ChatGPTでゴミのような記事をブログに書いても全然アクセス数は伸びない理由

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

最近、あちこちで「ChatGPTでブログ書けばラクして稼げる!」って話を聞きませんか?

でも現実はそんな甘くないです。実際に試してみたら、アクセス数が全然伸びない。。。そんな声を周りの人からよく聞きます。

ChatGPTを使ったゴミ記事でアクセスを稼ごうとするのは、そもそも難しいです。

アクセス数を集める効果的な使い方があります。

今回は、なぜChatGPTで作った記事がアクセスを集められないのか、そして本当に効果的な使い方についてご紹介していきます。

目次

ChatGPTで書いた記事の現状

まず、現在のChatGPTで書いた記事の状況を客観的に見てみましょう。

AI生成記事が「ネットを汚染」している現実

実際に色々調べてみると、こんな厳しい指摘が多数見つかります。

  • 「いかにもAIが書いた記事がネットを汚染している」(参考記事)
  • 「AIゴミ記事が大量発生している」(参考記事)
  • 「生成AIコンテンツの量産でネットがゴミだらけになった」(参考記事)

特に注目すべきは、Google自体が2025年1月に検索品質評価ガイドラインを改定し、AI生成コンテンツに対してより厳しい基準を設けた点です。(参考記事)

おもな「失敗パターン」

主な失敗パターンを見てみると、

  1. 大量かつ低労力で生成されたコンテンツ
  2. 独創性のない記事(他サイトの情報を言い換えただけ)
  3. 専門性のない表面的な解説記事
  4. 読者の課題解決を考えていない記事

これらすべてに共通するのは、「人間の価値を加えていない」という点であると言えると思います。

なぜChatGPTのゴミ記事はアクセスが伸びないのか?

ここでは、ChatGPTのゴミ記事ってアクセス数がなぜ伸びないのか?について考えてみます。

1. Googleの評価基準が激変した

2025年、Googleは明確にAI生成コンテンツに対する基準を厳格化しました。そのこともあって、下のような特徴がゴミと評価される記事には見受けられます。

最低の評価を受けるコンテンツの特徴

  • 努力や独創性が感じられないもの
  • ユーザーの利益よりも運営者の利益を優先したもの
  • 誇張や嘘の情報を含むもの
  • ChatGPTの出力をそのままコピペしただけのもの

私の周りでも、「AIで記事を量産したらアクセス数がどんどん減っていった」という事例が複数あります。

2. 「とは記事」症候群の蔓延

面白い指摘を見つけました。AIが書いた記事の多くが「○○とは」から始まる問題です。

例えば、

  • 「プロスペクト理論とは、行動経済学における〜」
  • 「SEO対策とは、検索エンジン最適化の〜」

これらのタイトルや文章からはじまる記事って、一定のニーズはあると思います。

しかし、すでにこれらの内容を理解している場合、続きが気になりますか?

多くの人が気にならないはずです。それなのに、AIは愚直にどんなワードであろうとも◯◯とはからはじめてしまいます。

3. 検索意図を完全に無視している

ChatGPTは「質問に答える」のは得意ですが、「なぜその質問をしたのか」までは理解できません。

検索意図の具体例

ユーザーが「ChatGPT 使い方」で検索した時、

  • AIの回答:「ChatGPTの使い方を説明します。まず登録して…」
  • 実際の検索意図:「みんなどんな風に活用してるの?」「失敗しない使い方を知りたい」

この差が、アクセス数の差に直結していきます。

4. 「体験」が完全に欠落している

私が旅行系の動画を撮るとき、必ず「実際に旅した感想」を入れます。これがAI記事には絶対にできない部分だと思っています。

AIには書けない価値

  • 実際に使ってみた体験談
  • 失敗から学んだ教訓
  • 業界の裏話
  • 個人的な気づき

【実践的】ChatGPTを正しく活用する方法

じゃあChatGPTは使わない方がいいのか?いいえ、使い方次第で強力な武器になります。

私が実際に使ってる活用方法

1、アイデア出しのアシスタントとして使う

「中小企業向けのブログ記事ネタを10個教えて」

2、構成の叩き台を作らせる

「『SEO対策の失敗事例』について、失敗→原因→改善策の流れで構成案を作って」

3、必要な情報をリサーチさせる

「2024年のGoogle検索アルゴリズムの変更点を時系列でまとめて」

重要なのは、これらをベースに、自分の経験と知識を加えることですね。

成功している使い方の共通点

成功事例の共通点

  1. AIは下書き、人間が仕上げ
  2. 実体験や専門知識を必ず追加
  3. 読者の課題解決を最優先
  4. データや根拠に基づいた信頼できる情報

【事例紹介】実際にアクセスが伸びた記事の作り方

Before(ゴミ記事パターン)

タイトル:「SEO対策とは?初心者向けに基本を解説」
内容:一般的なSEO用語を羅列しただけ
結果:月間アクセス50PV

After(価値のある記事パターン)

タイトル:「SEO業者に騙された社長が学んだ、本当に効果のあるSEO対策5選」
内容:実際の失敗事例→なぜ失敗したか→具体的な改善策
結果:月間アクセス3,000PV

違いは明らかですよね。読者が「自分も同じ失敗をするかも」と思えるリアリティがあるかどうかなんです。

AIと人間の「いいとこ取り」が正解

ChatGPTでゴミ記事を量産する時代は完全に終わりました。

これからの時代に必要なのは、

  1. AIを効率化ツールとして使う
  2. 人間にしかできない価値を追加する
  3. 読者の課題解決を最優先に考える
  4. 継続的に改善し続ける

「ラクして稼ごう」という考えは長期的には失敗してしまいます。

でも正しい使い方を覚えれば、ChatGPTは確実にあなたのブログ運営を効率化してくれます。

もしこの記事が参考になったら、ぜひコメントで感想を聞かせてくださいね!

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
目次