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やってはいけないWordPress(ワードプレス)運用、ひらがなをURLに使う

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「ブログ記事のURLは、記事タイトルと同じ日本語の方が読者に親切だろう」
「WordPressで記事を書いたら、自動的にURLが日本語になったのでそのままにしている」

もしあなたがこのように考えて、URL(パーマリンク)にひらがなや漢字を使用しているとしたら、それはWebサイト運営において非常にマイナスとなってしまいます。

例えば、以下のようなURLになっていませんか?
https://example.com/お知らせ/新商品のご案内/

ブラウザのアドレスバーでは綺麗に見えるかもしれませんが、このURLをコピーしてメールやSNSに貼り付けた瞬間、それは「意味不明な長い文字列(エンコード文字列)」に変換されます。
https://example.com/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/%E6%96%B0%E5...

SEO(検索エンジン最適化)の観点からも、ユーザー体験の観点からも、URLは「短く、シンプルで、英数字であること」が鉄則です。

この記事では、なぜ日本語URLを使ってはいけないのか、その5つの理由と、正しいURLの設定方法について解説します。

目次

日本語URLが分かりやすい、という落とし穴

多くの初心者が「日本人向けのサイトなのだから、URLも日本語の方が意味が通じて親切だ」と誤解しています。

確かに、ブラウザのアドレスバーで見ている分には、「/お知らせ/」と表示され、分かりやすく見えます。

しかし、インターネットの世界では、日本語(マルチバイト文字)は特殊な文字として扱われます。

システム内部やリンクとして共有される際、これらは「パーセントエンコーディング」という処理によって、英数字と記号の組み合わせに変換されてしまいます。

WordPressのデフォルト設定では、記事タイトルがそのままスラッグ(URLの末尾)に使われるため、意識して変更しない限り、日本語URLが自動生成されてしまいます。

「自動だから大丈夫」ではありません。WordPressは「あなたが変更することを前提」にしているのです。

ひらがなURLが有害な理由

日本語URLを使い続けることが、具体的にどのようなデメリットをもたらすのか、5つの理由で解説します。

1、エンコード後のURLが異常に長くなる

日本語1文字は、エンコードされると9文字以上の英数字(%E3%81…など)に膨れ上がります。
たった4文字の「お知らせ」でさえ、%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B という27文字の記号列になります。

これをSNSやメールに貼り付けると、数行にわたる長いURLとなり、見た目が非常に悪く、スパムサイトのように怪しまれてクリック率が下がります。

2、SNSやメールでの共有トラブル

古いメールソフトや一部のSNS、SMS(ショートメッセージ)では、長すぎるURLや記号混じりのURLが正しく認識されず、リンクが途中で切れてしまうことがあります。

「見てください」と送ったリンクがクリックしても開けない(404エラーになる)というのは、ビジネスにおいて致命的な機会損失です。

3、外部ツールやサーバーとの互換性問題

一部のレンタルサーバー、バックアッププラグイン、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)、外部API連携などで、日本語ファイル名や日本語URLが正しく処理されず、エラーになるケースがあります。

将来的にサイトを引っ越したり、システムを拡張したりする際に、日本語URLが足かせとなってトラブルを引き起こす可能性があります。

正しいURLスラッグの付け方

では、どのようなURLにすれば良いのでしょうか。以下の5つのルールを守ってください。

1、半角英数字のみを使う(a-z, 0-9)

日本語、全角文字、スペースは絶対に使わないでください。

2、短く、意味がわかるようにする

長すぎず、2〜5単語程度で内容を表します。意味のない数字の羅列(post-123)より、キーワードを含めた方がベターです。

WordPressでURLスラッグを変更する方法

実際にWordPressの管理画面でURL(スラッグ)を変更する手順です。

新規投稿の場合

  1. 記事タイトルを日本語で入力します。
  2. 「下書き保存」を押すと、タイトルを元に日本語スラッグが自動生成されます。
  3. 画面右側のサイドバーにある「パーマリンク」セクションを探します。
  4. 「URLスラッグ」の欄に、日本語が入っているので削除し、英数字(例:news-20240315)を入力します。
  5. これで公開すれば、綺麗なURLになります。

既存記事の場合

  1. 投稿一覧から編集したい記事を開きます。
  2. 右サイドバーの「パーマリンク」→「URLスラッグ」を英数字に書き換えます。
  3. 「更新」ボタンを押します。
  4. ※重要:既存の記事URLを変えると、今までのリンク(SNSやブックマーク、検索結果)がすべて「404エラー(ページが見つかりません)」になります。
    その場合は、「301リダイレクト」の設定を行ってください。

既存の日本語URLの対処法

すでに日本語URLで大量に記事を書いてしまっている場合、どうすべきでしょうか。3つの選択肢があります。

1、301リダイレクト設定を行って変更する(推奨)

プラグインなどを使い、古い日本語URLから新しい英数字URLへ自動転送(301リダイレクト)をかけます。

これにより、検索エンジンの評価を引き継いだまま、URLを綺麗にすることができます。
手間はかかりますが、長期的に見れば最も健全な状態になります。

2、そのまま放置する(非推奨)

すでに数千記事あり、Googleからの流入も多く、被リンクも多数ついている場合、無理に変更してトラブル(リダイレクトミスなど)を招くリスクもあります。

過去の記事は諦めてそのままにし、「今日からの新規記事は必ず英数字にする」というルールを徹底するのも一つの手です。

3、新規サイトは最初から英数字にする

これから立ち上げるサイト、まだ記事数が少ないサイトであれば、迷わずすべてのURLを英数字に修正してください。
早ければ早いほど、修正のコストは低く済みます。

推奨パーマリンク設定

WordPressの「設定」→「パーマリンク」で、サイト全体のURL構造を決めることができます。
SEOに強い推奨設定は以下の通りです。

  • 推奨:投稿名 (/%postname%/)
    もっともシンプルで管理しやすい形式です。
  • 推奨:カスタム構造 (/%category%/%postname%/)
    大規模サイトでカテゴリー分けしたい場合に有効です。
  • 基本:基本 (?p=123)
    基本の一つですが、意味を持たないパラメータ形式はSEOに不利です。
  • NG:日付ベース (/2024/03/15/sample-post/)
    記事を更新してもURLに古い日付が残り、古臭い印象を与えます。

URLは英数字が鉄則

「日本語URL」は、一見親切に見えて、実はWebの世界では「迷惑な長い文字列」でしかありません。
共有しづらく、SEO効果を薄め、解析を困難にします。

  • 日本語URLはエンコードされると超長文になり、不気味でクリックされにくい。
  • SNSやメールでリンク切れを起こす原因になる。
  • 正しいURLは「半角英数字」「ハイフン区切り」「小文字」「キーワード含む」。

サイトの信頼性を高め、スムーズな拡散を促すために、今日から「URLは英数字」を徹底してください。

投稿ボタンを押す前の「最後のチェック」として、パーマリンクの確認を習慣化しましょう。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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