
「ちょっと愚痴りたくて・・・」
そんな軽い気持ちで、
SNSに投稿したネガティブな内容が、
あなたの集客を確実に妨げています。
20年間のWebマーケティング実践で1,000社以上をサポートしてきた私、つちやたけしが、
SNSでの愚痴投稿が集客に与える
深刻な影響と改善策をお伝えします。
SNSのぐち投稿が集客を阻む本当の理由
「隠れて愚痴」のつもりが、実は丸見えの現実
「誰にもバレていない」と思っているのは本人だけです。
私がサポートしている企業の中でも、
「集客がうまくいかない」と相談される方のSNSを拝見すると、
意外なほど多くの方が愚痴や不満を投稿されています。
本人は「隠れて」投稿しているつもりでも・・・
- 取引先の知り合いが見ている
- 将来のお客様が見ている
- 同業者が見ている
- 紹介してくれる可能性のある人が見ている
「この人は影で悪口を言う人」という印象の形成
最も恐ろしいのは、人間性への疑問を持たれることです。
愚痴投稿を見た人は、無意識にこう思います
「あ、この人は影で悪口を言う人なんだな」
この印象は一度ついてしまうと、
なかなか消えるものではありません。
集客への直接的な悪影響
具体的にどんな影響があるか、実例をお話しします。
事例1:兵庫のクーラー掃除業者
愚痴投稿の内容
- 「今日のお客様、細かくて疲れた」
- 「安い料金からさらに値切る人って何なの?」
- SNSで自宅まで伺ったお客様への愚痴を吐露(とろ)
- SNSのフォロワーから「この人に依頼すると、後で悪口を言われるのでは?」と思われる
- 新規の紹介が激減
事例2:大阪の集客コンサルタント
愚痴投稿の内容
- 「クライアントのレベルが低くて困る」
- 「お金を払わない人が多い」
- 取引先への不満をほのめかす投稿
- 「当事者になったとき、悪口言われるくらいならお付き合いしないほうがいい」と判断される
- 新規顧客獲得が困難に
「人間性の悪い人」という烙印の恐ろしさ
一度ついた印象は簡単には消えない
人間性への疑問は、個人事業主さんのビジネスにとって致命的です。
なぜなら、お客様は
- 信頼できる人と取引したい
- 人格の良い人にお金を払いたい
- 安心してお付き合いできる人を選びたい
と考えるからです。
紹介やリピートが生まれない理由
ぐち投稿をする人の特徴
- 「この人を友人に紹介したくない」と思われる
- 「また利用したい」と思われない
- 「応援したい」と思われない
結果として
- 口コミが生まれない
- リピート率が低い
- 紹介案件が来ない
大きな炎上はしないが、静かに集客力を失う恐怖
「静かな離反」の方が深刻
なにかトラブルがあって、集客力が落ちるなら気づけますが、
静かに離れられることには気づけません。
実際に起きていること
- 愚痴投稿を見た見込み客が、黙って他社を選ぶ
- 既存客が、次回は別の会社を検討する
- 紹介者が、別の人を推薦するようになる
- 同業者からの協力が得られなくなる
本人は「なぜか集客がうまくいかない」と感じるだけで、
原因に気づけないのです。
そしてますます愚痴投稿が多くなるという負のループに陥ります。
ぐち投稿の「負のスパイラル」から抜け出す方法
なぜ愚痴投稿はやめられないのか?
愚痴投稿には中毒性があります。
私がサポートしてきた経営者の中で、愚痴投稿をやめられない方には共通の特徴があります:
- 一時的な共感でストレスが軽減される
- 「いいね」やコメントで承認欲求が満たされる
- 現実逃避の手段として習慣化している
しかし、これは麻薬のようなもの。一時的には気分が良くなりますが、長期的には確実に集客力を削いでいます。
ぐち投稿をやめる「21日間チャレンジ」
科学的に証明された習慣改善法を応用します。
Week 1(1-7日目):意識改革期間
- 投稿前に10秒間「この投稿で誰が喜ぶか?」を考える
- 愚痴を書きたくなったら、下書きに保存して24時間後に見直す
- 「前向きになれる投稿」を心がける
Week 2(8-14日目):行動変化期間
- ネガティブな感情を「学び」に変換する練習
- 他者の成功を積極的に祝福する投稿を増やす
- 業界の有益な情報をシェアする
Week 3(15-21日目):習慣定着期間
- ポジティブな投稿が自然にできるようになる
- フォロワーからの反応の変化を実感する(コメントやいいね!など)
- 集客への良い影響を体感し始める
ぐち投稿をやめて集客力を回復する方法
ステップ1:過去の投稿を見直す
まず、自分の過去の投稿をチェック
- 愚痴や不満に見える投稿はないか?
- ネガティブな感情が表れている投稿はないか?
- 他者への批判的な内容はないか?
問題のある投稿は即座に削除しましょう。
ステップ2:良い点を取り上げてアピール
信頼される人の特徴を意識した投稿
- 他者への感謝
- 同業者への敬意
- お客様への愛情
- 前向きな姿勢
ステップ3:建設的な内容に変換
ネガティブをポジティブに変換する技術
愚痴投稿 | 建設的投稿 |
---|---|
「お客様が無理を言う」 | 「お客様のご要望にお応えできるよう、サービスを改善中」 |
「同業者の質が低い」 | 「業界全体でもっと良いサービスを提供していきたい」 |
「料金が安すぎる」 | 「より価値のあるサービスを提供して、適正な評価をいただけるよう努力」 |
業界別「やってしまいがちな、ぐち投稿」と改善例
美容・エステ業界
よくある愚痴投稿: 「予約時間に遅れてくるお客様、困ります」
改善例: 「お忙しい中お時間を作ってご来店いただき、ありがとうございます。皆様に快適にお過ごしいただけるよう、予約時間の10分前からお待ちしております」
士業(税理士・行政書士等)
よくある愚痴投稿: 「書類不備で何度も連絡するのは大変」
改善例: 「お客様の大切な手続きを確実に進めるため、必要書類をわかりやすくまとめたチェックリストをご用意しました」
集客につながるSNS発信の「黄金ルール」
ルール1:相手の立場で考える
投稿前に必ず確認
- この投稿を見た見込み客はどう思うか?
- 自分がお客様だったら、この人に依頼したいか?
- この人を友人に紹介したいか?
ルール2:「人間性の良さ」を伝える
効果的な投稿内容
- お客様への感謝の気持ち
- 他者の成功を祝福する投稿
- 学びや成長への前向きな姿勢
- 困っている人への支援や応援
ルール3:「信頼できる人」として認識されるための発信
信頼される人の特徴
- 秘密を守れる(愚痴を言わない)
- 前向きで建設的
- 他者を大切にする
- 責任感がある
今すぐ実践できる「集客につながるSNS発信」
今日から始められる投稿内容
1. 感謝の投稿
- 「今日も素晴らしいお客様に恵まれました」
- 「スタッフの頑張りに感謝です」
2. 学びの共有
- 「お客様から教えていただいたこと」
- 「新しい発見があった出来事」
3. 他者を応援
- 同業者の成功を祝福
- お客様の成果を一緒に喜ぶ
4. 価値のある情報提供
- 業界の有益な情報
- お客様の役に立つ知識
「人間性の良い人」として認識されるコツ
1. 秘密を守る人だと思われる
- 愚痴や内情を投稿しない
- お客様のプライバシーを尊重
2. 建設的な人だと思われる
- 問題を指摘するだけでなく、解決策も提示
- 前向きな改善提案
3. 他者を大切にする人だと思われる
- 感謝の気持ちを表現
- 他者の成功を素直に喜ぶ
SNS投稿の「見直しチェックリスト」
投稿前の必須確認項目
□ この投稿は誰かの役に立つか? □ この投稿を見て私に依頼したくなるか? □ この投稿を友人に見せられるか? □ 5年後の自分が読んで恥ずかしくないか? □ 競合他社がこの投稿を見てどう思うか?
緊急時の「投稿ストップ」ルール
以下の状況では絶対に投稿しない:
- イライラしている時
- 疲れている時
- お酒を飲んだ後
- 嫌なことがあった直後
- 体調が悪い時
「炎上しない愚痴」でも集客に悪影響な理由
見えない評価の蓄積
多くの人はあなたの投稿を静かに評価しています:
- 取引を検討していた企業の担当者
- あなたのサービスに興味を持っていた個人客
- 紹介を考えていた既存客
- 協業を検討していた同業者
彼らは愚痴投稿を見ても、わざわざ指摘はしません。ただ静かに「やめておこう」と判断するだけです。
口コミの「マイナス効果」
愚痴投稿は以下のような口コミを生みます:
「あの人、SNSでよく愚痴ってるよね」 「なんか性格悪そう」 「信頼できなさそう」 「お金払いたくない」
これらの評判は、あなたの知らないところで静かに広がっていきます。
ぐち投稿は「集客の敵」
SNSでの愚痴投稿は、大きな炎上にはならないかもしれませんが、確実に集客力を奪います。
なぜなら、
- 「影で悪口を言う人」という印象を与える
- 「当事者になったとき、悪口を言われるかも」と思われる
- 人間性への疑問を持たれる
- 「お付き合いしたくない人」と判断される
今日から実践してほしいこと
- 過去の愚痴投稿を削除する
- 投稿前に「見込み客がどう思うか」を考える
- 感謝と応援中心の発信に変更する
- 「人間性の良い人」として認識される内容を心がける
最後に
集客したいなら、愚痴投稿は今すぐやめましょう。
あなたのSNSは、見込み客があなたの人間性を判断する重要な材料です。
「この人になら安心してお任せできる」
「この人を友人に紹介したい」
「この人を応援したい」
そう思われるような発信を心がけてください。それが、最も効果的なSNSを使った集客方法となります。
「SNS発信を見直したいが、どうすればいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。
20年の実践経験から、集客につながるSNS活用法をアドバイスいたします。
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