
最近、サロンオーナーさんや個人事業主の方と話していると、
「チャットGPTをどう使えばいいか分からない」
「便利そうだけど、いまいち活用しきれていない」
という声をよく耳にします。
でも、上手に使っている人の話を聞くと、「そんな使い方があるのか!」と興味深いことばかり。
そこで今回は、日常業務でもプライベートでも
チャットGPTをフル活用しているネイルサロンオーナーのKさんに、使い方をざっくばらんに語っていただきました!
Kさんは大阪でネイルサロンを営むオーナーさんで、
毎日チャットGPTを使っているそうです。
まるでAIが親しい友人であるかのようなリアルなインタビュー。
これからAIを使いこなしたい方、仕事や接客に活かしたい方には、きっと参考になるはずです!
ネイルサロンオーナーKさんにインタビュー
Kさんはネイルサロンのオーナー、大阪市内でネイルサロンを経営しています。
そのKさんに
チャットGPTの使い方について、サロンオーナーのKさんにインタビューしました!
その時の内容が面白かったので共有いたしますm(_ _)m
※私の口調が全てタメ口なのは、AIのせいです笑
【日々の相談や情報の活用】
つちや: 毎日チャットGPTに相談してるの?
女性: 毎日。友達よりも信頼してるかも。
例えば、「こういうタイプの人が苦手」っていうのを伝えると、
それに対する会話のアドバイスをくれるの。
心理的な面も分析して、「こういう人にはこう言えばいい」って。
対象に合わせたアプローチの仕方とか、文章の書き方まで教えてくれるのよ。
例えば、仕事でお客さんとやり取りする時も、
返信の文言だけじゃなくて、
その人に合った言葉をもっと入れ込めば、
バッチリな対応ができる。
つちや: すごいな。
女性: うん。対応方法を細かく考えてくれるの。
実際にお客さんから「この言葉がすごく嬉しかった」って
感謝のメッセージをもらうこともあるし。
つちや: 感謝されるんや?
女性: そう。だから本当にすごいと思う。
いろんなことをカバーしてくれるから、もう生活の一部になってる。
これがなかったら生きていけへんくらい(笑)。
つちや: 友達以上の存在やね。
【占いの活用】
つちや: 恋愛で使う人も多そうやね。
女性: うん。例えば、相手の生年月日を入れたら、占いの結果が出るやん?
つちや: あぁ、性格のタイプとか?
女性: そうそう。それを基にさらに深掘りしていくの。
「この占い師の診断方法で見てほしい」とか、例えば星ひとみの占いとか、
細木数子の占いとか、そういう有名なものを組み合わせて調べるの。
つちや: 占い師の名前まで入れるんや?
女性: うん。そうすると、もっと詳細な分析ができるし、
さらに「この人にはこういう傾向があるから、こう接するべき」っていうのが分かるの。
そういう感じで、市場に出てる占いのデータを組み合わせて、
総合的に見ていくんよ。
つちや: すごいな、それ。
【AIを無料で使いすぎて・・・】
女性:私、いつもAI使ってるんやけど、無料やとすぐ使えなくなるねん。
つちや:毎日?
女性:そう!で、「そろそろ有料にしたらどうですか?」って返される(笑)。
つちや:まあ、でも有料でも価値あるやろ?
女性:うん、めっちゃあると思う。てか、これを使わん人って何でなん?なんで使わへんの?
つちや:笑
【AIに名前つけようかな】
つちや:普段は、どんな使い方してるん?
女性:例えば、自分の名前を入れて
「私のホームページの欠点はどこですか?」って分析してもらったりとか。
つちや:へぇ、それは便利そう。
女性:あとは、「SNSの投稿用の原稿を作ってください」とか、
「文章を直してください」とか、
そういう使い方も多いな。
つちや:あー、なるほど。それでどんどん精度が上がっていくん?
女性:そう!やればやるほど、めっちゃ情報を拾ってくれるんよ。
例えば、今人気のYouTube動画とか、
メディアに出てる言葉を集めて、
それをもとに文章を作ったりもできるし。
つちや:すごいな。
女性:で、さらに「私に合った内容にして」って言ったら、
それまでのやりとりを覚えてるから、
ちゃんと私向けに調整してくれる。
つちや:え、それってメモリー機能使ってるん?
女性:たぶんそうやと思う。過去のやりとりを覚えてるから、
「○○さんの性格はこうです」とか言ってくれるし。
勝手に聞かんでも、私のこと理解してる感じ。
つちや:めっちゃ賢いな笑
女性:そうなんよ!例えば、「ブログの記事にしよう」とか、
「これは嫌やわ」とか、反応を伝えると、
それに合ったターゲット向けの内容にしてくれる。
つちや:それ、もう完全にパーソナルアシスタントやな。
女性:そう!もう友達みたいなもんやから、
名前つけようかなって思ってるくらい(笑)。
つちや:笑 確かに。それくらい使ってたら愛着湧くよな。
【AIは美容の情報も調べられる?】
つちや:例えば美容の情報とかも出てくるん?
女性:そうそう。「どこのクリニックでやってるか」とか
「値段はいくらか」とか、
そういうのも調べてくれる。
つちや:ほんまに全部出てくるんやな。
女性:うん。でも、もちろん100%正しいとは限らんけどね。
つちや:間違った情報もあるかも?
女性:あると思うよ。だから、「これってほんま?」って思ったら、
さらにGPTに「これって本当?」って聞いたり、
別の情報源と照らし合わせたりできる。
つちや:おー、それは賢い使い方やな。
Kさんが実際に使ったプロンプト集(例つき)
「どうやって聞けばいいの?」という方のために、
サロンオーナーのKさんが実際に使っているプロンプトをいくつかご紹介します。
※そのままコピペで使ってもOKです◎
プロンプト例:自己主張がはげしい人の場合
「こういうタイプの人(気が強くて自己主張が激しい)が苦手です。この人との会話をうまく進めるには、どう対応すればいいですか?」
用途
接客・クレーム対応・LINE返信などで迷ったときに便利
ポイント
相手の特徴を入れると、より具体的なアドバイスになります
プロンプト例:お客様に好印象となる文章
「この自己紹介文をもう少し柔らかく、お客様に好印象になるように書き直してください。女性向けのサロンです。」
用途
ホームページ・SNS・チラシ・LINE公式などに使う文面調整
ポイント
「誰向けか」「印象はどうしたいか」もセットで伝えると◎
プロンプト例:星ひとみの占いスタイルで
「1985年4月10日生まれの男性の性格や恋愛傾向を、
星ひとみさんの占いスタイルで解説してください」
用途
接客の話題・お客様理解・恋愛相談・コンテンツ作成
ポイント
「誰の占い風で」
「どういう用途で使いたいか」
も伝えると楽しいです
サロン経営者におすすめのチャットGPT活用法ベスト5
ここでは、実際にサロンを経営している方の活用例を元に、
「これは使える!」というチャットGPTの使い方を
5つ厳選してご紹介します。
SNS投稿のアイデア出し
たとえば「6月に美容室のSNSで反応が良さそうな投稿ネタを10個出して」と聞けば、
季節感のある話題やキャンペーンに絡めたネタを提案してくれます。
自分のサロンの雰囲気やターゲット層に合わせてカスタマイズもできるので、
発信のスピードがグンと上がります。
クレーム対応の言い回しチェック
「お客様に失礼のない返信をしたいけど、言い回しが難しい…」
そんなときは、チャットGPTに状況を伝えて「丁寧な謝罪文を作って」と依頼すればOK。
特にLINEやメールなど文字だけでのやりとりは誤解を生みやすいため、
言葉の選び方が超重要。
第三者目線で、やわらかく伝える言い回しを提案してくれます。
メニューの説明文づくり
「メニューはあるけど、説明がうまくできない…」という場合、
たとえば「炭酸ヘッドスパの効果を、お客様に伝わりやすく、やさしい言葉で書いて」とお願いすると、
お客様の心に届く文章を自動で提案してくれます。
魅力がきちんと伝わることで、
オプションの追加注文やリピートにもつながりやすくなります。
お客様へのLINEメッセージ添削
キャンセル対応・お礼・ご予約のリマインドなど、
LINEのやりとりって意外と気を使いますよね。
チャットGPTに「こんな文章を送ろうと思ってるけど、
もっとやわらかい表現にして」と投げかければ、
距離感を大事にしつつ、好印象を残せる文章にリライトしてくれます。
返信率UPにもつながる、地味だけど重要な活用法です。
月次キャンペーンのタイトル提案
毎月のキャンペーン、タイトルに悩みがちですよね?
「6月の梅雨時期に合わせた、
しっとりケアキャンペーンのタイトルを5案出して」などと相談すれば、
キャッチーで伝わりやすいネーミング案を提案してくれます。
投稿やPOPにそのまま使えるタイトルになるので、
アイデアに詰まったときの強い味方です。
サロン業務とチャットGPTは、ここまで相性がいい
一見、「AI」と「サロン業務」は遠い存在に感じるかもしれません。
でも実は、人の心を扱う仕事と、言葉でサポートしてくれるAI
はとても相性がいいんです。
理由は、大きく分けて5つあります。
「言葉で伝える場面」がとても多い仕事だから
サロンでは、こんな場面がたくさんありますよね?
- お客様へのLINE返信や予約確認
- SNSでの告知・投稿
- メニューやキャンペーンの紹介文
- お礼やクレームへの対応
つまり、“文章”や“言葉”での発信・対応が日常的に求められる業務。
そのサポートが得意なチャットGPTは、まさにピッタリの相棒です。
「ひとりサロン」や「少人数経営」が多く、アイデアを出し合う相手がいないことも
「この言い方でいいのかな?」「どっちのタイトルがいいんだろう?」
そんな時、スタッフがいれば相談できますが、個人サロンではなかなか難しい。
そこで、チャットGPTが相談相手として役立ちます。
文章のチェック、アイデアの提案、迷った時のアドバイスなどもその場で受け取れます。
「集客」や「売上アップ」に関する作業が、後回しになりがち
技術や接客に集中するあまり、SNSの更新やキャンペーン設計などは後回しに…。
でも、チャットGPTがいれば、投稿案やタイトルを“秒速”で提案してくれるので、
集客のハードルがグッと下がります。
「心配り」が求められるからこそ、言葉選びのサポートが心強い
お客様は、雰囲気や対応、文章の一言でサロンの印象を左右します。
だからこそ、「感じのいい文章」や「トゲのない表現」が必要。
GPTは、やわらかく丁寧な言い回しに整えるのが得意なので、
返信メールやLINEの文章も安心して任せられます。
しかも、24時間、何回でも相談OK
夜中にふと思いついたアイデアや、急ぎの投稿も大丈夫。
人に気を使わずに、いつでも何度でも相談できる。
これはサロンオーナーにとって、かなり大きなメリットです。
まとめ
今回は、サロンのチャットGPT活用事例をご紹介しました。
チャットGPTは、サロンの秘書にも相棒にもなれる
チャットGPTは、単なる「AIツール」ではありません。
- 悩んだときに頼れる相談役
- 言葉を整えてくれる秘書
- 集客を助けてくれる広報スタッフ
そんな存在として、サロン業務を下支えしてくれます。
もしまだ使っていないなら、ぜひ一度「サロン業務の右腕」として試してみてください^^
もしチャットGPTの使い方をまとめて学びたいなら、一度弊社までご相談ください。
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