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がんばらない生成AI活用、チラシ・案内文の下書きをすぐ作る

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

チラシや案内文を作るとき、何から書けばいいか迷いませんか

イベントのチラシを作らないといけない。新サービスの案内メールを送らないといけない。セミナーの告知文を書かないといけない。

でもいざパソコンの前に座ると、何から書けばいいのかわからなくて、ずっと画面を眺めてしまう……。そんな経験はありませんか。

チラシや案内文って、「情報はわかっている」のに「どう言葉にすればいいかわからない」というのが一番辛いですよね。文章を書くのが得意な人でも、白紙から書き始めるのは時間がかかります。

生成AIを使うと、この「書き始める」という一番しんどい部分をほぼゼロにできます。必要な情報を渡すだけで、数分で下書きが出来上がります。あとはそれを手直しするだけでいい。

この記事では、チラシ・案内文の下書きを生成AIで素早く作る具体的な方法をご紹介します。

目次

生成AIに任せると、下書きが数分でできる

生成AIに「チラシを作って」と指示するだけで、それらしい文章が出てきます。ただ、漠然と頼むと漠然とした文章しか返ってきません。

うまく使うためのポイントは「5つの情報を渡す」ことです。この5つを揃えて渡すだけで、すぐに使えるレベルの下書きが出てきます。

AIに渡す5つの情報

  1. 誰に向けたものか(ターゲット)
    →「50代以上の女性経営者」「大阪府内の中小企業の社長」「独立を考えているサラリーマン」など
  2. 何のイベントかサービスか
    →「腰痛改善の無料体験セミナー」「生成AI活用の勉強会」「新しい整体メニューのお知らせ」など
  3. 基本情報(日時・場所・価格・定員など)
    →「3月15日土曜日13時〜15時、大阪市梅田、参加費無料、先着8名」など
  4. 伝えたい一番のポイント
    →「とにかく難しくない、すぐ使える」「初心者でも3ヶ月で集客できるようになった人がいる」など
  5. 文章の雰囲気・長さ
    →「親しみやすい口語調、A4チラシ1枚分」「ビジネスメール形式、300文字以内」など

実際にAIに渡す指示の例

たとえばこんな感じで渡します。

「以下の情報をもとに、セミナーの案内メールの下書きを作ってください。
・ターゲット:大阪府内の中小企業の経営者
・内容:生成AIを使った業務効率化の無料勉強会
・日時:4月10日(木)14時〜16時
・場所:大阪市中央区のレンタルスペース(梅田から電車で10分)
・参加費:無料
・定員:8名
・アピールポイント:ITが苦手な方でも大丈夫、実際に手を動かしながら覚えられる
・文体:親しみやすいビジネスメール、400文字程度」

これをそのままChatGPTやClaudeに貼り付けると、ほぼそのまま使えるメール文が出てきます。

下書きの精度を上げる3つのコツ

生成AIが出してくれた文章が「なんか違う」と感じることもあります。そういうときに使える、精度を上げるコツを3つご紹介します。

コツ1 できるだけ具体的な情報を渡す

「セミナーのチラシを作って」と言うより、「50代の女性経営者向け、3月15日のAI活用セミナーのチラシを作って」と言ったほうが、ずっと使える文章が返ってきます。

AIは「与えられた情報だけ」をもとに文章を作ります。曖昧な情報を渡すと、曖昧な文章しか出てきません。

逆に、実績や具体的なエピソードを加えると、ぐっとリアリティが出ます。

「参加者のAさんは、このセミナーを受けてから毎月の問い合わせが3倍になりました」という一文を渡せば、それを自然に組み込んだ文章を作ってくれます。

コツ2 気に入った文章や参考サンプルを一緒に渡す

「こういうトーンで書いてほしい」というサンプルがあれば、一緒に貼り付けて渡しましょう。

「下のチラシと同じような雰囲気で書いてください」と言えば、文体やリズムを真似た文章を出してくれます。

自分が過去に作って反応が良かった案内文があれば、それをサンプルとして渡すのが特に効果的です。自分らしいトーンを保ちながら新しい案内文を作ってくれます。

コツ3 一度で完成を求めない、修正を繰り返す

最初に出てきた文章が完璧でなくても、それは当然です。下書きは「出発点」です。

「3段落目をもっと短くして」「キャッチコピーを3パターン作って」「もっと緊急感を出した表現に変えて」のように、追加で指示を出せばどんどん修正してくれます。

生成AIとのやり取りは「会話形式」なので、「ここが気に入らない」「こういう表現にしてほしい」と言い続けることができます。5〜10回やり取りするだけで、自分で最初から書くより良い文章になることが多いです。

こんなシーンで使えます

チラシや案内文を生成AIで作れるシーンは、思っているよりたくさんあります。

セミナー・勉強会の案内メール

開催日時・場所・参加費・アピールポイントを渡すだけで、参加者に送るメールの文章が出来上がります。

件名のパターンを複数出してもらって、反応が良さそうなものを選ぶという使い方もできます。「件名を5パターン作って。開封率が上がりそうなもので」と指示するだけです。

店舗やサービスのチラシ文章

「A4チラシ1枚分の文章を作って」と言えば、タイトル・本文・締めのメッセージをまとめて出してくれます。

デザインはプロに任せるとしても、文章の下書きは自分で用意しないといけない場面が多いですよね。そこに使うと、デザイナーへの発注もスムーズになります。

SNS投稿のキャプション文

インスタグラムやFacebookの投稿文を作るのにも使えます。「この写真に合うキャプションを作って」と写真の内容を説明するだけでも、それなりの文章が出てきます。

「ハッシュタグも一緒に提案して」と言えば、ターゲットに合いそうなハッシュタグも出してくれます。

新商品・新サービスのお知らせ

「新しいメニューを始めます」「価格を改定します」「サービス内容を変更します」といった告知文も、情報を渡せばすぐ作れます。

お客様向けの文章と、取引先向けの文章を同時に作ってもらうことも可能です。「同じ内容をお客様向けと取引先向けの2パターンで作って」と指示するだけです。

よくある質問

チラシ・案内文の作成に生成AIを使うことで、よく受ける質問を集めました。

Q:どのAIを使えばいいですか?

A:文章作成なら、Claude(クロード)またはChatGPTがどちらもおすすめです。どちらも無料プランで試せます。
日本語の文章精度は両方ともかなり高く、正直なところ大きな差はありません。使いやすいと感じたほうを使い続けるのが一番です。

Q:生成された文章をそのまま使っていいですか?

A:下書きとして使うのは問題ありませんが、そのまま使うのはおすすめしません。

理由は2つあります。1つ目は「自分らしさが失われる」こと。生成AIの文章はどうしても似たような表現になりがちです。自分のビジネスの個性や、普段のお客様への語りかけ方を加えることで、より魅力的な文章になります。

2つ目は「事実確認が必要」なこと。生成AIは情報をもとに文章を作りますが、意図しない表現や誤った情報が混じることがあります。送信前に必ず一度読み返して確認する習慣をつけてください。

Q:著作権の問題はありませんか?

A:生成AIが作った文章の著作権については、現在も議論が続いている部分があります。ただ、自分が渡した情報をもとに作成した文章を自社のチラシや案内文に使う分には、現実的に問題になるケースはほぼありません。

一方で、他社のチラシや文章をそのままAIに読み込ませてコピーさせる使い方は避けましょう。

Q:文章を作るだけで終わりですか?

A:文章の下書きができたら、そこから「デザインに落とし込む」という作業があります。チラシのデザインはCanvaなどのツールを使えば、テンプレートに文章を当てはめるだけで作れます。

生成AIで文章、Canvaでデザイン、という組み合わせを使うと、かなりの工程をコスト少なく進められます。

まとめ

生成AIを使ったチラシ・案内文の下書き作成をまとめます。

  1. 5つの情報(ターゲット・内容・基本情報・アピールポイント・文章の雰囲気)を渡すだけで下書きができる
  2. 具体的な情報ほど、精度の高い文章が出てくる
  3. 参考サンプルを一緒に渡すと、トーンや文体を真似てくれる
  4. 一度で完成を求めず、会話形式で修正を重ねる
  5. セミナー告知・チラシ・SNS投稿・新サービス案内など幅広く使える

「文章を書くのが苦手」という方ほど、生成AIを使うと大きく変わります。下書きが出来上がった状態から手直しするのは、白紙から書き始めるよりずっと楽です。

まずは次にチラシや案内文を作る機会があったとき、試してみてください。「これだけで使えるものが出てくるのか」と驚くはずです。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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