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やってはいけないセールスライティング、ビジュアルがないLPをつくる

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「文章は死ぬ気で頑張って書いた。でも、なぜか読んでもらえない」
「商品の良さは言葉で完璧に説明しているはずなのに、反応がない」

もしあなたがそう感じているなら、一度ご自身のランディングページ(LP)をスマホで開いてみてください。

そこには、上から下まで、黒い文字だけがびっしりと並んでいませんか?

どれほど優れたセールスコピーを書いたとしても、ビジュアル(画像や図)がなければ、その文章はなかなか読まれません。

人間の脳は、文字の塊である「文字の壁」を見た瞬間に、「面倒くさい」と感じて読む気がなくなるからです。

お客様がページを開いて最初に目が行くのは、画像、見出し、色であり、文章を読むのは「面白そう!」と判断した後です。

LPは「読むもの」だと思っていませんか? いいえ、LPは「見るもの」です。

ビジュアルこそが、忙しい現代人をページに引き留める最初の、そして最強の武器なのです。

今回は、「ビジュアル軽視」の罠と、今日からできる改善策について解説します。

目次

なぜビジュアル(画像)がないLPは失敗するのか

「中身(文章)が良ければ伝わるはずだ」というのは、書き手側の考えです。

受け手である読者がどう思うのか?考えないと、LPは効果を発揮しません。

脳の仕組みとビジュアルの重要性

PCの横長画面ならまだしも、スマホの狭い画面で「文字だけのLP」を見ると、画面全体が文字で埋め尽くされ、強烈な圧迫感を与えます。

現在、Webトラフィックの60%以上はスマホです。あなたのLPがスマホでどう見えているか、それが全てです。

お客様、読者にとって、「見た目」は「コンテンツ」そのものです。

綺麗な料理の写真がないレストランのメニューをウェイターの説明がなけれあ信用できないことがあるように、ビジュアルがないLPの商品を信用することは難しくなります。

ビジュアルなしのLPで損する5つの理由

画像をないだけで、あなたは以下の5つの損失を被っています。

1、3秒で離脱される

お客様はページを開いて3秒以内に「自分に関係あるか」「読む価値があるか」を判断します。

視覚的に「止まる理由(インパクトのある画像、魅力的な商品写真)」がなければ、文章を読む前に去っていきます。

2、信頼感が出ない

ビジュアルのないサイトは、「手抜きサイト」「素人の個人サイト」と判断されます。

「画像を用意する手間すら惜しむ会社の商品なんて、大丈夫か?」と疑われるのです。デザインの質は、そのまま会社の信頼性に直結します。

3、商品の魅力が半減する

「ジューシーな肉汁」と100回書くより、肉汁が溢れるステーキの写真を1枚載せる方が、シズル感(魅力)は伝わります。

良い商品であればあるほど、写真がないことによる機会損失は計り知れません。

4、感情が動かない

人はロジックで納得し、感情で決断します。

テキストはロジックを伝えるのは得意ですが、感情を瞬時に動かすのは苦手です。笑顔の人物写真、幸せそうな家族の風景といった「ストーリービジュアル」こそが、感情のスイッチを入れます。

5、競合に確実に負ける

お客様もしくは読者は必ず比較します。

あなたのサイトが文字ばかりで、競合のサイトが写真や図解で分かりやすく解説されていたら、どちらを選びますか?

内容は同じでも、見た目が良い方が「良さそうな商品」に見えるのです。

ビジュアルなしLPのよくあるNG例

あなたのLPは、この表の「NG状態」になっていませんか?

業種ビジュアルなしの状態お客様の印象機会損失
飲食店LPメニュー名と価格、説明文だけ。
料理写真なし。
「どんな料理か分からない」「美味しそうに見えない」来店動機ゼロ。
写真のある「食べログ」等へ流出。
工務店LP「実績多数」と文章で説明。
完成写真がない。
「本当に上手いの?」「自分の好みに合うか不明」問い合わせなし。
インスタで写真がある他社へ。
コンサルLPサービス内容の箇条書きのみ。
顔写真・実績グラフなし。
「誰がやってるの?」「怪しい」「信頼できない」即離脱。
顔が見える競合へ。
ECサイト商品説明テキストのみ。
使用シーンの写真なし。
「実際どんなサイズ感?」「自分に似合うかな?」カートに入れない。
不安で購入断念。
整体院LP施術コースの説明文のみ。
院内・スタッフ写真なし。
「どんな雰囲気?」「怖い人が出てきたら嫌だ」予約なし。
安心感のある院へ。
講座LPカリキュラムの文字リスト。
受講者の写真・証言なし。
「本当に効果あるの?」「サクラじゃないの?」申し込みなし。
実績が見える講座へ。

LPに必要なビジュアルの7要素

「じゃあ、どんな画像を入れればいいの?」という問いへの答えがこれです。
最低限、以下の7つを揃えてください。

1、ファーストビューのメイン画像・動画

LPを開いた瞬間(スクロールせずに見える部分)に、最も訴求力の高いビジュアルを配置します。
商品画像、使用シーン、ターゲット層の人物(笑顔)が効果的です。

条件:「誰のためのLPか?」「何が得られるか?」が0.5秒で分かること。

2、商品・サービスの実物写真

商品を様々な角度から撮った写真、パッケージ写真、サービスの提供風景など。

使用前・使用後の比較写真(ビフォーアフター)や、実際の生活の中で使っている「使用シーン」の写真は特に重要です。

3、人物写真(信頼のビジュアル)

Webは顔が見えないからこそ、顔を出します。運営者の顔写真は、素性を示す最強の信頼ビジュアルです。

また、お客様の声も「匿名・テキスト」より「実名・顔写真付き」の方が10倍信頼されます。

4、図解・インフォグラフィック

複雑な仕組みやサービスの流れは、文章で説明せず図にします。

「STEP1 → STEP2 → STEP3」という流れ図や、競合との比較図、数値の変化を表すグラフなどは、テキストより3倍速く理解されます。

5、お客様の声・実績のビジュアル化

お客様から届いたメールや、SNSの投稿のスクリーンショットをそのまま掲載します。

きれいに打ち直したテキストよりも、生々しい画像の方が「リアルな証拠」として信頼されます。
「支援実績1,000社」などの数字も、大きなフォントやグラフでビジュアル化しましょう。

6、ボタン・CTAのデザイン

「今すぐ申し込む」というただのテキストリンクでは、誰も押しません。立体的なボタンデザイン、目立つ色(緑やオレンジなど)、十分なサイズが必要です。

ボタンの近くに「マイクロコピー(今なら送料無料など)」や「矢印アイコン」を置くのも効果的です。

7、余白・レイアウトもビジュアルの一部

画像だけでなく、「余白」も重要なビジュアル要素です。
余白のないギチギチのLPは、安っぽく、読みにくい印象を与えます。

適切な余白(マージン)を取り、セクションごとに背景色を切り替える(白→薄いグレー→白)ことで、視覚的なリズムが生まれ、最後まで読まれやすくなります。

低コストでビジュアルを充実させる5つの方法

「プロのカメラマンやデザイナーに頼む予算がない」という言い訳は通用しません。今は低コストで高品質なビジュアルを用意できる時代です。

  1. スマホで撮る
    最近のスマホカメラは十分なクオリティです。自然光が入る明るい場所で、白い壁やシンプルな背景で撮れば、プロ並みの写真になります。
  2. 無料素材サイトを使う
    写真ACなど、高品質なフリー素材サイトを活用しましょう。「イメージ画像」はこれで十分です。
  3. Canvaで図解を作る
    デザインツールのCanva(キャンバ)を使えば、図解やインフォグラフィック、見出し画像を無料で簡単に作れます。テンプレートも豊富です。
  4. お客様の声をスクショで使う
    LINEやメールで頂いた感想を、許可を得てスクリーンショットで掲載します。加工不要で、信頼性も高い最高の手法です。
  5. Googleマップの口コミを活用
    Googleビジネスプロフィールの口コミをスクリーンショットで活用するのも有効です(※Googleの規約に従い埋め込み等を活用)。

今日やること

繰り返しますが、LPは「読むもの」ではなく「見るもの」です。

ビジュアルがお客様をページに引き留め、興味を喚起し、信頼させ、最後にテキストが背中を押すのです。

どんなに素晴らしいコピーも、読まれなければ存在しないのと同じ。
「文字の壁」を壊し、視覚で伝える努力を怠らないでください。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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