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大阪で看板集客を成功させる方法|立地・エリア・業態で変わる出し方の判断基準

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「看板を出したのに、あまり効果を感じない」という相談を、大阪の店舗経営者の方からよく受けます。看板は、ただ目立たせればいいというものではありません。

お店の立地、エリアの性格、業態、そして路面店か空中階かによって、効果的な出し方はまったく変わります。今日は、大阪で看板を集客につなげるために押さえておきたい判断基準を整理してお伝えします。

目次

看板の集客方法を左右する4つの軸

看板の効果は、大きく4つの軸で決まります。この4つを整理せずに看板を出すと、せっかくの費用が空回りしてしまいます。

1つ目は立地です。看板を見た人が、どういう導線でお店にたどり着くのかによって、掲示すべき内容や場所が変わります。

2つ目は地域です。梅田や天王寺、難波のような大阪市街の繁華街もあれば、高槻市や豊中市のような住宅地もあり、同じ大阪市内でも性格はまったく異なります。

3つ目は業態です。飲食店、雑貨屋、クリーニング屋、文具店、コワーキングスペース、デイサービス、喫茶店やカフェなど、業種によって看板に求められる役割が違います。

4つ目は立地の階層です。1階の路面店なのか、雑居ビルの2階以上にある空中階なのかによって、看板の出し方は根本的に変わります。

同じ地域名でも、区画によって性格が違う

大阪でエリアを考えるとき、注意してほしいことがあります。それは、同じ地域名であっても、その中の区画によって性格がまったく異なるという点です。

例えば京橋は、大阪市内の代表的なエリアのひとつですが、一括りに「繁華街」と決めつけることはできません。

住宅エリアに近い区画もあれば、飲食店が密集した繁華街らしい区画、オフィスビルが並ぶビジネス寄りの区画、商業施設が集まる区画まで、同じ京橋というエリアの中に複数の性格が混在しています。

だからこそ、看板を考えるときは「京橋だから」「梅田だから」という地域名だけで判断しまぜん。

自分のお店が実際にどの区画に位置していて、そこにどんな人が、どんな目的で歩いているのかを、具体的に観察することが欠かせません。

空中階は本当に不利なのか

「うちは雑居ビルの2階だから、看板を出しても意味がない」と思い込んでいる方も多いですが、これは必ずしも正しくありません。空中階の有利・不利は、エリアと業種によって大きく変わります。

繁華街エリアにある空中階は、実はそこまで不利ではありません。

理由は、繁華街では路面店で飲食店を営業しているお店自体が少なく、雑居ビルの上層階で営業している飲食店が多いためです。

そのエリアのお客さんは、雑居ビルの中の飲食店に足を運ぶことにすでに慣れています。

つまり、お客さんがそのスタイルに慣れているエリアかどうかが、空中階の有利・不利を左右する本当のポイントです。

一方、住宅エリアの雑居ビルでも、工夫次第で集客はやりやすくなります。

それでも路面店のほうが有利であることに変わりはありません。住宅エリアでは、繁華街ほど「ビルの上の店を探す」という行動に慣れていない人が多いためです。

空中階のお店が実践すべきことは、大きく2つあります。

ひとつは、雑居ビル自体に店名を記載できる表示(袖看板やエントランスの看板など)があれば、必ず店名を記載することです。

もうひとつは、SNSでの発信です。空中階では看板だけで伝えられる情報に限りがあるため、SNSでの詳しい発信が実質的に必須になります。

看板は「距離」と「場所」で内容を変える

看板に何を書くべきかは、お店からどれくらい離れた場所に設置するかによっても変わります。

お店から離れた場所、例えば駅前などに設置する看板は、認知を広げることが目的になるため、シンプルな内容にするのが基本です。

一方、お店に近い場所に設置する看板は、通りがかった人がそのまま入店を判断できるよう、メニューや価格といった、より詳しい情報を載せたほうが効果的です。

同じ「駅」であっても、駅のホームに近い場所か、改札付近かによって、そこを通る人の行動パターンは変わります。

電車を待っている間、余裕を持って看板を眺めている人が多い場所と、改札を出てすぐ足早に歩いていく人が多い場所とでは、読んでもらえる情報量も変わってきます。

設置場所ごとの人の流れを意識して、内容を調整することが大切です。

認知目的か、理解目的かでキャッチコピーの有無を決める

看板に一言のキャッチコピーを入れるべきか、それとも店名と顔写真だけにするべきかも、よく相談される悩みです。これは、看板の目的をどちらに置くかで判断してください。

まず知ってもらうことが目的であれば、店名と顔写真だけのシンプルな構成のほうが、一瞬で認識してもらいやすくなります。

一方、ある程度お店のことを理解してもらったうえで来店につなげたい場合は、キャッチコピーを添えて、お店の特徴や強みを一言で伝える工夫が効果的です。

目的を曖昧にしたまま情報を詰め込むと、結局何も伝わらない看板になってしまいます。

業態別に見る、看板の使い方のヒント

業態によっても、看板に求められる役割は変わります。いくつかの業種を例に見てみましょう。

飲食店であれば、価格やメニューが一目で分かる、写真付きの看板が効果的です。

ランチ営業や季節メニューがある場合は、のぼりを組み合わせることで「今日はやっている」という情報を瞬時に伝えられます。

雑貨屋や文具店のような、商品そのものの魅力で選ばれる業態では、ショーウィンドウや店頭のディスプレイと連動した看板で、お店の世界観を伝えることが効果的です。

クリーニング屋のような、継続的に利用してもらうことが前提の業態では、価格の詳細よりも、まず地域の中で存在を知ってもらう、認知重視の看板が向いています。

コワーキングスペースは、オフィスビルが集まるエリアでの認知を意識し、法人利用や個人事業主への訴求を意識した看板が効果的です。

デイサービスのような、家族が施設を選ぶ業態では、住宅エリアでの地域密着感や、安心感が伝わる看板が求められます。

喫茶店やカフェは、路面店であればお店の雰囲気そのものが看板の役割を果たすため、内観が見える工夫と合わせて考えるとよいでしょう。

あなたのお店に合った看板タイプを診断してみる

ここまで、立地・エリア・業態・階層という4つの軸を紹介してきました。

とはいえ、自分のお店にはどの看板が向いているのか、まだ判断がつかないという方もいると思います。下の診断ツールで、5つの質問に答えると、駅看板・店前看板・のぼりのうち、あなたのお店に合ったタイプが分かります。

あなたのお店にあう看板タイプ診断

5つの質問に答えると、あなたのお店に合った看板のタイプと、内容を作るときのポイントが分かります

質問 1 / 5

よくある質問

Q: 空中階のお店は、看板よりSNSに力を入れたほうがいいですか

A: どちらか一方ではなく、両方を組み合わせることをおすすめします。看板でビルの入り口までお客さんを案内し、SNSで来店前の詳しい情報(雰囲気やメニュー)を伝えるという役割分担で考えてください。

Q: 同じ地域内で、区画の性格をどう調べればいいですか

A: 一番確実なのは、実際にその場所を歩いて、周囲にどんなお店が多いか、どんな人が歩いているかを観察することです。近隣の店舗が路面店中心か、雑居ビルの上層階に多いかを見るだけでも、そのエリアの客層の慣れが見えてきます。

Q: キャッチコピーは、どれくらいの長さがいいですか

A: 看板は一瞬で読まれるものなので、できるだけ短く、ひと目で意味が分かる長さにしてください。伝えたいことを詰め込みすぎると、結局何も伝わらなくなってしまいます。

Q: 住宅エリアの空中階でも、集客できる業態はありますか

A: 学習塾や整体院、士業の事務所のように、あらかじめ調べたうえで訪れる業態であれば、住宅エリアの空中階でも集客は可能です。ただし、その場合も看板だけでなく、ホームページやGoogleマップでの情報発信を組み合わせることが欠かせません。

大阪で看板集客を成功させるためのポイントを整理すると、立地・地域・業態・階層という4つの軸で状況を整理すること、地域名だけで判断せず区画ごとの性格を見極めること、空中階でも「お客さんがそのスタイルに慣れているエリアか」を基準に判断すること、そして看板を設置する距離や場所に応じて内容を調整することです。地道な観察と調整の積み重ねが、大阪での看板集客を左右します。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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