
「投稿しているのに相談が来ない」
「フォロワーは増えたのに問い合わせゼロ」
「いいね周りを頑張ったけど売上に一切つながらない」
FP(ファイナンシャルプランナー)のInstagram集客は、飲食店や美容系と同じやり方では伸びません。理由はシンプルで、FPは、お金というセンシティブ領域を扱うため、「信頼しづらい」が残ると相談がしにくいからです。
つまり、FPのインスタグラム集客方法は「映えるか」ではなく、「安心して相談できるか」の設計がすべてです。
FPがInstagramで集客しづらい理由
ファイナンシャルプランナーへの相談は「比較検討」が長く、「不安の解消」が必要です。
Instagramは気になったら即予約というより、まずプロフィールと投稿を見て「この人は大丈夫か」を判断されます。
特に次の4点が曖昧だと、フォロワーが増えても相談は増えません。
- 料金が分かりにくい(総額・追加条件が不明)
- 相談の流れが分かりにくい(初回で何をするか不明)
- 立場が分かりにくい(販売する/しない、売り込みの有無)
- 守秘が分かりにくい(情報の扱いが不安)
失敗しやすい運用
ここではファイナンシャルプランナーがインスタグラム集客で失敗しやすい運用方法をまとめてみます。
1)いいね周りを中心に運用する
色んなアカウントにいいね!をしに回っても、見込み客は増えにくいです。ただ時間を消費するだけです。
いいね!は「コミュニケーションの補助」までに留めた方が成果が出やすいです。
2)ストーリーズだけ頑張る
ストーリーズは既存フォロワー向けになりやすく、新規獲得に弱い運用になりがちです。
新規獲得はリール、信頼の蓄積はフィード、関係性はストーリーズ、という役割分担が必要です。
3)外部への誘導をおこなう
インスタグラムは外部リンクへの誘導がしづらいSNSの一つです。外部リンクはプロフィールやストーリーズに貼れますが、フィード投稿やリールには貼れないからです。
まずはフォロワーとのやり取りができるように設計・運用しましょう。
FPのインスタグラムの全体設計
Instagramのさまざまな機能を役割分担する設計にすると、運用しやすくなります。
- リール:新規に見つけてもらう(認知)
- フィード投稿:信頼を積み上げる(比較検討の材料)
- ストーリーズ:関係性を温める(DM・相談の入口)
- プロフィール:不安を消して予約へ(最重要)
1)リール:新規獲得のエンジンにする
FPは、「1テーマを短く」「結論が明確」「保存・共有されやすい」内容が強いです。
リールの鉄板フォーマット(そのままシリーズ化できます)
- 結論→理由→具体例(1分以内)
- A vs B比較(固定 vs 変動、NISA vs iDeCo など)
- 失敗回避(「やりがちなNG」)
- 3つだけ(判断基準を3点に絞る)
- Q&A(ストーリーズ質問をリール化)
リールでやってはいけないこと
- 1本に詰め込みすぎる(結局何が言いたいか不明になる)
- 専門用語の改札だけで終わる(初心者が脱落する)
- 結論が曖昧(保存されない)
2)フィード投稿:信頼を積み上げる(あなたの営業資料)
FPはフィードが弱いと「怖い」が消えません。
フィードは“読む人の不安を消す資料”として作ります。
フィードで作るべき柱(最低限これ)
- 料金(総額・追加条件)
- 相談の流れ(初回→2回目→成果物)
- 立場(販売の有無/売り込みの有無)
- 守秘(情報の扱い)
- よくある質問(断れるか、準備物、相談後に残るもの)
フィードの投稿型(保存されやすい)
- チェックリスト形式(例:住宅購入前の確認10項目)
- 比較表形式(例:NISAとiDeCoの使い分け)
- 手順形式(例:保険見直しの順番)
- ケース形式(例:30代共働き子1人の優先順位)
3)ストーリーズ:相談前の不安を毎日消す
ストーリーズは「信頼の補強」と「DM導線」に強いです。
FPは“相談の疑似体験”を作ると、申込みが起きやすくなります。
ストーリーズの型(毎日回せる)
- 質問募集(匿名質問OK)
- 二択アンケート(固定/変動どっち?など)
- 今日のよくある相談(個人情報を外して一般化)
- 相談の流れの見える化(初回でやること、持ち物)
- 実務の裏側(資料の作り方、考え方のプロセス)
4)プロフィール:ここが弱いと全部が効果出にくい
プロフィールは自己紹介ではなく、申込みの怖さを消すパートです。
プロフィールに必須の要素
- 誰の、何の悩み専門か(例:住宅購入前/保険整理/資産形成初心者)
- 相談メニュー(1〜3本に絞る)
- 料金(目安でも良いが曖昧にしない)
- 相談の流れ(初回で何をするか)
- 立場(販売する/しない)
- 予約方法(フォーム or 予約枠、返信目安)
ここが揃うと、投稿の反応がそのまま相談に変わります。
投稿ネタが枯れない「FPアカウントの型」
競合の多くは「運用テクニック」に偏りがちですが、FPはテーマ設計で勝負が決まります。
以下のどれかに寄せると、ネタは無限に出ます。
- 住宅:固定/変動、借入額、教育費とのバランス、借り換え判断
- 保険:見直しの順番、残す基準、いらない保険の典型
- 資産形成:NISA、iDeCo、家計の優先順位、リスク許容度
- 家計改善:固定費、家計管理の仕組み化、共働きのお金会議
- 老後:必要額の考え方、年金の見方、取り崩し設計
「何でも相談OK」はSEOもインスタも弱くなります。専門が見えるほど強いです。
週次の運用テンプレ(無理なく継続できる)
- リール:週3本(新規獲得)
- フィード:週2本(信頼の蓄積)
- ストーリーズ:毎日(質問→回答→DM)
- 月1回:ライブ(Q&A・ミニ講座)
この順に作ると、自然に導線が回ります。
NGチェックリスト(これがあると相談が増えない)
- 料金・流れ・立場がどこにも書かれていない
- 投稿が「一般論」だけで、判断ができない
- リールがなく、新規が増えない
- ストーリーズだけで終わっている
- 外部リンク誘導が主目的で、Instagram内の価値提供が薄い
- いいね周りが中心になっている
FPのインスタグラム集客方法は「信頼→導線→拡散」
最短で結果を出す順番はこれです。
- プロフィールで不安を消す(料金・流れ・立場・守秘)
- フィードで信頼を蓄積する(FAQ・チェックリスト・比較)
- リールで新規に見つけてもらう(短く、結論を明確に)
- ストーリーズで会話し、必要な人だけDM→個別相談へ
フォロワー数より、「相談が来る状態」を作ることが、FPのInstagram集客の正解です。
