトルは「集約基地」

ブログ集客で最も多くてすぐ直せる失敗原因は、「タイトルを適当につけてしまう」ことです。

タイトルは、あらゆる要素が詰め込まれた集約基地のようなものです。

本のタイトルと同じように、SEO効果、クリック率、内容の伝達力、読者の興味喚起など、さまざまな目的を同時に達成しなければならない重要な要素ですよね。

しかし現実には、多くの方が「とりあえずタイトルをつけておこう」程度の認識で、せっかく良い記事を書いても集客効果を大幅に下げてしまっています。

今回は、私が実際に見てきた失敗事例をもとに、絶対に避けるべきタイトルのNGパターンをご紹介し、なぜダメなのか、どう改善すべきかを具体例とともに解説します。

目次

タイトルがブログ集客に与える決定的な影響

ここでは、タイトルがどれだけ重要か、どれだけ集客に影響を与えるのか、解説していきたいと思います。

タイトルの4つの重要な役割

ブログタイトルには以下の4つの重要な役割があります。

1. 検索エンジン経由で発見する(SEO効果)

検索結果で表示されやすくなる。ユーザーが最初に目にするのがタイトルです。適切なSEOキーワードが含まれていることで、検索エンジンからの評価と発見が大幅に向上します。

2. クリック率の向上(CTR改善)

検索結果やSNSで表示された際に、ユーザーがクリックするかどうかの判断材料となります。魅力的なタイトルは CTR(クリック率)→click to rateを2倍、3倍に改善することも可能です。

3. 内容の的確な伝達

読者が記事を読む前に「この記事で何が得られるのか」を正確に伝える役割があります。期待値と内容のミスマッチは直帰率の増加につながります。

4. SNSでの拡散効果

X(旧Twitter)などでシェアされる際、タイトルが拡散されやすさを左右します。話題性のあるタイトルは自然な拡散を促進します。

タイトル失敗による機会損失の実例

実際のクライアント事例で、タイトル改善により以下のような劇的な変化を確認しています。

  • タイトル失敗により100記事書いても月間PV数50
  • ねらったワードをタイトルに入れず検索順位が圏外まま(ロングテールのワードにもかかわらず)
  • 100記事書いてもSNS経由の流入数が月間10
  • 100記事書いても問い合わせが増えない

避けるべきNGパターン

ここでは、失敗しやすいNGパターンをご紹介します。

NGパターン1:SEOキーワードが入っていないタイトル

なぜダメなのか

検索エンジンは、タイトルに含まれるキーワードを重要視して記事を評価します。SEOキーワードが入っていないタイトルは、どんなに良い記事でも検索結果に表示されにくくなります。

失敗例

❌ ダメな例:「今日感じたこと」
❌ ダメな例:「最近の出来事について」
❌ ダメな例:「思ったより大変でした」

改善例

✅ 良い例:「月間売上200万円達成した3つの施策」
✅ 良い例:「WordPress初心者向け|SEO対策の基本設定7ステップ」
✅ 良い例:「在宅ワークで副業はないか|未経験から月5万円稼ぐWebライターになる方法」

改善のポイント

  • ラッコキーワードやGoogleキーワードプランナーで検索ボリュームを調査
  • 狙いたいキーワードをタイトルの前半に配置
  • 複数のキーワードを自然に組み合わせる

NGパターン2:興味を持てない・面白くないタイトル

なぜダメなのか

検索結果に表示されても、ユーザーが「読みたい」と思わなければクリックされません。興味を引かないタイトルは機会損失の最大要因です。

失敗例

❌ ダメな例:「マーケティングについて」
❌ ダメな例:「売上向上に関する考察」
❌ ダメな例:「効率化の方法を紹介します」

改善例

✅ 良い例:「【実体験】売上3倍達成|小さな美容室がたった6ヶ月で劇的改善した秘策」
✅ 良い例:「月残業80時間→10時間|作業効率を800%向上させたテクニック」
✅ 良い例:「【2025年最新】失敗しないSNS集客|フォロワー1万人突破の全手法公開」

改善のポイント

  • 具体的な数字や実績を入れる
  • 読者のメリットを明確に示す
  • 緊急性や限定性を演出する(適切に)
  • 感情に訴える表現を使う(適切に)

NGパターン3:内容とタイトルが一致していないタイトル

なぜダメなのか

タイトルで期待させたのに内容が伴わないと、読者の信頼を失い、直帰率が大幅に上がります。Googleはこれを「ユーザー体験の悪化」として評価を下げます。

失敗例

❌ ダメな例:
タイトル「月収100万円達成した全手法を公開」
→ 内容:精神論ばかりで具体的な手法なし

❌ ダメな例:
タイトル「【完全版】SEO対策の全て教えます」
→ 内容:基本的な内容を3つだけ紹介

❌ ダメな例:
タイトル「初心者でもできる簡単な方法」
→ 内容:専門知識がないと理解できない高度な内容

改善のポイント

  • タイトルで約束したことは必ず記事内で実現する
  • 記事を書いた後にタイトルを見直し、内容と整合性を確認
  • 過度な煽りや誇張表現は避ける
  • 読者の期待値を適切にコントロールする

NGパターン4:英語表記のみのタイトル

なぜダメなのか

日本語での検索が主流の中、英語のみのタイトルは検索されにくく、内容も伝わりにくくなります。SEO効果も大幅に下がります。

失敗例

❌ ダメな例:「Digital Marketing Strategy」
❌ ダメな例:「SEO Optimization Tips」
❌ ダメな例:「Business Growth Hack」

改善例

✅ 良い例:「デジタルマーケティング戦略|BtoB企業の売上200%向上事例」
✅ 良い例:「SEO最適化のコツ|検索順位1位獲得の実践手法7選」
✅ 良い例:「ビジネス成長ハック|スタートアップが年商10億円達成した秘密」

改善のポイント

  • 日本語をメインにして、必要に応じて英語を併記
  • 日本人の検索行動に合わせた表現を使用
  • カタカナ表記でも意味が伝わるものは日本語化
  • ターゲットが理解しやすい言語で統一

NGパターン5:歌のタイトルのようにおしゃれなだけで中身がわからないタイトル

なぜダメなのか

おしゃれで詩的なタイトルは印象に残りますが、検索エンジンとユーザー両方にとって内容が理解しにくく、SEO効果もクリック率も低下します。

失敗例

❌ ダメな例:「風のように駆け抜けた日」
❌ ダメな例:「心に響く小さな奇跡」
❌ ダメな例:「彼方へと続く道」
❌ ダメな例:「静寂の中で見つけたもの」

改善例

✅ 良い例:「時短勤務で年収アップ|働く時間を30%削減して収入150%向上した方法」
✅ 良い例:「顧客満足度96%達成|小さなカフェが地域No.1になった感動サービス」
✅ 良い例:「未経験からフリーランス|ゼロから月収50万円のWebデザイナーになる道のり」

改善のポイント

  • 詩的表現よりも具体的で分かりやすい表現を優先
  • メタファーは使わず、直接的に内容を表現
  • 読者が一目で内容を理解できる明確さを重視
  • SEOキーワードを自然に組み込む

NGパターン6:他のブログ記事と似すぎているタイトル

なぜダメなのか

シリーズ記事で「第1回」「第2回」だけが違うタイトルは、読者に新鮮味を与えず、SEO的にも各記事の独立性が認識されにくくなります。

失敗例

❌ ダメな例:
「Webマーケティング基礎講座 第1回」
「Webマーケティング基礎講座 第2回」
「Webマーケティング基礎講座 第3回」

❌ ダメな例:
「起業家インタビュー Vol.1」
「起業家インタビュー Vol.2」
「起業家インタビュー Vol.3」

改善例

✅ 良い例:
「月間10万人の激戦区で1位獲得した戦略|Webマーケ講座 第1回」
「読者を虜にする記事構成7つのテンプレート|Webマーケ講座 第2回」
「【SNS集客術】フォロワー0から3ヶ月で1万人達成した全手法|Webマーケ講座 第3回」

✅ 良い例:
「年商10億円CEO|失敗から学んだ組織運営の本質」
「元サラリーマン起業家|副業から始めて独立を果たした全記録」
「女性起業家|育児と両立しながら月収100万円達成した秘訣」

改善のポイント

  • 各記事で異なる価値提案を明確にする
  • 独立した記事として成立するタイトルにする
  • シリーズ性よりも個別記事の魅力を重視
  • それぞれ異なるSEOキーワードを狙う

NGパターン7:絵文字のみのタイトル

なぜダメなのか

絵文字だけのタイトルは検索エンジンにとって意味のある情報を提供せず、SEO効果が全くありません。また、ユーザーにとっても内容が全く伝わりません。

失敗例

❌ ダメな例:「😍✨🎉」
❌ ダメな例:「🔥💪⚡」
❌ ダメな例:「❤️🌟💎」

改善のポイント

  • 絵文字は補助的に使用し、必ず文字でメイン情報を表現
  • 絵文字を使う場合は1-2個程度に留める
  • 絵文字よりも具体的な文字情報を優先

適切な絵文字使用例

✅ 良い例:「📈 売上300%向上|小さな整体院が年商1000万円達成した集客術」
✅ 良い例:「💰 副業で月20万円|在宅Webライターの稼ぎ方完全ガイド」

NGパターン8:タイトルがないタイトル(空欄・デフォルト)

なぜダメなのか

「無題」「新規投稿」「Untitled」などのデフォルトタイトルは、SEO効果が皆無で、ユーザーにとって価値のない記事として認識されます。

失敗例

❌ ダメな例:「無題」
❌ ダメな例:「新規投稿」
❌ ダメな例:「Draft」
❌ ダメな例:「Test Post」

改善のポイント

  • 必ず記事の内容に基づいた具体的なタイトルをつける
  • タイトルなしでの公開は絶対に避ける
  • 仮タイトルでも、後で必ず正式なタイトルに変更する

NGパターン9:長すぎるタイトル(40文字以上)

なぜダメなのか

検索結果では約32文字で切れてしまい、スマホでは更に短くなります。長すぎるタイトルは途中で「…」と省略され、肝心な部分が伝わりません。

失敗例

❌ ダメな例:「大阪で美容室を経営している私が20年間試行錯誤を重ねてようやく見つけた本当に効果のある集客方法をすべて包み隠さずお伝えします」

❌ ダメな例:「初心者でも簡単にできるWordPressを使ったブログの始め方から収益化まで完全解説」)

改善例

✅ 良い例:「大阪美容室集客術|20年の経験で見つけた売上3倍の秘策」(30文字)
✅ 良い例:「WordPress初心者ガイド|ブログ収益化の全手順」(28文字)

NGパターン10:専門用語だらけで理解できないタイトル

なぜダメなのか

ターゲット読者が理解できない専門用語ばかりのタイトルは、検索されにくく、クリック率も大幅に下がります。

失敗例

❌ ダメな例:「CTR改善のためのSERPs最適化とCVR向上のためのLPOテクニック」
❌ ダメな例:「B2BマーケティングにおけるMAツール活用とリードナーチャリング戦略」
❌ ダメな例:「KPIダッシュボード構築によるROAS最大化手法」

改善例

✅ 良い例:「クリック率2倍改善|検索結果で選ばれるタイトル作成術」
✅ 良い例:「法人営業の新手法|見込み客を自動で育成する仕組み作り」
✅ 良い例:「広告効果測定の基本|売上に直結する指標の見つけ方」

NGパターン11:煽りすぎる誇大広告的なタイトル

なぜダメなのか

過度な煽りや現実的でない表現は、読者の信頼を損ない、Googleからも低品質コンテンツと判断される可能性があります。

失敗例

❌ ダメな例:「たった1日で月収100万円!誰でも絶対に稼げる魔法の方法」
❌ ダメな例:「99%の人が知らない秘密の裏技で人生が激変!」
❌ ダメな例:「完全無料で確実に痩せる!医者も驚く奇跡のダイエット法」

改善例

✅ 良い例:「副業月収10万円達成|会社員が実践した現実的な稼ぎ方」
✅ 良い例:「効率化で残業50%削減|実際に試して効果があった方法7選」
✅ 良い例:「3ヶ月で-5kg達成|無理なく続けられる食事改善術」

NGパターン12:日記のような個人的すぎるタイトル

なぜダメなのか

読者にとって価値のない個人的な内容は、検索されることもなく、読まれることもありません。

失敗例

❌ ダメな例:「今日のランチは美味しかった」
❌ ダメな例:「最近体調が悪くて困っています」
❌ ダメな例:「久しぶりに友人と会いました」

改善例

✅ 良い例:「大阪グルメ|地元民が教える隠れ家ランチスポット10選」
✅ 良い例:「体調管理術|忙しい経営者が実践する健康維持の方法」
✅ 良い例:「人脈作りのコツ|長期的な関係を築くコミュニケーション術」

NGパターン13:質問形式だけで答えや解決策が見えないタイトル

なぜダメなのか

疑問を投げかけるだけで、記事を読むメリットが不明なタイトルはクリック率が低くなります。

失敗例

❌ ダメな例:「集客って難しくないですか?」
❌ ダメな例:「なぜ売上が上がらないのでしょうか?」
❌ ダメな例:「ブログって意味あるの?」

改善例

✅ 良い例:「集客が難しい理由とは?月間1000件問い合わせを獲得した解決策」
✅ 良い例:「売上が上がらない5つの原因と今すぐできる改善策」
✅ 良い例:「ブログは意味ない?年商1億円企業が証明する集客効果」

NGパターン14:年月日だけの情報性のないタイトル

なぜダメなのか

日付だけのタイトルは内容が全く伝わらず、検索もされません。

失敗例

❌ ダメな例:「2025年10月6日」
❌ ダメな例:「今日の出来事(2025/10/6)」
❌ ダメな例:「10月のご報告」

改善例

✅ 良い例:「2025年10月最新|Googleアルゴリズム変更の影響と対策」
✅ 良い例:「月次報告|10月の売上300%向上施策と来月の戦略」
✅ 良い例:「10月振り返り|実践した集客施策の成果と改善点」

NGパターン15:商品名や会社名だけのタイトル

なぜダメなのか

よほど有名でない限り、商品名や会社名だけでは検索されず、内容も伝わりません。

失敗例

❌ ダメな例:「弊社の新サービス『○○システム』について」
❌ ダメな例:「株式会社△△の取り組み」
❌ ダメな例:「商品ラインナップのご紹介」

改善例

✅ 良い例:「業務効率50%向上|新CRMシステム『○○』の導入効果レポート」
✅ 良い例:「地域密着20年|△△が実践する顧客満足度96%の秘訣」
✅ 良い例:「あなたに最適な商品は?目的別おすすめサービス診断」

NGパターン16:ネガティブすぎて読みたくないタイトル

なぜダメなのか

過度にネガティブなタイトルは読者に不快感を与え、避けられる傾向があります。

失敗例

❌ ダメな例:「絶望的な状況から抜け出せない人へ」
❌ ダメな例:「もう諦めたほうがいい理由」
❌ ダメな例:「失敗続きで疲れ果てた時の対処法」

改善例

✅ 良い例:「困難な状況を打開|逆境から成功を掴んだ経営者の実体験」
✅ 良い例:「諦める前に試したい|起死回生の3つの方法」
✅ 良い例:「失敗を成功の糧に|挫折経験を活かす思考転換術」

NGパターン17:古い情報なのに年数表記がないタイトル

なぜダメなのか

情報の鮮度が分からないタイトルは、読者に不安を与え、SEO的にも不利になります。

失敗例

❌ ダメな例:「SNS集客の最新トレンド」(2019年の記事)
❌ ダメな例:「今注目のマーケティング手法」(2020年の記事)
❌ ダメな例:「最新のSEO対策方法」(2021年の記事)

改善例

✅ 良い例:「【2025年最新】SNS集客トレンド|今年効果的な5つの手法」
✅ 良い例:「2025年版|注目のマーケティング手法とその効果」
✅ 良い例:「最新SEO対策|2025年のGoogleアルゴリズム対応術」

NGパターン18:曖昧で抽象的すぎるタイトル

なぜダメなのか 具体性に欠けるタイトルは、読者にとってのメリットが不明で、検索意図とも合致しません。

失敗例

❌ ダメな例:「成功に必要なこと」
❌ ダメな例:「ビジネスにおける重要な要素」
❌ ダメな例:「効果的な方法について」

改善例

✅ 良い例:「起業成功の3つの条件|年商1億円達成者に共通する特徴」
✅ 良い例:「ビジネス成長の鍵|売上を10倍にする5つの重要要素」
✅ 良い例:「集客効果3倍|小さな会社でも実践できる営業手法」

NGパターン19:読者を限定しすぎるタイトル

なぜダメなのか

あまりにも狭いターゲットに限定すると、検索ボリュームが小さくなり、集客効果が限定的になります。

失敗例

❌ ダメな例:「大阪市北区在住の30代独身男性サラリーマン向け投資術」
❌ ダメな例:「美容師歴5年目で売上に悩む女性スタイリスト専用ノウハウ」
❌ ダメな例:「IT企業の中間管理職で部下3人を持つ人のためのマネジメント」

改善例

✅ 良い例:「30代サラリーマンの投資術|月3万円から始める資産形成」
✅ 良い例:「美容師の売上アップ術|指名客を3倍にする接客テクニック」
✅ 良い例:「中間管理職のマネジメント術|部下のやる気を引き出す方法」

タイトル作成の正しいプロセス

ここでは、ブログ集客を考えた場合、タイトル作成の正しいステップ、順番をまとめてみます。

ステップ1:キーワードリサーチ

良いタイトルを作るには、まず適切なキーワードの選定が必要です。

使用ツール

  • ラッコキーワード:関連キーワードの洗い出し
  • Googleキーワードプランナー:検索ボリュームの確認
  • Ubersuggest:競合分析
  • Google検索:実際の検索結果の確認

キーワード選定のポイント

  • 月間検索数500~1,000程度のキーワードを狙う
  • 競合サイトの強さを確認
  • ロングテールキーワードも組み合わせる
  • ユーザーの検索意図を正確に把握

ステップ2:競合タイトル分析

狙うキーワードで実際に検索し、上位10サイトのタイトルを分析します。

分析ポイント

  • どんなタイトル構成が多いか
  • 使われている数字や表現
  • 差別化できるポイントはないか
  • 自社の強みをどう表現するか

ステップ3:複数案の作成

1つの記事に対して、最低5-10個以上のタイトル案を作成します。

タイトル案作成のフレームワーク例(一部)

1. 【実績】+キーワード+具体的成果
2. 【期間】+キーワード+変化・結果
3. 【対象者】向け+キーワード+解決策
4. 【数字】選+キーワード+メリット
5. 【最新年】+キーワード+トレンド情報

ステップ4:テストと改善

記事公開後も、タイトルの効果測定と改善を継続します。

測定指標

  • クリック率(CTR)
  • 平均セッション時間
  • 直帰率
  • 検索順位の変動
  • SNSでのシェア数

タイトルに時間をかける意味

ブログ集客を成功させるためには、タイトル作成に十分な時間をかけることが不可欠です。

3時間で記事を書くなら、そのうち30分は、サムネイルを含めたタイトル作成に費やすべきです。これは決して大げさではありません。なぜなら、どんなに素晴らしい記事を書いても、タイトルが悪ければ誰にも読まれないからです。

タイトル作成で必ず確認すべき8つのチェックポイント

  1. ✅ SEOキーワードが適切に含まれているか
  2. ✅ 読者の興味を引く魅力的な表現になっているか
  3. ✅ 記事の内容とタイトルが一致しているか
  4. ✅ 日本語として自然で分かりやすいか
  5. ✅ 他の記事と差別化されているか
  6. ✅ 適切な文字数になっているか
  7. ✅ 具体的で明確な価値提案ができているか
  8. ✅ ターゲット読者に響く表現になっているか

継続的な改善がカギ

タイトル作成は一度覚えれば終わりではありません。トレンドの変化、検索行動の変化、競合環境の変化に合わせて、常に最適化していく必要があります。

私の経験では、タイトル改善だけで月間PVが5倍以上になったクライアントが数多くいます。逆に、素晴らしいコンテンツを作っているのにタイトルが原因で全く読まれていない残念なケースもたくさん見てきました。

ぜひ今回ご紹介したNGパターンを避け、時間をかけて戦略的にタイトルを作成してください。それが、ブログ集客成功への最初の、そして最も重要な一歩になるはずです。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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