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大阪のハンバーガー屋の集客方法、単価で道が2つに分かれます

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

ハンバーガー屋の集客を考えるとき、最初に考えることがあります、それが単価です。

ハンバーガー屋には高単価の店と低単価の店があります。そしてこの2つは、同じ戦略が使えません。 相手にしている競合が違うためです。

低単価で売るなら、競合は大手チェーンになります。高単価で売るなら、競合は別の専門店になります。

この記事では、どちらの道を選ぶかと、選んだあとに何をするかをご紹介します。

飲食店に共通する部分は大阪の飲食店の集客方法と新規とリピートを分けて考える話に書いています。ここではハンバーガー屋の集客独自の部分にスポットを当てます。

目次

低単価では、大手チェーンに勝てません

低単価で売る方法では、個人店は大手チェーンには勝てません。

理由は仕入れ価格や資金力、集客力、組織力の差です。

そもそも大手チェーンは仕入れの量が違うので原価が下がります。店舗数の分だけ広告も打てます。立地も先に押さえています。これらの条件のなか同じ価格で勝負すると、個人店は利益が出ません。

だから高単価で販売する必要があります。 これが前提になります。

ただし、高単価にはエリアによって少し集客方法が異なります。

高単価が売れるのは、食費にお金をかける世帯が多いエリアです

高単価のハンバーガーは、都心で売れやすい傾向があります。 逆に下町では、かなり難しくなります。

同じ商品でも、歩いている人の使う金額が違うためです。1,800円のハンバーガーを昼に食べる人がいるエリアと、いないエリアがあります。

見るのは食費にお金をかけている世帯が多いかどうかです。共働きの住宅エリアが、この条件に当たります。世帯の収入があって、外食の頻度も高くなります。

エリアごとの平均単価はエリアごとの昼と夜の平均単価に、昼と夜に分けてまとめています。出す前に、自分の価格帯がそのエリアの相場に入っているかを確かめてください。

大阪で向いているのは3つの区です

具体的なエリアを挙げます。

1、北区と福島区

天満、南森町、福島、野田、中津、天神橋筋6丁目。 このあたりが中心になります。

共働きの世帯が多く住んでいて、かつ飲食店が集まっている地域です。食べに出る習慣があるエリアだと言えます。

2、中央区

本町、堺筋本町、心斎橋、天満橋、北浜、谷町四丁目、難波などです。

オフィスが集まっているので、平日の昼に動きがあります。一部、住宅エリアでもあります。後で書きますが、ここは法人の需要と出前が期待できます。

3、天王寺区

四天王寺前夕陽ヶ丘、天王寺。 このあたりも向いています。

天王寺は年配の方と若い世代に分かれるエリアですが、四天王寺前夕陽ヶ丘のほうは住環境が落ち着いていて、価格帯が通りやすくなります。

逆に、下町の住宅エリアでは高単価が通りにくくなります。 完全に無理という話ではありませんが、同じ商品を同じ値段で出しても、来店してこられる人の数が変わります。

大手チェーン店と比べられない理由を作ります

高単価で売ると決めたら、次は「なぜその値段なのか」を伝える段階になります。大手チェーン店と比べられたときに、別のものだと分かる必要があります。

差別化できるのは、つぎの5つです。

1、オーダーメイド

焼き加減、具の組み合わせ、パンの種類。選べる形にすると、顧客満足度が高まります。大手チェーン店にはできない部分です。

2、注文を受けてから調理します

作り置きをせず、注文後に焼く。待ち時間が出ますが、その待ち時間自体が「作っているお店」の証明になります。

大手チェーン店は早さで強みですが、早さを求めていないお客さんはここを価値として受け取ります。

3、高単価であること自体

値段が高いことが、選ぶ理由になる場合があります。安いものを探している人は最初から来ません。客層を絞る働きをします。

4、食材へのこだわり

肉の産地、パンの仕入れ先、野菜。どこから来たものかを見せられると、値段の説明になります。

5、味

最後はここです。上の4つがそろっていても、味で戻ってこなければ続きません。

インスタグラムが新規との接点になるかは、エリアで変わります

ハンバーガーは見た目で判断される商品なので、インスタグラムとの相性はよくなります。ただしインスタグラムがはじめて知るお客さんとの接点になるかどうか?は、場所によって変わります。

都心のエリアでは、新規との接点になりやすくなります。 インスタグラムで行く店を事前に調べて、写真を見て決めてから出かける人が多いためです。

下町や住宅エリアでは、新規との接点になりにくくなります。 インスタグラムで探す人が少なく、近所のお店を使う人が多いためです。

ただし例外があります。グルメ系の投稿はインスタグラムでバズりやすいので、一度バズればこの傾向は弱まります。 下町にあっても、遠くから人が来るようになります。

投稿の作り方はバズる投稿の作り方に、リールの作り方はエリア別の考え方とリールに書いています。投稿するものが続かない場合はネタが出てこないときの考え方も合わせて見てください。

写真はどこも似てくるので、撮り方で差をつけます

ハンバーガーには、写真の問題があります。上から撮ると、どの店のハンバーガーも同じに見えます。 パンと肉と野菜が重なっているだけなので、店の違いが出ません。

差がつくのは3つの撮り方です。

1、割った断面

何が何枚入っているか、肉の厚みがどれくらいか。断面を見せると、値段の理由が伝わります。

2、大きさが分かる形

手で持ったところ、皿との比較、口を開けたところ。数字で「何グラム」と書くより、持っている写真のほうが大きさが伝わります。

3、作っている場面

焼いているところ、挟んでいるところ、ソースをかけているところ。注文後に調理するという話を、言葉ではなく映像で見せられます。

動きのある場面はショート動画のほうが伝わります。撮り方と編集の手順はショート動画のセミナーで扱っています。

集客を手がける順番を決めます

ハンバーガー屋では、集客の優先順位がはっきりしています。

1、MEOは必須です

これは外せません。「近くのハンバーガー」「○○駅 ハンバーガー」で検索する人がいて、地図に出てこなければ存在しないことになります。まずは、Googleマップに登録と写真と店舗情報を入力してください。そして、お客さんに口コミ投稿をお願いしてください。店内ポップも欠かせません。

2、食べログなどのグルメサイト

できれば載せておきたいところです。目的は掲載そのものより口コミです。 行ったことのないお店を選ぶとき、書かれているものを読んで決める人がいます。

3、スレッズもやっておきます

文章中心で、近くの人とのやりとりが生まれやすいSNSです。写真が必須ではないので、営業中のスキマ時間に続けられます。

4、SEOは必要ありません

記事を書いて検索から集めるSEOは、ハンバーガー屋では優先度が下がります。食べに行く店をGoogleで検索する人が少ないためです。ホームページ集客が効果薄い理由や、やってはいけない集客方法はこの5選にまとめています。

5、ホームページは優先順位が低いです

ホームページは、あってもかまいませんが、優先的に作るものではありません。場所と営業時間とメニューは、Googleマップとインスタグラムでも伝わります。

ホームページを作ったとしても、簡単なもので大丈夫です。

口コミは、オーナー側の返信で将来の集客力がアップします

食べログやGoogleマップの口コミは、これから行こうか迷っている人が読んでいます。

だからオーナー側の返信が集客力に影響します。

返信できるのはGoogleマップです。食べログも店舗会員に登録すれば返信できますが、事前のチェックを経てから公開される形になります。

低い評価が付いたコメントに、何と返すかが大事です。

「ご意見ありがとうございました」だけだと、読んでいる人に何も伝わりません。指摘された点をどう直すのか?どう応えるか?が見える返信にすると、「完璧ではないけれど頑張っている店」として受け取られます。

逆に、納得できない指摘に反論するのは避けてください。「混んでいる時間だったので」と説明しても、読んでいる人には言い訳として映ります。合わなかったというだけの話なので、そこは流す形になります。

なお、口コミを削除したり非表示にしたりすることは、店側からはできません。

低い評価がつくようになったら、お客さんが増えている証拠でもあります。良い評価が99件あっても悪い評価1件に引っ張られるので、気にしすぎてしまうことがあるでしょう。星の数の平均を見て判断してください。

オフィスエリアでは、法人の需要と出前があります。

本町のようなオフィスエリアに出す場合、個人の来店とは別の需要があります。

法人の需要です。 会議の弁当、来客用、打ち上げ。1回の数が大きく、続けて頼まれることもあります。

そして出前も意外と多くなります。 ウーバーイーツのような配達のサービスを通した注文もあります。オフィスで働いている人が、外に出ずに頼みます。

この2つを増やすには、インターネットを使った集客方法が必要になります。だからSNSは各種やっておいたほうがいいでしょう。

リピートは販促ツールとエンタメ性で作ります

ハンバーガー屋は、一度来た人がもう一度来るかどうかで売上が決まります。

リピートに使えるSNSはLINEとインスタグラムです。

フォローやお友だち登録をうながして、連絡先が残る形を作っていって、新しいメニューや期間限定のお知らせをお送りします。 リピート施策の具体策はリピート施策の具体策にまとめています。

もう1つ、エンタメ性を取り入れた店が理想です。

来ること自体が楽しい要素が入っていると、来店する理由が増えます。

限定メニューの発表、店主との会話、食べ方の提案、イベント。何を取り入れるか?は店によりますが、料理以外に思い出す要素があるかどうかは、差別優位性となります。

よくある質問

ハンバーガー屋の集客方法でいただく質問をご紹介します。

Q: 低単価で勝負してはいけないのですか?

A: 大手チェーンと同じ価格帯に入ると、仕入れと広告と立地、組織力で差がつきます。個人店が利益を出せる形になりません。高単価で、違うものとして売る戦略になります。

Q: 下町で高単価の店をやっています。どうすればいいですか?

A: 完全に無理ではありませんが、来店する人の数が変わります。インスタグラムで遠くから来てもらう方法や親しみのあるお店づくりが鍵です。グルメ系インスタグラムアカウントはバズりやすいので、そこを目指していきましょう。

Q: 自分のエリアが向いているか分かりません。

A: 昼に1,500円の食事をしている人が歩いているか?を見てください。周りの飲食店の昼の価格帯を5〜10軒調べると、相場が分かります。

Q: 大手チェーン店との違いを、どう伝えればいいですか?

A: 言葉で「こだわっています」と書くより、具材などを選べること、注文後に焼くこと、食材の産地を出すことです。待ち時間も、こだわって作っている証明として伝えられます。

Q: インスタグラムで何を載せますか?

A: 季節の限定メニューと、仕入れた食材そのものも入れてください。撮影方法は上で紹介しています。

Q: 食べログに載せたほうがいいですか?

A: できれば載せてください。目的は口コミです。行ったことのないお店を選ぶときに読まれます。

Q: ホームページは作らなくていいのですか?

A: 優先順位が低いという話で、作ってはいけないわけではありません。先にMEOとインスタグラムをはじめてからご検討ください。

Q: 出前のサービスは手数料が高くないですか?

A: 手数料はかかります。ただしオフィスエリアでは注文の数が出るので、売上が席数の限界を越える集客方法になります。

Q: 法人の注文を取るには何をしますか?

A: 近くの会社にチラシなどの案内を出し続けてください。何個まで一度に注文可能か?いくらくらいか?何日前までに頼めばいいか?これらが書かれていると、担当者が判断できます。

Q: エンタメ性とは具体的に何ですか?

A: 料理以外に思い出す要素のことです。限定メニューの発表、店主との会話、食べ方の提案、店でのイベント。何を取り入れるか?は、店によりますが、食べて帰るだけにせず、覚えてもらうための施策です。

まとめ

ハンバーガー屋の集客は、値段を決めるところから始まります。

低単価では大手チェーンに勝てないので、高単価で売る前提になります。 そして高単価は、食費にお金をかける世帯が多いエリアで通ります。大阪なら北区と福島区、中央区、天王寺区です。ほかにも有利なエリアはあると思います。

次に、大手チェーン店と比べられない理由を作ります。具材を選べること、注文後に焼くこと、値段そのもの、食材、そして味。この5つです。

集客を手がける順番は決まっています。MEOが必須で、食べログの口コミ、スレッズ、インスタグラムなど。SEOは要りません。ホームページはあとです。

インスタグラムが新規の接点になるかは、都心か下町かで変わります。ただしグルメ系はバズりやすいので、バズらせると、エリアの不利な点はいったん低くなります。

オフィスエリアなら、法人の注文と出前という別の経路もあります。そして一度来た人にもう一度来ていただくために、LINE登録、SNSフォローと、料理の味以外に思い出す要素を用意しましょう。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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