
大阪でビジネスをしている時、
「新規開拓のため代行会社に月50万円払っているのに、思うような成果が出ない」
そんなお悩みはありませんか?
実は、新規開拓の代行に全てを任せるより、自社中心で進めた方が平均3倍の成果が上がります。
この記事では、本当に効果的な新規開拓の進め方をお伝えします。特に大阪で地域密着型ビジネスをされている方には、今すぐ実践できる具体的な手法を公開いたします。
なぜ代行会社の成果が低い理由
ここでは、新規開拓の代行会社に依頼しても、自社でやるより成果が低くなる理由をご紹介します。
1. 商品への「本気度」が伝わらない
代行会社の営業担当者は複数の商材を扱っているため、あなたの商品に対する深い理解や情熱を持ちにくいのが現実です。
2. 顧客との関係構築ができない
「次回は別の担当者が・・・」では、お客様との信頼関係は築けません。
3. 業界知識の浅さ
表面的な商品説明はできても、業界の課題や深い商品知識について深く語れないため、決裁者レベルの関心を引けません。
4. フォローアップの甘さ
代行会社は、おもに「アポを取ること」が目的のため、その後の丁寧なフォローは期待できません。
5. 費用対効果の悪さ
年間600万円の代行費用で、実際の売上増加は200万円…こんな事例も珍しくありません。
自社でやったほうがいいこと・外注したほうがいいことの判定表
ここでは、自社でやるべきことと外注すべきことの判定をまとめます。
自社でやるべき業務
1. SNS運用(Instagram、Facebook、X)
理由: 社長や社員の「人柄」が最大の差別化要因
具体的な運用方法
【投稿スケジュール例】
月曜:業界ニュースへのコメント
火曜:社内の日常風景
水曜:お客様の声・事例紹介
木曜:技術・ノウハウ情報
金曜:今週の振り返りと来週予告
2. ブログの更新
更新頻度の目安
- ブログ:週1〜2回
- 事例紹介:月2回
- 会社情報:随時
SEO効果を高める記事テーマ例
- 「大阪で〇〇をお探しの〜」
- 「〇〇業界の最新動向と対策」
- 「よくあるご質問にお答えします」
3. 紹介営業の仕組み化
紹介を生む5つのタイミング
- 初回契約時
- 成果が出た時
- 契約更新時
- 年末年始の挨拶時
- 定期的な近況報告時
外注でもOKな業務
1. テレアポ業務
外注時の注意点
- スクリプトにこだわる(←トーク台本)
- 月に1回の振り返りミーティング実施
- アポ後のフォローは24時間以内に自社で実施
費用対効果の計算方法
テレアポ代行費用:月30万円
獲得アポ数:20件
成約率:15%(3件)
平均単価:100万円
2. デザイン・動画制作
外注すべき理由: 専門性とコスト効率
内製vs外注の判断基準
- 月11万円以上必要→内製検討
- 月10万円以下→外注が効率的
3. ホームページのメンテナンス
外注範囲
- サーバー管理
- セキュリティ対策
- システムアップデート
- バックアップ作業
4. ネット広告運用
Google広告、Facebook広告の運用は専門業者に依頼
- 初期設定費用:10〜20万円
- 月額運用費:広告費の20%
大阪に特化した地域密着型ビジネス成功の秘訣
1. 「お得感」より「信頼感」を重視
大阪のお客様は価格に敏感ですが、それ以上に「この人は信頼できるか」を重視します。
実践例
- 初回提案で無理な値引きはしない
- 代わりに「お試し期間」や「段階的導入」を提案
- 長期的なメリットを具体的に説明
2. 「紹介の輪」を大切にする
大阪では「紹介」の価値が非常に高いです。
紹介獲得のコツ
- 紹介者への感謝を形で示す
- 紹介先での成果を紹介者に報告
- 継続的な関係維持
よくある質問と回答
Q1:「SNS運用が苦手なのですが…」
A: 完璧を求めず、「継続」を重視してください。
具体的なアドバイス
- 写真は iPhoneで十分
- 文章は100文字程度でOK
- 週3回の投稿から始める
- 反応の良い投稿パターンを見つける
Q2:「ブログネタが思い浮かばない」
A: お客様からの質問をそのままブログにしましょう。
ネタ作りの5つの視点
- よく聞かれる質問
- 業界の最新ニュース
- 成功事例・失敗事例
Q3:「紹介をお願いするのが気まずい」
A: 「お願い」ではなく「情報共有」として伝えましょう。
効果的な紹介依頼例: 「おかげさまで、△△様と同じような課題をお持ちの企業様のお役に立てることが増えてきました。もしご紹介いただける企業様がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください」
Q4:「コンサルタントの選び方は?」
A: 「実践経験」と「業界知識」を重視してください。
良いコンサルタントの見分け方
- 具体的な成功事例を持っている
- あなたの業界の課題を理解している
- 「代行ありき」ではなく「自社強化」をしてくれる
- 定期的なフォローアップがある
新規開拓が止まった時の復活法
症状1:アポイントが取れない
原因診断
- ターゲット設定が曖昧
- アプローチ方法の単調化
- 提案内容の魅力不足
即効性のある対策
- ターゲットを1つに絞り込む
- アプローチ方法を1つ追加
- 成功事例を整理して提案に活用
症状2:商談で成約しない
原因診断
- 顧客ニーズの把握不足
- 競合優位性の不明確
- 価格設定の問題
改善アクション
- 商談前のヒアリング時間を2倍にする
- 競合比較資料を作成
- 価格の根拠を明確に説明できるようにする
症状3:既存顧客からの紹介が出ない
チェックポイント
- 定期的なコンタクトを取っているか
- 成果報告をしているか
- 紹介のお願いをしたことがあるか
大阪で新規開拓を成功させる「黄金の法則」
大阪で新規開拓を成功させるための結論をお伝えします。
実践すべき黄金比率
- 自社営業:70%(戦略、SNS、顧客関係構築)
- 外注活用:20%(テレアポ、デザイン、システム)
- コンサル活用:10%(戦略立案、効果測定)
成功への3ステップ
ステップ1:基盤整備(最初の3ヶ月)
- ターゲット顧客の明確化
- SNSアカウント整備
- 営業ツール準備
ステップ2:本格始動(4〜9ヶ月目)
- 継続的な情報発信
- 積極的な営業活動
- 効果測定と改善
ステップ3:仕組み化(10ヶ月目以降)
- 紹介営業の自動化
- 顧客育成システム構築
- 持続可能な成長体制
新規開拓は代行に頼りつつ、自社でおこなう
新規開拓の代行会社に頼るのは、筋トレをトレーナーに代わりにやってもらうようなもの。筋肉(営業力)は自分でつけるしかありません。
大阪という商売の街で、お客様に愛され、長く続くビジネスを作るために。ぜひ「自分でやる」ことの新規開拓に挑戦してください。
何かご質問があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね!