
FP(ファイナンシャルプランナー)の集客方法は、知識量の勝負ではなく「信頼してもらえる環境づくり」の勝負です。お金の相談は人がらと透明性が見えないと申込みに至りづらくなります。
特に信頼が大事な職業なので、集客導線の中で「料金・流れ・守秘・実績の出し方」が構成することが大事です。
この記事では、ファイナンシャルプランナーの集客アイデアのなかで使えるものを厳選してご紹介します。
FPの集客が難しい理由は、先に「信頼」が必要だから
FP(ファイナンシャルプランナー)への依頼は、比較検討の段階で「この人に話して大丈夫か」が解消されないと、離脱します。
とくに次の不安が残ったままだと、Webでもリアルでも成約率は上がりません。
- 相談料はいくらか(総額が見えるか)
- 何をされるか(初回の流れが具体的か)
- 売り込みがあるか(立場の明示)
- 守秘義務や個人情報の取り扱いはどうなるのか(情報の扱い)
- 相談後に何が残るか(成果物・次の一手)
FPの集客が失敗する3つの典型パターン
ここでは、ファイナンシャルプランナーの方の集客が失敗してしまう3つの典型的なパターンを挙げてみます。
1)「とりあえずホームページを作って」だけで止まる
サイトがあっても、検索に乗らなければ誰にも見られません。さらに、見られても「相談の不安」が消えていないと申込みに至りません。
2)ターゲットが曖昧(誰でも相談OKなど)
FP(ファイナンシャルプランナー)は守備範囲が広い分、「結局このFPは何が得意か」が伝わらないと、競合との比較で負けてしまうことがあります。
3)得意分野のアピールが不足している
チラシや交流会で名刺は配れるのに、申込みにつながらない原因は「何が得意なのか」「何をやってる人なのか」が弱いことがほとんどです。
【個人向け】FP集客アイデア(BtoC)
ここでは、個人向けのFPの集客アイデアをまとめていきます。
1)「相談メニュー」を作る(住宅/保険/NISAなど)
個人向けは、相談メニューを作ります。
例:
- 住宅購入前の資金計画
- 保険の見直し(整理)
- 資産形成(NISA/iDeCoの始め方・優先順位)
2)相談ページを「安心ページ」にする
個人は、申込み前に怖くなると検討をやめてしまう傾向があります。相談ページに掲載したほうがいいものは以下です。
- 料金(総額、概算金額、追加条件など)
- 流れ(初回で何をするか)
- 立場(販売する・しない)
- 守秘(情報の取り扱い)
- 向く人、向かない人(対象外を明記)
- 相談者の声
- 相談事例
- 実績
3)「悩み・比較」で記事を作る
個人の検索ワードは、おもに「迷いの言語化」です。それを丁寧に分かりやすく解説することでSEO対策となります。
- 固定金利と変動金利、どっちがいい
- NISAとiDeCo、優先順位
- 保険、何から見直すべきか
- 教育費、学資保険と投資の考え方
- 老後資金、いくら必要か
4)記事構成を、結論→理由にする
分かりやすくするための構成です。
5)「よくある質問(FAQ)」を厚くする
よくある質問は、丁寧につくることで、SEOにも強くなり、成約率も上がります。
- 売り込みはありますか
- 断っても大丈夫ですか
- 相談後にはどうなりますか
- 何を用意すればいいですか
- 1回で終わりますか
6)SNSは「拡散」より「信用の蓄積」を狙う
毎日投稿でなくても、いいです。定期的に投稿することで効果を狙うのなら、下記の型をルーティン化すると強いです。
- 誤解を正す投稿
- 判断基準を整理する投稿
- ケース別(Aならこう、Bならこう)
- 相談前準備の投稿(安心を作る)
7)YouTubeで「人柄と説明力」を見せる
FP集客は、動画が有利となります。YouTubeのロングでも良いですし、YouTubeショートやインスタグラムのリール、TikTokなどのショート動画でも伝わります。声と姿があると信頼の伝わり力がアップします。
- 比較(固定/変動、NISA/iDeCo)
- ケース(共働き・子あり、単身、シニアなど)
- 失敗回避(よくある落とし穴)
8)少人数のテーマ特化した相談会(10人以下)
大人数のマネーセミナーより、少人数の方が「質問が出やすい→受け答えるする人柄が出る→申込みしやすい」が起きます。
例
- 住宅購入前の資金計画ミニ講座
- 保険証券の読み方・整理会
- NISA/iDeCoの始め方相談会
9)コミュニティ集客(子育て・住宅・投資などの初心者の場をつくる)
個人向けは「同じ属性が集まる場所」をつくると相談しやすくなります。
- PTA、子育て支援系
- 住宅購入検討コミュニティ(工務店・不動産イベント)
- 投資初心者の勉強会(コミュニティ運営者との協業)
10)紹介が増える「相談後フォロー」をおこなう
紹介は、説明しやすいと増えやすくなります。
相談後のフォローを定型化しておきましょう。
【法人向け】FP集客アイデア(BtoB)
法人向けは、「経営者が欲しいもの」と「従業員が欲しいもの」が違います。入口を福利厚生・教育・制度運用に置くと入りやすくなります。
1)福利厚生としての「従業員向けマネーセミナー」
テーマ例
- 新NISA/iDeCoの基礎
- 退職金・企業型DCの理解
- 住宅ローンとライフプラン
- 扶養・社保・手取りの基本
2)従業員向け「個別相談窓口」をセットにする
セミナーだけだと一過性です。「月◯名まで」「年◯回」など枠を切ると導入されやすくなります。
3)社労士・税理士と組む(紹介の最短ルート)
法人は、ネット集客より紹介が早いです。
- 社労士:福利厚生・社保・制度と相性
- 税理士:役員報酬、個人事業主・法人の資金繰り周辺
4)人事・総務向けに「提案書テンプレート」を用意する
法人は「社内稟議」に時間がかかります。提案書が整っていると通りやすくなります。
5)商工会・経営者会で登壇する
法人案件は、地域ネットワークで横展開が起きます。
登壇テーマは「制度」より「経営者の痛み」に寄せると刺さります。
- 社員の金融不安がパフォーマンスに与える影響
- 福利厚生としての金融教育の設計
- 退職金・DCの理解不足が生む社内トラブル回避
Webとリアルをつなぐ「相談が増える導線設計」
リアル施策(セミナー、交流会、コミュニティ)をやっていても、ネットから新規の申込みが増えないとき、だいたいホームページが弱くなっています。
次の3点を整えると、ネットとリアルがつながりやすくなります。
- 検索で見つけられる記事(悩み×比較×判断)
- 不安を消す相談ページ(料金・流れ・立場・守秘)
- 予約のしやすさ(フォーム/日程/返信の目安)
集客アイデアはさまざまですが、こつこつ毎日ネットを育ていくと主脚が安定します。がんばっていきましょう。
