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やってはいけないClaude活用、プロジェクトを使わない

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「あのチャット、どこいった……?」

昨日まで使っていた提案書のやり取り、
先週のキャンペーン企画の相談、
先月クライアントのために作った構成案。

全部チャット履歴のどこかに埋もれて、探すだけで5分かかる。

こういうことって、起きていませんか?

Claudeのプロジェクト機能を使わないまま、すべてのチャットを一箇所に放り込み続けていると、
毎回「あのやり取りどこだっけ?」という宝探しを繰り返しています。

せっかく過去の文脈を学習させても、整理できなければ探すことすらできません。

Claudeのプロジェクト機能とは?

「プロジェクト(Projects)」とは、クライアント別・案件別・テーマ別にチャットを整理・分類でき、さらにプロジェクトごとに「カスタム指示(System Prompt)」を設定できる機能です。

プロジェクト内でのやり取りは文脈として記憶されるため、毎回同じ説明をゼロから書く必要がなくなります。

目次

プロジェクトを使わないと失う機会

1、チャット履歴が「ゴミ箱」と化して作業効率が激落ちする

プロジェクトなしでは、全クライアント・全案件・全テーマのやり取りが一本のタイムラインに並びます。

1週間もすれば「あの提案書の構成、どのチャットで作ったっけ?」という状況が毎日発生します。探す時間だけで月に数時間が消え、せっかくの時短ツールが本末転倒になります。

2、毎回「また1から説明する」という非効率が止まらない

新しいチャットを開くたびに「あなたのことを教えてください」状態に戻ります。

クライアントの業種・課題・トンマナ・NGワードをゼロから説明し直す手間が、プロジェクトのカスタム指示一発で完全に解決します。

3、過去のやり取りの資産が積み上がらない

プロジェクトを使うと、そのプロジェクト内での会話履歴・アップロードしたファイル・カスタム指示がすべて蓄積されます。

使えば使うほどClaudeが「そのプロジェクトのエキスパート」になっていきます。プロジェクトなしでは、毎回リセットを繰り返すだけです。

4、「Claudeで何ができるか」の感覚が永遠に育たない

プロジェクト単位で成果物を管理すると「このプロジェクトではこういう使い方が効く」という実感が積み上がります。チャット履歴が散らかったままでは、自分のAI活用力が上がっているのか下がっているのか、まったく見えません。

プロジェクトがない状態 vs ある状態

比較項目プロジェクトなしプロジェクトあり差のポイント
チャット整理全案件が一本のリストに混在クライアント・テーマ別に整理・即アクセス探す時間ゼロ
毎回の説明新チャットのたびにゼロから背景説明カスタム指示で自動設定済み説明作業が完全消滅
過去資産活用別チャットの内容は参照不可プロジェクト内の全履歴を文脈として活用やればやるほど精度向上
ファイル管理毎回同じファイルをアップロードプロジェクトに一度登録で常時参照可能添付作業ゼロ
作業の継続性前回どこまでやったか毎回確認プロジェクト内で文脈が継続「続き」から即スタート
品質管理プロジェクトごとのトンマナ・制約が毎回ズレるカスタム指示で固定一貫した品質
振り返り・改善何をどう使ったか把握不能プロジェクト単位で成果・使い方を振り返れるAI活用力が着実に向上

プロジェクトの3つの核心機能

プロジェクトを使うと「この2つ」が解決する

  1. チャット整理・分類(フォルダ管理)
    クライアント別・案件別・テーマ別にチャットを仕分けできます。「A社案件」「ブログ記事作成」「YouTube企画」などのプロジェクトを作り、関連するチャットをすべてその中に格納。どこに何があるか一目瞭然になります。
  2. カスタム指示(System Prompt)の設定
    プロジェクトごとに「このプロジェクトでのClaudeへの前提情報・役割・制約」を設定できます。例えば「A社向けプロジェクト」なら「A社はIT企業、担当者は30代マーケター、トンマナは親しみやすい口調、NGワードは〇〇」と一度設定すれば、以降そのプロジェクト内では毎回その文脈でClaudeが動きます。

プロジェクトの作り方

3分でできる!プロジェクト作成手順

  1. STEP1: Claude.aiの左サイドバーで「New Project(新しいプロジェクト)」をクリック
  2. STEP2: プロジェクト名を入力(「A社案件」「ブログ執筆」など用途が一目でわかる名前を推奨)
  3. STEP3: 「Project Instructions(プロジェクト指示)」にカスタム指示を入力 + 必要なファイルをアップロード

→ あとはそのプロジェクト内で新しいチャットを始めるだけ。自動的にカスタム指示が適用され、登録ファイルが参照可能な状態になります。
※ Proプランであれば無料プランと同じ料金で追加費用なし。プロジェクト数の上限もほぼ気にしなくてOKです。

カスタム指示(System Prompt)の書き方ガイド

「これを書いておくだけ」で別物になる5つの指示要素

  1. 背景情報:「このプロジェクトは〇〇業界のクライアント〇〇社向けです。担当者は〇〇部の〇〇様(役職・40代)」
  2. Claudeの役割:「あなたはWebマーケティング専門のコンサルタントとして回答してください」
  3. アウトプット形式:「回答は必ず箇条書きで、見出しをつけて構造化すること。文字数は2,000字以内」
  4. トンマナ・制約:「親しみやすい口語調で。専門用語は初出時に説明を追加。NGワードは〇〇・〇〇」
  5. 優先事項:「数値・根拠を必ず含めること。抽象的な提案より具体的なアクションを優先すること」

まとめ

Claudeの知能は極めて優秀ですが、それをコントロールする環境が整っていなければ、真価を発揮することはできません。

プロジェクト機能を使いこなすということは、Claudeをただの「検索窓」から「あなた専用の頼れる右腕チーム」へと引き上げるということです。

毎日少しずつ失っていた時間と精度を、今日から取り戻しましょう。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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