
セミナー参加者さんとのリアルな対話を、少しずつご紹介していきます。
テーマは「AIの使い方」「LP・コピーの考え方」「ペルソナ」など、現場でよく出るお悩みや疑問と、その場でお答えした内容です。
専門用語はできるだけかみくだいて話しているので、マーケティング初心者の方でも読めるようになっていると思います。
ご不明な点は、お問い合わせフォームやDMなどいただければ、解答いたします。
受講生さんは、LPとセールスライティングセミナーに参加していただきました。
担当:つちやたけし
できなければ、その場でやります^^
- 大阪でWebマーケティング20年の経験
- 1,000社以上へのマーケティングアドバイス
- 複数のSNS、複数YouTubeチャンネル運営で最新動向を把握
- ChatGPT・AI活用にくわしい
- 初心者にも分かりやすく丁寧な指導が好評
AIツールとの付き合い方
つちや:
パソコン、ふだんはあんまり使ってない感じですよね?
受講生:
そうなんです。作業しなきゃと思うんですけど、どうしても「めんどくさいな…」ってなっちゃって。
つちや:
あ〜、わかります(笑)。でも今日はちゃんとパソコンでLP(ランディングページ)作ってたんですよね?
受講生:
はい。昨日、LP作ってみました。
つちや:
もうジェミニとかChatGPTとか、ジェンズパークも使ってます?
受講生:
ランディングページ作るときはジェミニかChatGPTかジェンズパークを併用してます。でも、プロンプトの入れ方で全然出来が変わるじゃないですか。あれが難しくて…。
つちや:
そうそう。みんな「プロンプトこう入れたらいいよ」って言うんですけど、あれもね、実は“旬”があるんですよ。
わたしもプロンプトの型、昔はストックしてましたけど、今は基本のルール7個以外は、その場で考えて適当に書いてます。今後は、技術が進歩するとおそらく使わなくなるプロンプトの型ってどんどん出てくると思いますよ。
去年と比べても、もう明らかにAIのレベル上がってるでしょ。たぶん来年になったら、今みたいに細かく条件を書き込まなくても、けっこう汲み取ってくれるようになると思います。
AIが書いてくれたコピー、どれが正解?問題
受講生:
コピーライティングもAIがすごくうまく作ってくれるんですけど、「どれが正解かわからない」ってなるんですよね。
つちや:
そこなんです。
AIが文章を作ってくれるのはもうできてる。
ただ、「この中でどれが一番売れるか」「理論どおりか」を判断する目は、AIにはまだない。
解決策はシンプルで、
- 専門家に相談する
- 自分で専門家レベルの“目”を鍛える
この2つしかないんです。
「じゃあ、その判断もAIに聞いたらいいやん」と思うかもしれないけど、AIには、そこはまだ無理。
AI自身の“メタ認知”が弱いから、「AIが出した案の中で、あなたにとってどれが一番理にかなってるか」を評価するのが苦手なんです。
ここにAIが追いつくまで、まだ数年はかかると思ってます。
強み=差別性と優位性。それがベネフィットになる
つちや:
じゃあマーケティングの話に戻しますね。
「強み」を分解すると、2つになります。
- 差別性(ライバルと違うポイント)
- 優位性(良いポイント)
この2つをセットにしたものが「強み」。
で、その強みがお客さんから見たときに、
「自分にとってどういいの?」
と変換されたものがベネフィットです。
ベネフィットは、ざっくり言うと「お客さん側のメリット」「得られる未来」。
ここがマーケティングの「エネルギー源」つまりガソリンになります。
コンテンツって結局なに?
つちや:
「コンテンツマーケティング」とか「コンテンツ作りましょう」って言うじゃないですか。
コンテンツって何かというと、狭い意味では文章の束だと思ってください。
受講生:
なるほど。
つちや:
ブログ記事、LPの文章、メルマガ、
こういう「言葉で伝えるもの」が、狭義のコンテンツ。
もちろん、広い意味では動画や画像もコンテンツです。
映画やドラマも「映像コンテンツ」ですよね。
だから人によって定義がバラバラなんです。
社会的証明と権威性ってなに?
受講生:
ほかにおさえておくポイントはありますか?
つちや:
まずは強みですが、強みだけでは売れないんですよ。
なぜかというと、信じてもらえないから。
そこで必要になるのが、
- 社会的証明
- 権威性
この2つです。
社会的証明っていうのは、ラーメン屋の「行列」みたいなやつ。
行列できてたら、「あ、美味しいんかな」と思いますよね。
あれが第三者からの証明=社会的証明です。
権威性は、わかりやすいのが「お医者さんの白衣」。
白衣を着てるだけで「この人は専門家なんだ」と感じる。
ああいう「権威の記号」が権威性です。
わたしの場合で言うと、
- マーケティング系のYouTubeチャンネル登録者が1万人以上いる
これが、ひとつの権威性になってます。
商品に置き換えるとどんな証拠が必要?
つちや:
商品でいうと、社会的証明や権威性って例えば、
- お客さんのリアルな感想・レビュー
- しっかりしたメーカーの証明書
- 生産地や製造工程の写真・レポート
こういう「ちゃんとしてそう」「信頼できそう」と思ってもらえる材料です。
LPの根幹はたった2つ
つちや:
LP(ランディングページ)のフレームワークって、いろいろ言われてますけど、突き詰めると2つだけです。
- 強み(差別性 + 優位性 + それが生むベネフィット)
- その強みを信じてもらうための証拠(社会的証明・権威性・理由・根拠)
この2つさえしっかりしていれば、注文は来ます。
テクニックはもちろんありますけど、根幹はここです。
ファーストビューが命:キービジュアルとキャッチコピー
つちや:
次が、LPでめちゃくちゃ大事なファーストビュー。
ページを開いたときに、一番最初に目に入るエリアですね。
ここで必要なのは、
- キービジュアル(伝えたい世界観が一瞬で伝わるメインの画像)
- キャッチコピー(強み・ベネフィットが一言で刺さるコピー)
この2つだけです。
「売るのが気まずい」の正体
受講生:
なんか、営業すると「騙してるみたい」で嫌なんですよね…。
つちや:
それは、商品の強みに自分がまだ納得できてない時に起こる感覚です。
本当に「これ、相手の役に立つ」と自分で心から思ってたら、
ちょっとおせっかいなくらい全力でおすすめできます。
だからこそ、
- 商品の強みをとがらせる
- その強みがどんな人に刺さるか(ベネフィット)を明確にする
ここをやるのが、マーケティングの一番の仕事です。
万人受けはほぼ存在しない。だからペルソナ
つちや:
世の中に、「誰にでも刺さる商品」ってなかなかありません。
でも、
「この人だったらこの商品を絶対に喜んでくれるよね」
という商品はあります。
この「たった1人を決める」のが、ペルソナ設定です。
ペルソナを決めるメリットは、
- その人に本気で役立つ商品設計ができる
- その人に向けて、手紙を書くようにLPが書ける
というところにあります。
AIにLPを書かせるときのコツ
つちや:
最後に、AIにLPを書かせるときのポイントだけまとめておきますね。
- 先にペルソナをしっかりテキストで書き出す
- 商品の強み(差別性・優位性)とベネフィットを書き出す
- 社会的証明・権威性に使える素材を列挙する(実績・レビューなど)
- それを全部AIに渡して、
「あなたは一流のマーケターです。
このペルソナに向けて、〇〇用のLP文章を作ってください。
不足情報があったら質問してください。」
と指示をします。 - できた文章を、
- 冒頭がペルソナの興味を引けているか
- 強みやベネフィットがズレていないか
- 社会的証明や理由がちゃんと入っているか
この3点でチェックします。
AIは、
- ChatGPT
- Gemini
- ジェンズパーク
この3つに同じ指示を出して、それぞれに書かせてみてください。
一番しっくり来るものをベースに、ちょっと自分の言葉で整える。
これが、今の段階で一番コスパのいいやり方かなと思います。



