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がんばらない生成AI活用、FAQ・よくある質問をAIで一気に作る

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

ホームページに「よくある質問」のページを作りたいと思いながら、なかなか手が進まない。

そんな経験はありませんか。

FAQを作ろうとするたびに

「お客さんって何を聞いてくるんだっけ」
「これは書いた方がいいのかな」

と考え込んでしまって、気がついたら時間だけが過ぎている。

この「何を質問とすべきか考える」という作業が、FAQ作りの一番しんどいところです。

生成AIを使うと、このFAQ作りを一気に進めることができます。

自分で質問を考えなくても、AIが「お客さんが疑問に思いそうなこと」をまとめて出してくれます。

あとはそれを確認して手直しするだけです。

目次

FAQ作りが進まない本当の理由

FAQ(よくある質問)を作りたいと思っている事業者は多いです。でも実際に作れている人は少ないです。なぜでしょうか。

FAQ作りが進まない理由は、「何を書けばいいか考えるのが大変」に尽きます。

毎日お客さんと話しているのに、いざ「よく聞かれることを書き出して」と言われると意外と出てこない。頭の中に情報はあるはずなのに、言語化しようとすると止まってしまう。これはよくあることです。

また、「これは当たり前すぎて書く必要がないのでは」という判断が難しいのも理由の一つです。自分にとって当たり前のことが、お客さんには全くわからない情報だったりします。

「料金は?」
「何分かかるの?」
「駐車場はある?」

これらは初めてくるお客さんには切実な疑問です。

さらに、「漏れが怖い」という気持ちも作業を止める原因です。大事な質問を書き忘れたら……と考えると、完璧に仕上げようとして結局動けなくなります。

生成AIはこの3つの問題をまとめて解決してくれます。

AIにFAQを作ってもらうと何がいいのか

生成AIにFAQ作成を頼むと、具体的に何がいいのかを整理します。

お客さん目線の質問を出してくれる

日々サービスを提供している側にいると、どうしても「提供する側の目線」になります。でもAIは「初めてこのサービスを知った人の目線」で質問を考えてくれます。

「そんなこと聞くの?」という基本的な質問から、「そういえばうちはここを説明していなかったな」という見落としまで、幅広く出してくれます。自分一人では気づかなかった視点が入るのが大きなメリットです。

一度に10〜20個まとめて出てくる

FAQを一から考えていると、5個書いたところで疲れて終わることがあります。AIに頼めば、10〜20個の質問と回答のセットが数分で出てきます。すべてを使う必要はありませんが、大量に出てきた中から使えるものを選ぶ作業は、白紙から考えるより圧倒的に楽です。

抜け漏れが少なくなる

AIは料金・アクセス・予約方法・対象者・注意事項など、FAQに含まれやすいカテゴリをバランスよくカバーしてくれます。「そういえばこれも聞かれることあったな」という気づきが生まれることもあります。

AIにFAQを作ってもらう具体的な方法

それでは、実際にどうやってAIにFAQを作ってもらうかをステップ形式でご紹介します。

ステップ1 サービスの基本情報をまとめる

AIに渡す情報を先に整理します。以下の情報があれば十分です。

  • サービスの名前・内容(何をするサービスか)
  • 料金(目安でOK)
  • 場所・アクセス
  • 対象のお客さん(誰向けのサービスか)
  • 予約・申し込み方法
  • 特徴・強み

細かくまとめる必要はありません。箇条書きでもOKです。「伝わる量」の情報を渡すことが大切です。

ステップ2 AIへの指示文を作る

以下のような指示をそのままコピーして使えます。

「以下のサービス情報をもとに、初めてのお客さんが疑問に思いそうなFAQ(よくある質問)を10〜15個作ってください。質問と回答のセットで、わかりやすい言葉で作成してください。

サービス情報:
(ここにステップ1でまとめた情報を貼る)」

この指示をChatGPT・Claude・Geminiなどに貼り付けると、FAQが出てきます。

ステップ3 出てきたFAQを確認する

AIが出してきたFAQを確認します。この時点では完璧でなくていいです。以下の視点でチェックしてください。

  • 実際にお客さんから聞かれることが含まれているか
  • 答えが事実と合っているか(料金・営業時間など)
  • 自分のサービスに合わない質問は削除する
  • 「これも聞かれるな」という質問があれば追加する

ほとんどの場合、7〜8割はそのまま使えます。手直しが必要な部分だけ修正すれば完成です。

FAQの精度を上げる3つのコツ

基本的な作り方を覚えたら、少し工夫するとFAQの質がさらに上がります。

コツ1 実際に聞かれたことをAIに追加する

「最近よく聞かれること」があれば、指示文に加えましょう。

「以下のサービス情報と、よく聞かれる質問のメモをもとに……」と追加するだけで、AIが実際のニーズに沿ったFAQを作ってくれます。お客さんから聞かれた質問をメモしておく習慣があると、どんどん精度が上がります。

コツ2 「不安を解消する質問」を意識して追加するよう伝える

お客さんが予約や購入をためらう原因は「不安」です。「初めてでも大丈夫ですか?」「キャンセルできますか?」「個人情報はどう扱われますか?」といった不安解消系の質問は、コンバージョン(予約・問い合わせ)に直結します。

指示文に「特にお客さんが不安に思いそうな点を含めてください」と一文加えるだけで、この種の質問がより多く出てきます。

コツ3 「答えにくい質問」も出してもらう

「料金が高い・安いについての質問」「他社との比較」「失敗例に関する質問」——こういった「答えにくい」と感じる質問は、FAQから外したくなりがちです。

でも、お客さんが本当に聞きたいのはこういう質問だったりします。指示文に「答えにくいと感じる質問も含めてください」と入れると、ガチの疑問が出てきます。それに丁寧に答えることで、信頼感につながります。

FAQ完成後の使い道

作ったFAQは、ホームページに載せるだけではありません。以下の場所でも活用できます。

ホームページのFAQページ: 最もスタンダードな使い方です。ページ全体をFAQにするか、サービスページの下部にまとめます。

チラシ・パンフレット: スペースに合わせて5〜8個に絞って載せます。「よくある質問」のコーナーがあると、チラシを見た人の不安が解消されます。

LINEの自動返信・テンプレート: LINEで問い合わせが多い場合、よくある質問の答えをテンプレートとして登録しておくと、毎回同じ返信を打つ手間が省けます。

スタッフへの説明資料: 新しいスタッフが入ったとき、FAQをそのまま説明資料として使えます。「お客さんからよく聞かれることの一覧」として共有するだけで、研修の手間が減ります。

SNSの投稿ネタ: FAQ1問1答を1投稿にすれば、SNSの更新ネタとして活用できます。「こんな質問をよく受けます」という形で投稿すると、共感を得やすいです。

よくある質問

Q: AIが作ったFAQをそのまま使っても大丈夫ですか?

A: 料金・営業時間・場所など、事実に関わる情報は必ず確認してから使ってください。AIは渡した情報をもとに作りますが、細かいニュアンスや最新情報の反映が正確でないことがあります。内容のチェックをした上で使うと安心です。

Q: どのAIツールを使えばいいですか?

A: ChatGPT・Claude・Geminiのいずれも同様の使い方ができます。無料で始めるならChatGPT(無料版)かGemini(無料版)がおすすめです。回答の傾向が少し異なるので、気になる方は同じ指示を複数のAIに入れて比べてみるのも面白いです。

Q: 業種や規模によって向き不向きはありますか?

A: 業種・規模を問わず活用できます。特に、初めてのお客さんが問い合わせ前に不安を感じやすいサービス(士業・医療・美容・習い事・整体など)は、FAQの効果が出やすいです。

Q: FAQが完成したら、どのくらいの頻度で更新すればいいですか?

A: 半年〜1年に1回の見直しが目安です。料金改定・サービス内容の変更・新しいお客さんの疑問が増えてきたタイミングで更新します。見直しの際も同様にAIを使えば短時間で対応できます。

まとめ

FAQを作ろうとして「何を書けばいいかわからない」と止まってしまう原因は、白紙から考えようとするからです。生成AIに基本情報を渡して「初めてのお客さんが疑問に思いそうなFAQを作って」と頼めば、数分で10〜20個の質問と回答のセットが出てきます。

あとはそれを確認して、事実と合っているか確かめて、必要なら手直しするだけ。完璧じゃなくていいです。まず形にすることが大切です。

FAQ一つあるだけで、問い合わせの手間が減ったり、初めてのお客さんの不安が解消されたり、スタッフへの説明が楽になったりと、いろいろな場所で効果が出ます。「作らないといけないな」と思っていたなら、今日AIに頼んでみてください。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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