
FPのホームページは「名刺」じゃなくて「営業マン」。
FP(ファイナンシャルプランナー)のホームページ集客で失敗する人は、やることが間違っているというよりも、やる順番が違うという場合が多いです。
たとえば、こんな状態になりがちです。
- とりあえずホームページは作ったが、放置
- ブログやSNSもやってるが、どれも中途半端
- 何をやればいいか分からないが、ひとまずSNS更新
大事なのは、ホームページを作ったら「完成」だと思わないこと。ホームページは、たえず更新し続けるもので、たえず未完成のものです。
FPのホームページを使った集客方法は、デザインより先に下が大事です。
- 誰に(ターゲット)
- 何を(商品・サービス)
- どんな順番で(信頼→理解→納得)
- どう申し込んでもらうか(導線)
FPは、ターゲットが大きく2つに分かれます。
- 対法人(企業・団体・士業・提携先からの紹介など)
- 対個人(年金・保険・相続・資産形成など)
ここを混ぜると、ホームページが弱くなります。この記事では、混ぜないで両方を取り込んだホームページ運用を考えてみます。
FP(ファイナンシャルプランナー)のホームページ集客は「導線設計」
本来はホームページを作ったほうが良いですが、ここでは「ホームページを2つ作る」じゃなく、一つのホームページのなかで、導線を整理して運用する方法をまとめます。
ホームページの中に、最低でもこの2つの入口が必要です。
- 法人導線(BtoB):研修・福利厚生・制度提案・提携など
- 個人導線(BtoC):お金の相談・保険見直し・不安解消・相続など
なぜ分けるのが正解なのか?
理由は、法人と個人では、ささるコンテンツが違ったり、ささる言い方が異なるからです。それを一緒にしてしまうと、どちらにも刺さらない可能性が高くなります。
本来は、トップページで同じ言葉を使っても、刺さり方がまるで違います。だからトップページはどちらにもささる内容にして、各ページはターゲットに合わせて文章も構成も変える。これがホームページ集客の土台です。
【法人向け】FPホームページ集客の設計(BtoB)
法人向けのファイナンシャルプランナーのホームページの設計をまとめます。
法人向けは、信用の材料が必要
法人はあなたを見つけたとしても、すぐ依頼してきません。
さまざまな検討がなされます。
- 「この人で大丈夫?」
- 「提案がちゃんとしてる?」
- 「コンプラ的に問題ない?」
- 「実績あるの?」
- 「費用対効果は?」
つまり法人向けページは、営業資料っぽさがあるほど強いです。
法人向けで、最低限揃えるべきページ構成
ここをちゃんと作るだけで、紹介・提携も決まりやすくなります。
法人向けサービス一覧
例:金融教育研修、福利厚生向けマネー講座、従業員向け個別相談窓口、企業型DC支援、確定拠出年金セミナー等
※「何ができるか」だけでなく「誰に向いてるか」も書きます。
研修メニュー(型)
60分/90分/半日/年間契約など、選べる形にします。
※法人向けは、型があると分かりやすいので問い合わせ率が上がります。
実績・導入事例
社名NGでもOK。業種・規模・テーマだけでも十分。
※「どんな悩みをどう解決したか」を短くても掲載する。
講師プロフィール
資格とともに「現場経験」「登壇経験」「倫理観」「守秘姿勢」などを具体的に掲載します。
※写真はあった方が強いです(顔出しが無理なら雰囲気が伝わる代替でも)。
よくある質問(法人版)
営業行為の有無/個別相談の範囲/オンライン可否/資料配布/費用感など
法人専用問い合わせフォーム
担当者が書きやすい項目(人数・目的・希望時期・オンライン希望など)
法人向けは、検索より提携が強い
法人は「SEOだけ」で新規を増やすには時間がかかります。
むしろ強いのは、
- 士業(税理士・社労士・司法書士)との相互紹介
- 不動産・住宅会社との提携
- 人事・総務向けコミュニティ
- 既存クライアント企業からの横展開
このとき、ホームページが整ってないと紹介が止まります。
紹介する側も「紹介して事故ったら嫌」だからです。
法人向けのホームページは、集客装置というより「提携を勝ち取るツール」です。
ここを理解すると、文章が一気に変わります。
【個人向け】FPホームページ集客の設計(BtoC)
個人向けのファイナンシャルプランナーのホームページの設計をまとめます。
個人向けは、安心が9割
個人向けのホームページは、営業のうまさよりも「安心の設計」で決まります。
なぜなら、お金の相談は他人に相談しにくいからです。
個人の心理の一部をまとめてみます。
- 「相談したら売り込まれるんじゃ…」
- 「何を持っていけばいいか分からない」
- 「料金が不透明で怖い」
- 「自分みたいなケースでも相談していいの?」
- 「足元みられるんじゃ・・・・」
- 「この人信用できるの?」
この不安を減らすホームページの構成にすることが大事です。
個人向けで、最低限揃えるべきページ構成
- 相談の案内(時間・料金・オンライン可否・対象者)
- 相談の流れ(申込み→ヒアリング→提案→アフター)
- 料金表(無料なら条件を書く。曖昧にしない)
- お客様の声(属性があると強い:30代子育て、50代退職前など)
- よくある質問(個人版)
勧誘の有無/どこまで相談できるか/持ち物/キャンセル/支払い方法 - 申込み導線
フォーム+LINE+予約
個人向けは「相談前の不安」を取り払う
個人の問い合わせ率が上がる文章は、地味です。
例えば、
- 「こんな方はご相談ください(3〜5パターン)」
- 「相談するとどう変わるか(未来のイメージ)」
- 「売り込みはしません(※必要なら理由も)」
- 「初回で何をするか(やることの明文化)」
この説明をちゃんと果たすだけで、申込み率が上がります。
SEOで伸びるFPブログは、1記事1悩み、1ページ1ゴール
FPのSEOは「なんでも相談できます!」で広く書くほど弱くなります。
検索エンジン的にも、読者的にも、結局「で、何が得意なの?」になるからです。
強いのは
- 1記事=1悩み(一点突破)
- 1ページ=1ゴール(申込みに繋ぐ)
となります。
法人向けの記事テーマ例
- 金融教育研修の失敗パターン(受講者が動かない理由)
- 福利厚生でマネー研修を入れるメリット(離職・不満対策)
- 企業型DC導入・継続で詰まりがちな点
- 従業員向け相談窓口を作るときの注意点(コンプラ含む)
- 研修テーマ別の企画例(新入社員・育休復帰・退職前など)
法人は「担当者が上司に説明できる」文章が刺さります。つまり、資料的な文章、内容が強いです。
個人向けの記事テーマ例
- 年金:繰り下げ・繰り上げの判断基準
- 保険:見直しで失敗する人の共通点
- 家計:固定費削減の優先順位(スマホ/保険/住宅など)
- 相続:相続税がかかるケースの早見分け
- NISA:始める前に確認すべき前提(生活防衛資金など)
個人向けの記事テーマは、売り込みじゃなくて、次の一手を提示します。
ホームページで集客できないFPの「典型的な落とし穴」7つ
FPの集客できないホームページのパターンをまとめてみます。
- ターゲットが曖昧(法人も個人も、で誰にも刺さらない)
- 料金が分かりにくい(個人はここで離脱)
- 実績が見えない(法人はここで止まる)
- 申込み導線が遠い(フォームが見つからない/入力が多い)
- ブログが雑記化(検索意図が合わず伸びない)
- 強みが言語化されていない(何が得意なFPか?が伝わらない)
- 更新が止まって見える(やってるのか不安で離脱)
ホームページ集客は「設計で8割決まる」。ここで勝ち切りましょう。
