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やってはいけないSNS投稿、めっちゃいい写真だけSNSに投稿する

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「Instagramは写真が命だから、とにかくおしゃれな写真を撮ろう」
「商品の良さを伝えたいから、きれいな画像をアップすれば見てくれるはず」

もしあなたが、そう信じて「写真だけ」を投稿しているなら、今すぐその運用を見直す必要があります。
現代のSNSにおいて、よっぽど良い写真でない限り、「写真だけ」の投稿はスルーされます。

なぜなら、SNSユーザーは「きれいな写真」を見飽きているからです。

タイムラインには、プロカメラマン、トップインフルエンサー、AI生成画像など、ハイクオリティな画像が溢れかえっています。

その中で、一般的なビジネスアカウントが「ただの写真」で勝負しても、勝ち目はありません。

では、どうすればいいのか?

答えはシンプルです。「写真+文字情報(価値ある解説)」の組み合わせで勝負することです。

この記事では、なぜビジュアルだけでは伸びないのか、そしてどうすれば「情報価値」を付加してエンゲージメントを高められるのか、その具体的なテクニックを解説します。

目次

「おしゃれな写真を撮れば伸びる」という勘違い

多くの企業アカウントが、カタログのようなきれいな商品写真を投稿し、「いいね」がつかないことに悩んでいます。

「写真が悪いのか?」と考え、さらに高価なカメラを買ったりしますが、それは間違いです。

SNS投稿の残酷な現実

  • 有名人の場合:「おはよう」という言葉と自撮り写真だけで、何万もの「いいね」がつきます。ファンはその人の「顔」や「存在」を見たいからです。
  • 一般のビジネスの場合:誰もあなたの会社の「存在」には興味がありません。興味があるのは「その商品が自分にどう役立つか」という「情報」だけです。

写真だけの投稿は、一瞬「きれいだな」と思われて終わりです。

しかし、SNSのアルゴリズム(特にInstagram)は、「滞在時間の長さ」や「保存数」を重視して評価します。

ただ眺めるだけの写真は、滞在時間が短く、後で見返す必要もないため、アルゴリズムに「価値が低い」と判定され、拡散されません。

なぜ「写真だけの投稿」では8割伸びないのか(5つの理由)

「写真だけ」で戦うことがどれほど不利か、5つの理由から解説します。

1、情報量が圧倒的に足りない

料理の写真だけを見ても、「どこの店か」「いくらか」「どんな味か」は分かりません。情報がなければ、ユーザーにとってのメリットはゼロです。「後で見返そう(保存)」という動機が生まれません。

2、競合が多すぎる(プロ・インフルエンサーのきれいな写真に埋もれる)

Instagramを開けば、世界中の絶景やプロのモデル写真が無限に出てきます。その中で、スマホで撮っただけの「そこそこきれいな写真」は、背景と同化してしまいます。

3、滞在時間が短い

写真は0.5秒で認識できます。つまり、0.5秒でスワイプされてしまいます。一方、文字情報がある投稿は、読むために数秒〜数十秒手が止まります。この「滞在時間」の差が、アルゴリズム評価の差に直結します。

4、次のアクションにつながらない

写真だけでは、「食べたい」「欲しい」「行きたい」という感情は生まれても、「予約しよう」「購入しよう」という具体的な行動にはつながりづらいです。文字による誘導(CTA)がないからです。

5、差別化ができない

「青い空と海」「おしゃれなカフェラテ」などの写真は、誰でも撮れます。ビジュアルだけで差別化するには、圧倒的なセンスか技術が必要です。

ビジネスにおいて、そのハードルを超えるのは非効率です。

「写真だけの投稿」の典型的な失敗パターン

以下のような投稿をしていませんか? これらは「伝わらない投稿」の代表例です。

写真だけの投稿(NG例)なぜダメなのか
料理の写真だけ「美味しそうだけど、どこの店? 何ていうメニュー? いくら? 調べるのが面倒だからスルー。」
施工事例(部屋)の写真だけ「きれいなリビングだね。でも、何坪? 予算は? こだわりポイントはどこ? ただのインテリア写真にしか見えない。」
ビフォーアフターの写真だけ「痩せたのは分かるけど、どうやって? 期間は? 食事制限は? 方法が分からないと参考にならない。」
風景・雰囲気の写真だけ「映えてるね。でも、この会社の事業と何の関係があるの? ただの風景写真ならフリー素材でいいじゃん。」
商品画像(ブツ撮り)だけ「ECサイトの商品ページと同じ画像だね。スペックも使い心地も分からないから、買う気にならない。」

「写真+文字情報」が最強である5つの理由

逆に、写真に文字を入れたり、キャプション(文章)を充実させると、なぜ伸びるのでしょうか?

1、情報量が増え、保存価値が生まれる

「渋谷ランチ5選」「100均収納テクニック」のように、文字で情報がまとめられていると、ユーザーは「今は見れないけど、後で役に立ちそうだから保存しておこう」と思います。

保存数の増加は、バズるための必須条件です。

2、滞在時間が伸びる

文字を読むために、ユーザーの手が止まります。1枚の画像を5秒見るだけでも、アルゴリズムは「この投稿は興味を持たれている」と判断し、発見タブなどでの露出を増やします。

3、検索にヒットする

InstagramやGoogle画像検索では、画像内の文字も認識技術(OCR)によって読み取られています。文字を入れることで、関連キーワードでの検索ヒット率が高まります。

4、ストーリー性が生まれる

「苦節3年の開発秘話」「お客様の涙のエピソード」など、文字は感情を動かします。写真は「事実」を伝えますが、文字は「意味」を伝えます。共感が生まれれば、コメントやシェアにつながります。

5、プロ並みの写真でなくても伝わる

これが最大のメリットです。写真が多少暗くても、構図が素人っぽくても、「情報」が有益なら評価されます。デザインツール(Canvaなど)で文字を入れれば、プロ級の写真でなくても戦えるのです。

文字入れ投稿の作り方、3つのテンプレート

「何を書けばいいか分からない」という方は、以下の3つの型のいずれかに当てはめてみてください。
※無料アプリ『Canva』などを使えば、スマホだけで簡単に文字入れができます

1、数字型(具体的メリットを提示)

  • 飲食店:「リピート率80%の裏メニュー」
  • 士業:「創業融資を100%成功させる3つの条件」
  • EC:「累計5万個売れた!神スポンジ」

2、悩み解決型(ターゲットを明確化)

  • 美容室:「白髪染めで髪が傷む…とお悩みの方へ」
  • 整体:「デスクワークの腰痛、1分で解消」
  • 工務店:「土地探しで失敗したくない人必見」

3、ビフォーアフター型(変化を可視化)

  • リフォーム:「築30年のキッチンが…まるでカフェに!」
  • パーソナルジム:「3ヶ月でウエスト-10cm達成」
  • クリーニング:「諦めていたシミが、新品同様に」

業種別、写真+文字情報の成功パターン

実際に成果を出しているアカウントの構成例です。

業種投稿内容(写真+文字)期待される成果
美容室写真:ビフォー・アフターの比較画像
文字:「40代/白髪ぼかしハイライト/マイナス5歳見え」
解説:白髪を隠すのではなく活かす技術解説。
保存数3倍
予約DM 月20件
飲食店写真:調理工程の動画(または写真)
文字:「絶対に失敗しない!パラパラ炒飯の作り方」
解説:家庭でできるコツを伝授しつつ、プロの味をアピール。
フォロワー増
来店数 昨対120%
工務店写真:ルームツアー形式の複数枚投稿
文字:「【30坪】狭小地でも広く見せる間取りの工夫5選」
解説:収納テクニックや採光の工夫を図解。
保存数アップ
資料請求率アップ
士業写真:図解イラストやスライド
文字:「【2024年版】知らないと損する!住宅ローン減税」
解説:複雑な制度を初心者向けに要約。
信頼獲得
相談予約の増加
EC通販写真:商品使用シーン
文字:「スタッフがガチ愛用!〇〇の意外な使い方3選」
解説:公式しか知らない裏技を紹介。
購買率UP
リピート購入

「ビジュアル+情報」で初めてSNSは機能する

SNS、特にインスタグラムなどの画像中心のSNSは、「画像を見せる場所」から「情報を得る場所」へと進化しています。

きれいな写真はプロやAIに任せましょう。ビジネスアカウントの役割は、芸術作品を見せることではなく、「読者の役に立つ情報を届けること」です。

「写真に文字を入れるのはダサい」「世界観が崩れる」と心配する方もいるかもしれません。

しかし、誰にも見られないおしゃれな投稿よりも、泥臭くても読者の役に立ち、保存され、集客につながる投稿の方が、ビジネスとしては正解ではないでしょうか?

まずは、今日の投稿から始めてみてください。

写真に「価格」を入れるだけでも、「メニュー名」を入れるだけでも構いません。
その「ひと手間の情報」が、読者の指を止め、あなたのビジネスへの信頼を積み上げていきます。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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