やってはいけないSNS集客方法 論理的すぎる投稿では集客できない

悩む

論理的に書こう!

あなたは、「理路整然とした投稿をしているのに、なぜか反応が悪い・・・」と悩んでいませんか?

実は、優秀なビジネスパーソンほど陥ってしまう落とし穴なんです。

5年間で100以上のSNSマーケティングをサポートし、複数のYouTubeチャンネルを運営してきた経験から申し上げます。

論理的すぎる投稿は、集客において最悪の手法です。

なぜ頭脳明晰なあなたの投稿が響かないのか?

その理由と正しい集客方法を、実例とともに解説します。

目次

なぜ「論理的すぎる投稿」はやってはいけないのか?

論理的な投稿は集客においてやってはいけない集客方法の一つです。ここでは論理的すぎる投稿をやってはいけない理由について解説します。

1. 人は感情で決断し、理論で正当化する

人間の購買心理の真実

マーケティングの世界では有名な格言があります。

「People buy with emotion and justify with logic(人は感情で買い、論理で正当化する)」

実際の購買プロセス

実際の購買プロセスとは、この4つを順番に移行していくと言われています。

1、感情的反応

「欲しい!」
「気になる!」

2、論理的検討

「本当に必要かな?」
「価格は妥当?」

3、感情的決断

「やっぱり欲しい!買おう!」

4、論理的正当化

「これは投資だ」
「必要な出費だ」

つまり、最初の「感情的反応」を起こせない投稿は、そもそも検討すらされないのです。

2. 論理的な投稿がダメな3つの理由

1つ目の理由、注意をひけない

スクロールのなかに埋もれる

SNSユーザーは、1日に数百の投稿を目にします。

論理的で堅い投稿は、その他大勢の中に埋もれてしまい、そもそも読まれません。

埋もれる投稿の特徴
  • 感情に訴える要素がない
  • インパクトのないタイトル
  • 視覚的に地味
  • 「またお勉強か・・・」という投稿

2つ目の理由、感情を動かせない

理解はできるが、行動したくならない

論理的な投稿は理解しやすいものの、読み手の感情を動かすことができません。人は感情が動かないかぎり、行動を起こしません。

3つ目の理由、記憶に残らない

読んだ瞬間は納得するが、すぐ忘れる

論理的な情報は、一時的には理解されます。しかし、感情的な印象がないため記憶に残りません。

あなたのことを覚えてもらえなければ、集客にも繋がりません。

論理的すぎる投稿の典型的なパターン

論理的な投稿というのは、だいたいのパターンが決まっています。ここではネット上でよくみられる典型的なパターンをご紹介します。

パターン1:データと数字の羅列

データと数字がたくさん使われている論理的な投稿があるが、ユーザーには羅列にしか見えないことがあります。

やってはいけない投稿例

【ビジネス成功のための統計データ】

成功する企業の特徴を調査した結果、
・明確な目標設定をしている企業 87%
・定期的な振り返りを実施 73%
・従業員満足度が高い 69%
・IT投資に積極的 64%
・新規事業への挑戦 58%

これらのデータから、成功には計画的な
取り組みが重要であることが分かります。

#ビジネス #統計 #成功法則

問題点

  • 数字ばかりで人間味がない
  • 「だから何?」という疑問が残る
  • 感情に訴える要素がない

パターン2:理論的に解説する投稿

そもそも解説はテーマによっては厳しい。なのに、理論的に解説するのはかなり難しくなります。

やってはいけない投稿例

【マーケティングにおけるAIDMAの法則について】

AIDMAとは消費者の購買プロセスを表すモデルです。

A(Attention):注意を引く
I(Interest):関心を持たせる
D(Desire):購買欲求を起こす
M(Memory):記憶させる
A(Action):行動を起こさせる

この法則を理解することで、効果的な
マーケティング戦略を立案できます。
各段階に応じた施策を検討し、
体系的にアプローチすることが重要です。

#マーケティング #AIDMA #戦略

問題点

  • 教科書みたいで退屈な内容
  • 実体験や具体例がない
  • 読み手のメリットが不明確
  • 「で、結局どうすればいいの?」が分からない

パターン3:分析・考察投稿

やってはいけない投稿例

【最近のSNSマーケティング動向分析】

近年のSNSマーケティングトレンドを分析すると、
以下の傾向が見受けられます。

1. 動画コンテンツの重要性が増している
2. インフルエンサーマーケティングが一般化
3. UGC(User Generated Content)の活用拡大
4. パーソナライゼーションの進展
5. プライバシー保護への意識向上

これらの動向を踏まえた戦略立案が
今後のマーケティング成功の鍵となるでしょう。

#SNSマーケティング #トレンド #分析

問題点

  • 当たり前の内容で新鮮味がない
  • 読み手の具体的な悩みに寄り添っていない
  • 投稿者の個性が感じられない

実際に起きた「論理的すぎる投稿」失敗を改善した事例

ここでは、論理的な投稿ばかりをやってしまって、全然集客できないブログを改善した事例をご紹介します。

事例、税理士事務所の失敗

Before(論理的すぎる投稿)

【法人税率の改正について】

令和5年度税制改正により、以下の変更がありました。

・中小法人の軽減税率:15%(年800万円以下の所得)
・一般法人の税率:23.2%
・地方法人税:各自治体により異なる

適切な税務処理により、節税効果を
最大化することが可能です。詳細な
計算方法については、税務署の
資料をご確認ください。

#税制改正 #法人税 #節税

問題点

  • 感情に訴える要素がゼロ
  • 読み手のメリットが不明確
  • 人間味が感じられない
  • 行動を促す要素がない

After(感情に訴える投稿)

【社長さん、税金で損してませんか?😱】

昨日、クライアントの田中社長から
こんな相談がありました…

「去年、税理士に丸投げしてたら
税金を50万円も多く払ってました💦
今年はちゃんと節税したいんです」

実は、知らないだけで損している
社長さんって多いんです😭

例えば、
経費にできるのに知らなかった費用
使える控除を見逃していた
タイミングで税額が変わる取引

田中社長は見直しで年間200万円の節税に成功!
「もっと早く相談すれば良かった」って
喜んでもらえました😊

あなたも心当たりありませんか?
気になる方は「節税相談」とコメントくださいね👍

#節税 #税理士 #社長の悩み #200万円節税

論理的な投稿から変わる、5つのテクニック

論理的すぎる投稿から脱却するための5つのテクニックをとりあげます。

1、ストーリーテリングの活用

論理→物語への変換

論理的表現

「マーケティングでは顧客のニーズ把握が重要です」

ストーリー表現

「昨日、お客様から『探していたのはまさにこれ!』って言葉をもらって、改めて気づいたんです。私たちがやるべきは商品を売ることじゃなくて、お客様の『欲しい!』を見つけることなんだって」

2、具体的な数字とエピソード

抽象論→具体例への変換

抽象的表現

「適切なSEO対策により、検索流入が大幅に改善されます」

具体的表現

「3ヶ月前まで『地域名 + 美容室』で検索圏外だったクライアントさん。今では3位表示で、月間新規客が2人→9人に増えました!『Google検索から来ました』って言われる度に、一緒に喜んでます」

3、感情表現と共感の言葉

客観的→主観的への変換

客観的表現

「業務効率化により生産性向上が期待できます」

主観的・感情的表現

「『定時で帰れるようになりました!』『家族との時間が増えて幸せです』って言葉を聞くたびに、この仕事をやっててよかったなって思うんです。 数字も大事だけど、人の笑顔が一番の成果ですよね」

4、読者を巻き込む問いかけ(行動)

一方的→双方向への変換

一方的表現

「コスト削減は企業経営において重要な課題です」

巻き込み型表現

「社長さん、毎月の固定費を見て『もう少し安くならないかな…』って思うことありませんか?
実は私も経営者なので、その気持ちめちゃくちゃ分かります。
でも、削減できるコストと削っちゃダメなコストがあるんですよね」

5、失敗談・弱みの開示

完璧→人間らしさへの変換

完璧アピール

「弊社は常に最適なソリューションを提供します」

失敗談・弱み開示

「正直に言います。私も昔は『完璧なサービス』を目指してました。でも、あるお客様に『完璧すぎて相談しにくい』って言われてハッとしたんです。
それからは『一緒に悩んで、一緒に解決する』スタンスに変えました。おかげで、もっと深い相談をしてもらえるようになったんです」

感情と論理のバランスを取る方法

感情が大事ですが、全く論理的じゃない投稿はダメです。読者の心に刺さりません。感情と論理のバランスをとることが大事です。

フェイスブックでやってはいけない投稿例

フェイスブックでやってはいけない投稿例は他にもあります。いくら投稿しても集客できない場合は、これらのやってはいけない項目をまたやってしまっているか、チェックしてみましょう。

フェイスブックで、やってはいけない投稿例とその理由

黄金比率:感情7:論理3

効果的な投稿構成

導入(30%):感情で掴む

  • 体験談・エピソード
  • 共感できる悩み
  • インパクトのある数字

本文(40%):感情メインで情報提供

  • ストーリー仕立ての解説
  • 具体例・事例
  • 読み手のメリット明示

結論(30%):論理で補強→感情で行動促進

  • 簡潔な要点整理
  • 感情に訴える行動促進
  • 読み手を巻き込む問いかけ

実践例、感情と論理のバランス投稿

最近よく副業のことを聞かれるんですけど、本業と全く別のビジネスしてしまうと、長期的にずっとラクして稼ぐのは難しいです。
たとえば、アフィリエイトやるなら、
本業の知識を活かして、やる分野を決めたほうが長期的に続きます。
稼げるからと言って金融とか求人とか全く知らないのに手を出してもなかなか上手くいかない→他の人に執筆を依頼するなら別。
AIを使って書いても自分が知識持ってないとチェックできない。
副業も分野によっては稼ぐのが難しい時代になってきました。
分野さえ間違わなければまだまだ稼げる副業いっぱいあります^^
たとえば、今農業を手伝っていますけど、
作物を売るってだけだと、
年単位で計画を立てないとダメだから、収益上がるのが数年後になってしまいます。
今、欲しい場合は、副業として、農業で得た知識をコンテンツにして収益化する。こうすれば、1週間後、1ヶ月後に収益が発生します^^ 
今持ってる知識を再整理することが非常に重要ですよね。

論理より感情が集客の鍵

20年間のWebマーケティング経験から申し上げますと、
SNS集客では「感情が論理に勝っている」です。

決して論理がゼロがいいわけではなくて、
感情で人に関心を持ってもらわないといけない。

そうじゃないと、投稿が読まれないからですね。

ただし、論理的な投稿がダメな理由もありますよね。

もう一度整理しておきますと、、、、

論理的な投稿がダメな3つの理由

  1. 注意をひけない:埋もれて読まれない
  2. 感情を動かせない:行動に繋がらない
  3. 記憶に残らない:忘れられてしまう

感情をうごかす投稿の5つの特徴も改めて整理しておきますと、、、

感情に訴える投稿の5つの特徴

  1. ストーリーがある:体験談・エピソード
  2. 具体的である:数字・固有名詞・詳細
  3. 共感できる:読み手の悩みに寄り添う
  4. 行動を促す:明確な次のステップ
  5. 人間らしい:失敗談・弱みも開示

今日からできる改善アクション

論理的思考は素晴らしい能力です。しかし、SNS集客においては「感情に訴えて、論理で補強する」という順番が重要なのです。

あなたの専門知識や論理的思考力を、感情に訴える形で表現する。これができれば、必ず集客は成功します。

まずは明日の投稿から、「感情ファースト」で作ってみてください。きっと、フォロワーの反応が変わるはずです。

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