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大阪の治療院の集客方法、インスタグラムより先にGoogleマップなどを

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

患者さんが増えない。何から手をつければいいか分からない。治療院の先生から、こうしたご相談をいただきます。

集客の方法をネットで調べると、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、LINE公式、インスタグラム、ポータルサイト、広告、チラシ、看板。だいたい10個ほどが並んだ記事に行き当たります。

どれも実際に使われている集客方法ではあります。

問題は、どれが強いのかが書かれていないことです。

全部やる時間と予算がある治療院さんには少ないので、すべてをやれること少ないです。

ご相談のときは、まずお店の前を1日に何人通るかをお聞きしています。立地の良さがどうか?確認するためです。

目次

効く順番は、ほぼ決まっています

治療院の集客は、この順番で効きます。

1、立地

一番強いのは立地です。院のまえを通る人の数と、その人たちが見つけやすい場所にあるかどうかで決まります。

2、店前看板

次に強いのが院の前の看板です。通った人が院の存在を認識できるかどうかです。

3、Googleマップ

3番目がGoogleマップです。地図で探されたときに出てくるかどうかです。

この3つで、治療院の集客の大半が決まります。 残りの手段は、この3つのつぎに効果的な集客方法です。

集客方法の順番には、2つの意味があります

強い順に並べましたが、この順番には別の意味もあります。

上が弱いほど、下で埋める必要が出ます。

駅前の1階で人通りが多ければ、看板が小さくてもSNSが弱くても集客は安定します。逆に、ビルの3階で人通りが少なければ、看板やGoogleマップ、インスタグラム、スレッズなどで埋めるしかありません。

つまり自分の治療院がどこに当たるかで、力を入れる場所が変わります。

立地は変えられません。立地が弱い場合、どの集客方法でカバーするか?を決めないといけません。 そこを決めずに集客方法を増やすと、すべての集客方法が弱くなります。

1、立地で決まっている部分

治療院は、院の前を通る人の数が売上に直結します。

駅前、商店街、幹線道路沿い。こうした場所にあれば、何もしなくても一定の人数が前を通ります。そして治療院は「近いこと」が選ばれる理由になる業種です。 ご自宅から遠くまで行く人は少ないためです。

院の前を通る人の中に、患者さんになる人がいるかどうか。

オフィス街なら通るのは会社員などです。住宅街なら主婦と高齢者です。同じ人通りでも、人が違うと効果的な集客方法やSNSが変わります。

大阪のエリアごとの性格についてはカフェの集客の記事でも立地の話を扱っていますが、治療院の場合は通勤の導線上にあるかどうかも効果的です。

すでに開業している場合、ここは動かせません。

2、店前看板でカバーできる場合があります

院前を通っているのに気づかれていない治療院が多くあります。

ビルの2階や3階にある場合、1階に看板も出ていなければ分かりません。人通りがあっても、それは単なる通過でしかありません。

看板で決めることは3つあります。

1、何の店か分かるか

「整体」「鍼灸」「接骨」。これらの言葉が離れた場所から読めるかどうかです。屋号だけ大きく書いてあって、何をしている店か分からない看板があります。

2、症状や解決方法が書いてあるか

腰痛、肩こり、スポーツの怪我、交通事故。自分の症状が書いてある看板は、通りがかりでも目が止まります。

3、入口がどこか分かるか

空中階の場合、入口と階段の場所が分からないと入れません。エントランスのどこを通るのかまで出しておく必要があります。

空中階が不利になるかは、エリアで変わります

空中階は不利と言われますが、エリアによって不利の大きさが変わります。

繁華街では、雑居ビルの上の階に店が入っているのが当たり前です。そこを通る人は、上の階に用があるという前提で歩いています。 だから空中階でも、看板が出ていれば入ってもらえます。

住宅街では事情が違います。 上の階に店があるという発想がない場所では、看板を出していても目に入りません。通る人がそのスタイルに慣れているかどうかで決まります。

つまり繁華街の空中階なら看板で埋められますが、住宅街の空中階なら看板だけでは足りません。 その場合はGoogleマップの比重が上がります。

看板は、立地が弱い治療院にとって一番費用対効果が高い手段です。 一度出せば毎日働きます。広告と違って止まりません。

看板の内容は、院からの距離でも変えます。 離れた場所に出すものは認知が目的なので、何の店かだけを大きく。院の近くに出すものは、症状や料金まで入れて判断材料にします。

3、Googleマップで探される人を取ります

痛みが出たときに「近くの整体」で検索する人がいます。このとき出てくるかどうかがGoogleマップの話です。

やることは決まっています。登録して、情報を埋めて、写真を入れて、口コミを集める。手順そのものはグーグルマップの登録方法に書いています。

治療院の場合、ここで効くのは口コミです。 体を触られる仕事なので、来る前に人柄を確かめたい人が多くいらっしゃいます。

施術が終わったときに、その場でお願いするのが一番集まります。 あとからメールやLINEで送っても書いてもらえません。Googleビジネスプロフィールの使い方はセミナーでも扱っています。

チラシは、エリアによって強さが変わります

競合の記事と一番違う部分だと思います。

チラシはエリアによって強さが異なります。地方へ行けば行くほど効果が上がります。都市はそれほどでもありません。

理由は、住んでいる人の情報の取り方が違うからです。地方では新聞やポストに入るものを見る人の割合が高く、都市では見ずに捨てる人が多くなります。

だから大阪市内でチラシに力を入れても、郊外ほどは返ってきません。 同じ治療院でも、堺や八尾、郊外の住宅地なら効き方が変わります。

チラシの反応率そのものも落ちています。外壁塗装の集客の記事に書いていますが、以前なら1,000枚配って2、3件あったものが、今は10,000枚配って1件あるかどうかという業種もあります。

使う場合は、デジタルとつなぐ形にします。 QRコードでGoogleマップの口コミに飛ばす、ホームページに誘導する。チラシだけで完結させないほうが反応が取れます。

インスタグラムとYouTubeは、地域密着には向きません

治療院向けの集客記事では、ほぼ全部が「インスタグラム運用が効果的」と書かれています。ただし地域の人を集める戦略としては、インスタグラムとYouTubeはあまり効果が出ません。

理由は届く範囲です。どちらも地域で区切って見せる仕組みになっていません。 施術の動画が1万回再生されても、見ているのは全国の人です。治療院に来られるのは、歩いて行ける範囲か、電車で30分以内の人だけです。

全国から人が来る専門治療(特定の症状に特化している、他にやっている人がいない)であれば話が変わります。ただし大阪で地域の患者さんを集める目的なら、ここに時間をかけるのは厳しいです。

1つの手段だけに頼る問題は店舗集客をブログだけでやろうとする記事にも書いています。 業種によって効く手段が違う話はWeb集客がうまくいかない原因で扱っています。

スレッズはある程度効果的です

同じSNSの中で、スレッズはある程度効果が出ます。

インスタグラムやYouTubeと違うのは、文章が中心で、やりとりが起きやすいことです。近くの人と会話が生まれると、そこから来院につながります。

写真の質を上げる作業も要りません。施術の合間に短い文章を書くだけで続けられます。治療院の先生が自分で続けられる形になっているのが大きいです。 使い方はスレッズのセミナーでお伝えしています。

ただし立地と看板とGoogleマップより先にやる手段ではありません。

どこから始めるか

立地は動かせないので、2番目から入ることになります。

まず看板を見直します。 立地は変えられないので、拾えていない人を拾うところから始めます。費用も一度で済みます。

次にGoogleマップを埋めます。 登録、情報、写真、口コミ。ここは無料でできて、地域で探している人に直接当たります。

3番目にチラシかスレッズを選びます。 郊外ならチラシ、市内中心部ならスレッズのほうが向きます。

インスタグラムとYouTubeは、ここまで済んでから考えます。 地域の患者さんを集める目的なら、後ろに置いて構いません。

よく見かけるダメなこと

手を動かしているのに患者さんが増えない場合、だいたいこの3つのどれかをやっています。

1、立地の弱さをSNSで埋めようとする

ビルの空中階で人通りが少ない状態から、インスタグラムを始める形です。

インスタグラムだけでは、見られても来院につながりません。 同じ時間を看板とGoogleマップ、スレッズに使うほうが、近くの人に見られます。

2、口コミを後から集めようとする

施術が終わったあと、メールやLINEでお願いする形です。

その場でお願いしないと書いてもらえません。 帰ったあとに書く人はほとんどいません。

3、集客方法をすべて同時にやる

ホームページ、インスタグラム、LINE、チラシ、広告。全部を同時に始める形です。

治療院は施術の時間が決まっているので、空いている時間が限られます。

よくある質問

治療院の先生から実際にいただく質問です。

Q: 空中階なので人通りがあっても入ってもらえません。

A: 1階に出せる看板の種類を確認してください。ビルの管理会社によって出せるものが変わります。立て看板、壁面、窓のシート。出せるものの中で、離れた場所から何の店か読めるものを選んでください。

Q: 口コミが集まりません。

A: その場でお願いしてください。施術の後、会計のときが一番お願いしやすいタイミングです。QRコードを印刷して渡す形にすると、相手も探さずに済みます。

Q: ホームページは必要ですか?

A: Googleマップから見に来る人がいるので、あったほうがいいです。ただし立派なものは要りません。場所、料金、施術の内容、顔写真。この4つがあれば判断してもらえます。

Q: インスタグラムをやめてもいいですか?

A: 地域の患者さんを集める目的なら、後ろに回して構いません。ただし全国から人が来る専門治療をしている場合は別です。自分がどちらなのかで決めてください。

Q: チラシを配りたいのですが、何枚からですか?

A: 枚数より配る場所です。治療院は歩いて来られる範囲か、電車で30分以内の人が患者さんになります。そこに絞って配ってください。広く配っても来られない人には意味がありません。

Q: ポータルサイトに載せるべきですか?

A: 載せると人は来ますが、手数料が毎回かかります。そして価格で比べられます。Googleマップから直接来る形を先に作っておいたほうが、後で楽になります。

Q: スレッズは何を書けばいいですか?

A: 施術で聞かれたことをそのまま書く形で足ります。「この時期に腰が痛くなる人が多い理由」のような内容です。宣伝ばかりになると読まれなくなります。

Q: 郊外の店舗ですが、Googleマップより先にチラシでいいですか?

A: 看板とGoogleマップを済ませてからにしてください。どちらも一度やれば効き続けます。チラシは配るたびに費用がかかるので、止めると終わります。

Q: 近くに治療院が何軒もあります。

A: 何に効く店なのかを看板とGoogleマップに書いてください。全部に対応すると書くと、選ぶ理由がなくなります。腰痛、スポーツ、交通事故。絞ったほうが近所の人に覚えられます。

Q: 何から手をつけるか分かりません。

A: 店の前に立って、通る人の数を数えてください。それから自分の看板を離れた場所から見てください。何の店か読めなければ、そこが最初の仕事になります。

まとめ

道の向かいに立って、自分の看板を見てみてください。

何の店か読めますか?どんなことを提供してくれるのか?書いてありますか。入口がどこか分かりますか。

これらが抜けていると、院の前を通っている人を毎日損失しています。何もしていない日がどんどん増えていきます。

立地は変えられません。だから立地で有利でない分を、看板とSNSとGoogleマップで埋めることになります。

チラシは郊外なら効きます。市内中心部ならスレッズも効きます。インスタグラムとYouTubeは、一度見かけた人にもう一度見てもらうのに役立ちます。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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