
「テレアポ=しつこい・胡散臭い」。そんなイメージを持っていませんか?
でも、もしその固定観念を根底から覆すような“営業のプロ”がいたらどうでしょう。
今回お話を伺ったのは、法人営業に特化したテレマーケティング会社・イントリード代表の安陵さん。
新規開拓の“最前線”で30年。
自ら電話をかけてスクリプトを作り、IT企業と製造業をつなぎ、時には自治体にまでアプローチする。
営業経験ゼロのオペレーターが机上でつくるスクリプトとは、明らかに“質”が違う。
AIの活用からLINE公式アカウントの展望まで、話題は多岐にわたりつつも、すべてに通底していたのは「現場第一」の哲学でした。
“うちは他のテレアポ会社とは違う”。
そう語る安陵さんのリアルな言葉を、どうぞ最後までお楽しみください。
法人営業を支えるプロ集団
つちや:イントリードさんって、テレマーケティングの会社なんですよね?
社長:はい、そうなんです。うちはテレマーケティングの中でも、法人向けの営業支援に特化してます。主に、電話を使った新規開拓のアポイント獲得ですね。
つちや:なるほど。よくある通販のコールセンター的な「受ける」テレマじゃなくて、「かける」ほうなんですね。
社長:そうです。営業代行として、企業の代わりにこちらから電話をかけて、ターゲット企業にアプローチしていくのがメインです。基本的には新規開拓の比重が大きいですね。
製造業とIT企業の間をつなぐ
つちや:どういう業界に向けた営業が多いんですか?
安陵:製造業に電話をかけることが多いですね。特に、自動車部品や産業機械の部品、輸送機器の部品など、高品質なものをつくってる企業さんが多いです。
つちや:そこに対して、どんな会社が営業を仕掛けたいんですか?
安陵:IT企業ですね。情報処理系の会社が多いです。生産管理システム、ERP、DX支援、画像解析ツールなど、製造業向けのサービスを提案したいというご相談が増えてます。
つちや:なるほど、それをイントリードさんが代行して、電話でアプローチしていくと。
安陵:そうです。最近では、逆に製造業のメーカーさん自身が「自社製品をもっと広めたい」ということで、テレマをご依頼いただくことも増えてきました。
テレマを選ぶ理由と導入のきっかけ
つちや:企業さんは、なんでテレマを選ぶんですか?
安陵:やっぱり、新規開拓の手段がないという声が多いですね。営業マンはいるけど、どうしてもルート営業が中心で、開拓が後回しになってしまう。
つちや:それで「ちょっとテレマ試してみようか」ってなるんですね。
安陵:はい。1回300件とか500件とか、スポットで頼まれることが多いです。それが年に何度か来るような感じですね。
つちや:長く続いてる会社さんもあるんですか?
安陵:一番長いところで、もう14〜15年やっていただいてますね。リストがなくなってきてちょっと減ったりもしてますけど(笑)、それでも継続してくださってるのはありがたいです。
自治体向けテレマという新しい挑戦

つちや:最近は自治体にも電話されてるんですよね?
安陵:そうなんですよ。たとえば「防犯カメラの導入を検討している部署はどこですか?」っていうふうに、ヒアリングから入って、必要に応じてアポまで取るような流れです。
つちや:市場調査と営業を兼ねてる感じですね。
安陵:そうです。導入実績や使用中の機材のメーカー、台数などもヒアリングして、クライアントにデータとして納品します。それが次の営業につながる材料になるので、喜ばれてますね。
他社と違う、営業出身の社長の強み
つちや:テレマーケティングの会社ってたくさんありますけど、イントリードさんの強みってどこなんでしょう?
安陵:まず、スクリプトは私が書いてます。しかも新しい案件の最初は、自分で電話かけます。
つちや:えっ、安陵さん自身が?
安陵:はい。私はずっと営業畑で、トップセールスも経験してます。電話をかけるときの空気感とか、どういう言い回しが効果的か、実践で分かってるので、感触を確かめてから全体に広げてます。
つちや:それは他社と全然違いますね。
安陵:大手のコールセンターだと、スクリプト作ってる人が営業未経験だったり、事務職の方だったりすることが多くて…。リアルな現場感がないんですよね。
つちや:じゃあ安陵さんのスクリプトは、完全に“営業目線”。
安陵:そう。しかも、「私は何者で、今日は何をお伝えしたいのか」っていうのを最初に伝える。ダラダラした前振りは一切なし。営業マンだったら当たり前の話なんですけど、意外とみんなできてないんですよ。
下手なテレアポとの違いをどう伝える?
つちや:でも、テレアポって世間的に印象よくないじゃないですか。どうしても「押し売りっぽい」とか「感じ悪い」って思われがちで。
安陵:分かります。実際、うちにもよくかかってきますけど、9割以上が下手くそ。前置きが長くて、「今お電話よろしいでしょうか?」とか、そんなの営業マンは言わないです。
つちや:本題にすぐ入らず、前振りで失敗するパターンですね。
安陵:そう。こっちは忙しい中、出てるんやから。要件を端的に、ストレートに伝えるべき。「私は誰で、今日はこれを伝えたくて電話してます」って。それだけで印象は変わります。
30年選手の現場ファーストな哲学
つちや:この仕事、どれぐらい続けてるんですか?
安陵:年がバレますけど…30年ぐらいです(笑)。“うん十年”って濁しといてください。
つちや:(笑) いやでも、それだけ現場を見てきたってすごいことですよ。
安陵:だから、新しい案件が来ても対応できますし、スクリプトもすぐに組めます。経験があるから「こういう切り口で攻めたほうがいい」って直感で分かるんです。
5%の値上げに感謝の返信!?
つちや:ところで、メルマガを活用されてると?
安陵:そうですね。例えば、3月に「物価上昇に伴い5%値上げします」って送ったら、「今の時代しゃあないですよね」「応援してます」って返信がたくさんきてびっくりしました。
つちや:メルマガに返信があるってすごいですね。
安陵:読まれてないと思ってたんですけど、ちゃんと見てくれてるんやなぁと実感しました。
ChatGPTも活用中
つちや:あと、うちのChatGPTのセミナーも来ていただいてましたよね。
安陵:はい!あれはめちゃくちゃ活用してますよ。スクリプト作成やメルマガ、手紙の文面まで、今やAIなしでは無理(笑)。
つちや:MyGPTも作ってましたよね?
安陵:作りました。うちの既存スクリプトを全部入れて、そこから新しいものを作る参考にしたり、営業文を生成したり。手書きより何倍も早いですね。
つちやの印象
つちや:ところで…僕に対しての感想も聞いていいですか?
安陵:土屋さんは、とにかく頭の回転が速い。そして、書くのもめちゃくちゃ速い。普通の講座なら「続きはまた今度」ってなるところも、全部さらけ出して教えてくれるのもありがたいですね。
安陵:いつも明るくて、周りを引っ張るパワーもある。たまに道それそうになると怒られますけど(笑)、それも含めて魅力です。
つちや:(笑)
株式会社イントゥリード

法人営業に特化した、実践型テレマーケティングのプロフェッショナル
イントゥーリードは、法人向けの新規開拓を専門とするテレマーケティング会社です。
業界歴30年超の代表・安陵さんが率いるこちらの会社は、電話営業を「単なる代行業」ではなく、「営業マンの延長」として位置づけ、お客様企業の課題解決と商談機会の創出を支援されています。
特に、IT企業と製造業の橋渡し役として、生産管理システム、ERP、DXソリューションなどの提案を、製造業のキーパーソンに的確に届ける支援を得意としています。
新規顧客の開拓はもちろん、自治体への市場調査型アプローチ、データ収集型ヒアリングにも対応。すべてのスクリプトは安陵さん自らが現場で検証し、成果に直結する「使える言葉」を厳選して制作しています。
テレマに困ったらイントゥーリードへご連絡ください→株式会社イントゥリード