LPの問い合わせを増やす方法|最短で結果を出す改善順とテンプレ集

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「LPを作ったのに、問い合わせが増えない」
「アクセスはあるのに、フォーム送信まで行かない」
「広告費を上げる前に、LP側をどう直せばいいか分からない」

これは、よくある状況です。

問い合わせが増えない原因は、センス不足ではなく、だいたい直すべき部分があるという点です。

LP(ランディングページ)の問い合わせは、ざっくりこの掛け算で決まります。

問い合わせ数 = LP訪問数 ×(ボタンが押される率)

なので、最短で増やすなら「訪問数」をいじる前に、まずは 押される率 を直します。

ここを直すと、同じアクセスでも問い合わせが増えます。これが一番手堅いです。

目次

問い合わせが増えるLPは「3つが揃っている」

問い合わせが増えるLPは、次の3つが揃っています。

要素ひとことでこれが弱いと起きること
価値が一瞬で分かる誰の何の悩みをどう解決するか読まれずに離脱
信頼できる不安が先回りで消えている「検討します」で離脱
何をすればいいのか明確迷わず押せて、フォームが短い途中離脱

このあと、これの具体的なチェック表をご紹介します。

最短の改善順(ここを直すほど問い合わせは増えやすい)

改善優先直す場所目的期待できる変化
1ファーストビュー(最初の画面)3秒で「自分のためだ」と思わせる直帰率↓ / スクロール↑
2CTA(ボタン)押す理由を作る/迷いを消すクリック率↑
3フォーム(EFO)入力のしんどさを減らす完了率↑
4信頼要素(事例・お客様の声・FAQ等)不安を潰して最後の背中を押すCVR↑
5計測と改善(仮説→テスト)当たり外れを早く見つける伸びが継続

1)ファーストビューで問い合わせが決まる

LPの離脱は、最初の画面(ファーストビュー)でほぼ決まります。理由は簡単で、訪問者はまず「読む」前に「見て判断」するからです。

ファーストビューで見られているのは、次の4つだけです。

  • これは 自分向け か(対象)
  • 何が 得られる のか(結果)
  • なんで あなた なのか(根拠)
  • 次に 何をすればいい のか(行動)

ファーストビューの必須パーツ

パーツ役割例(書き方の型)
メインコピー得られる結果を一言で「◯◯の問い合わせを、最短◯日で増やす」
サブコピー対象と手段の補足「広告/SEO/紹介など、流入別に改善します」
根拠信頼の入口「支援◯社」「実績例」「具体プロセス」など
CTA次の行動「無料で相談する」より具体化(後述)

ファーストビューの文章(BtoB向け / BtoC向け)

BtoB向け(検討期間が長い想定)

  • メイン:
    「問い合わせが増えるLPに直します。ムダな広告費を増やさず、まず成約する導線を作ります」
  • サブ:
    「ファーストビュー/CTA/フォームを優先して改善。必要なら事例・FAQまで整えます」
  • 根拠の置き方:
    「対応業種」「改善ステップ」「よくある失敗の回避」を先に出す

BtoC向け(勢いと安心が重要)

  • メイン:
    「予約・申込みが増えるLPに整えます。初めての人でも迷わない導線にします」
  • サブ:
    「メニュー・料金・流れ・注意点を最初に整理して、不安を消します」
  • 根拠の置き方:
    「お客様の声」「よくある質問」「流れ」を早めに出す

2)CTA(ボタン)で押されない問題を解決する

問い合わせが増えないLPは、CTAが弱いというより、CTAの前に不安が残っているケースが多いです。

だからCTAは「気合いのボタン」ではなく、不安を減らす設計で作ります。

CTA文言のおすすめ(「問い合わせ」以外も用意する)

訪問者の温度感最適なCTA理由
低い(まだ迷ってる)「まずは資料を見る」「事例を見る」いきなり問い合わせは重い
中(比較検討)「無料で相談する」「見積の目安を聞く」背中を押す
高い(今すぐ)「今すぐ問い合わせ」「日程を調整する」行動させる

「問い合わせ」しかないLPは、温度の低い人を取りこぼします。

おすすめは 2種類まで です(軽いCTA+重いCTA)。

CTAの配置(押されるLPは途中にも置く)

位置置く理由
ファーストビュー直下まず押せる人を拾う
ベネフィット・特徴の後納得した瞬間に押せる
信頼要素(事例・声・FAQ)の後不安が消えたタイミングで押せる
最下部読み切った人の最後の受け皿

3)フォーム(EFO)で最後の離脱を止める

フォーム改善(EFO)は地味ですが、問い合わせ増の最短ルートです。理由は、フォームは「やる気がある人」が最後につまずく場所だからです。

フォーム離脱が起きる典型的な原因 → 具体的な対策

離脱理由ありがちな状態改善策(具体)
入力が多い項目が10個以上必須を最小にする(後述)
スマホでしんどい小さい・押しにくい1項目1行、入力補助を入れる
エラーが分かりにくい送信後にまとめてエラーその場でエラー表示、文言を具体化
心理的に怖い個人情報が不安取り扱い・返信目安・営業有無を明記
送った後が不明何が起きるか分からない「送信後の流れ」を書く

問い合わせフォームの「最小構成」(まずここまで削る)

まずは、フォームを軽くします。
目的は「連絡が取れる」ことだけです。

種類最小の必須項目できれば任意にしたい
BtoB会社名/担当者名/メール/電話(どちらか)/相談内容(自由記述)住所/部署/役職/予算/導入時期
BtoC名前/メール or 電話/希望日時(あれば)/要件(自由記述)住所/年齢/細かいアンケート

入力項目は増やすほど、完了率は落ちます。
必要な情報は、問い合わせ後に聞けばOKです。

そのまま使える、フォーム周りの安心文(コピペ用)

  • 「ご入力は1分で終わります」
  • 「営業電話はしません(必要な場合のみご連絡します)」
  • 「通常◯時間以内に返信します」
  • 「ご相談内容は外部に公開されません」
  • 「まだ依頼するか決まっていなくても大丈夫です」

この一文があるだけで、送信率が変わります。

4)信頼要素で「最後の不安」を消す

LPで問い合わせが起きない最大の理由は、だいたい最後の不安です。「良さそうだけど、失敗したくない」ですね。

その不安を消すパーツを、順番に置きます。

信頼要素の優先順位(迷ったらこの順で追加)

優先信頼要素役割
1事例(Before→After)「自分もいけそう」を作る
2お客様の声(具体コメント)第三者視点で安心させる
3よくある質問(FAQ)不安を先回りで潰す
4流れ(問い合わせ後のステップ)次に何が起きるか分かる
5運営者情報(顔・所在地・方針)怖さを消す

テンプレ:事例の書き方(短くても強い型)

事例は長文じゃなくてOKです。型だけ揃えると強いです。

  • Before:どんな状態だったか(数字があると最高)
  • 施策:どこをどう直したか(ファーストビュー/CTA/フォームなど)
  • After:どう変わったか(問い合わせ数・CVR・商談数など)
  • 一言:何が効いたのか

5)計測と改善サイクル

LPは「作って終わり」だと負けます。
勝つのは「小さく直して、早く当てる」人です。

最低限見るべき数字(これだけで改善が回る)

見る場所指標目安の見方
ファーストビュー直帰率・スクロールまず読まれてるか
CTAクリック率押したい気持ちが生まれてるか
フォーム完了率・離脱箇所最後で落ちてないか
全体CVR問い合わせに繋がってるか

「どこが悪いか」が分かれば、直す順番は自動で決まります。

よくある失敗(先に潰すと強い)

失敗なぜ起きる?どう直す?
いいことを全部書く伝えたいことが多すぎる1ページ1目的に絞る
CTAが弱い押す理由がないCTA前に不安を消す
フォームが長い回収したい情報が多い必須を最小化、後で聞く
実績が薄い信頼の材料が足りない事例/FAQ/流れで補う
文章が抽象的自分ごとにならない「誰のどの悩み」を具体化

次にやることを考える

最後に、やることを増やしすぎないために、状況別に「今日の1手」だけ置きます。

状況今日やる1手
直帰が多いファーストビューのコピーを「誰の何をどうする」に直す
CTAが押されないCTA文言を「次に起きることが分かる形」に変える
フォームで落ちる必須項目を半分にして、安心文を入れる
検討で止まる事例・FAQ・流れを追加して不安を潰す
全体が伸びない数字を見て詰まり箇所を特定して、順番に直す

まとめ

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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