
「インスタグラムの投稿を、もっとおしゃれにしたい…」
「でもデザインの知識がない…」
「専門的なソフトは難しそう…」
そんな悩みを一瞬で解決するのが、Canva(キャンバ)です。
デザイン未経験でも、テンプレートを選ぶだけで5分でプロ級のインスタ投稿が完成します。
しかも、基本機能は完全無料。
この記事では、Canvaを使ったインスタグラム投稿の作り方を画像付きで徹底解説。さらに、「バズる投稿」を作るデザインのコツまで、すべてお伝えします。
Canvaとは?インスタ投稿に最適な理由
Canva(キャンバ)の基本情報
Canvaは、オーストラリア発のオンラインデザインツールです。
特徴:
- 無料で使える(基本機能)
- デザイン知識不要
- テンプレートが豊富
- スマホでもPCでも使える
- 日本語対応
なぜインスタ投稿にCanvaが最適なのか?
1:インスタ専用のサイズ・テンプレートが用意されている
Canvaには、インスタグラムの各投稿形式に最適化されたテンプレートがあります:
- フィード投稿(正方形・縦長)
- ストーリーズ
- リール
- カルーセル投稿
サイズを気にする必要なし!
2:デザイン初心者でもプロ級の仕上がり
豊富なテンプレートから選ぶだけで、デザイナーが作ったようなクオリティになります。
3:無料で十分使える
有料版(Canva Pro)もありますが、無料版でも十分インスタ投稿は作れます。
理由4:Canvaから直接インスタに投稿できる
デザイン完成後、ダウンロードせずにそのままインスタに投稿可能(後述)。
Canva無料版と有料版(Pro)の違い
| 機能 | 無料版 | Pro版(月1,500円) |
|---|---|---|
| テンプレート数 | 25万点以上 | 61万点以上 |
| 写真・素材 | 数十万点 | 1億点以上 |
| 背景透過 | ✕ | ◯ |
| リサイズ機能 | ✕ | ◯(ワンクリック) |
| ブランドキット | ✕ | ◯ |
初心者は無料版で十分です!
【準備編】Canvaの無料登録方法(3分で完了)
ステップ1:Canva公式サイトにアクセス
PC: https://www.canva.com/ja_jp/
スマホ: App StoreまたはGoogle Playで「Canva」を検索してアプリをダウンロード
ステップ2:アカウントを作成
登録方法は3つ:
- Googleアカウントで登録(おすすめ・最速)
- Facebookアカウントで登録
- メールアドレスで登録
おすすめ:Googleアカウント ワンクリックで登録完了、ログインも簡単です。
ステップ3:用途を選択(スキップ可能)
「何に使いますか?」と聞かれますが、スキップしてOK。
ステップ4:登録完了!
これで準備完了です。さっそくインスタ投稿を作りましょう!
【基本編】インスタ投稿を作る5ステップ
全体の流れ
ステップ1:投稿形式を選ぶ
↓
ステップ2:テンプレートを選ぶ
↓
ステップ3:テキストを編集
↓
ステップ4:画像を差し替え
↓
ステップ5:ダウンロード or 直接投稿
ステップ1:投稿形式を選ぶ
PCの場合:
- Canvaトップページの検索バーに「Instagram」と入力
- 候補が表示される:
- Instagram投稿(正方形):1080×1080px
- Instagram投稿(4:5):1080×1350px(縦長・おすすめ!)
- Instagramストーリー:1080×1920px
- Instagramリール:1080×1920px
スマホアプリの場合:
- ホーム画面下部の「+」をタップ
- 「SNS」カテゴリをタップ
- 「Instagram投稿」を選択
ステップ2:テンプレートを選ぶ
重要:最初は必ずテンプレートから始める
白紙から作るより、テンプレートを編集する方が圧倒的に早く・綺麗に仕上がります。
テンプレートの選び方:
- 自分のアカウントの雰囲気に合うものを選ぶ
- シンプルなものから始める
- 人気順・新着順で並び替えられる
ステップ3:テキストを編集
選んだテンプレートの文字部分をクリックして、自分の文章に変更します。
編集できる要素:
- テキスト内容
- フォント(書体)
- 文字サイズ
- 文字色
- 文字の配置
ステップ4:画像を差し替え
自分の写真に変え方:
- 左側メニューの「アップロード」をクリック
- 「ファイルをアップロード」で写真を選択
- アップロードした写真をドラッグ&ドロップでテンプレートの画像の上に配置
Canva内の無料素材を使う:
- 左側メニューの「素材」をクリック
- 検索バーに「カフェ」「ビジネス」など、欲しい画像のキーワードを入力
- 無料の素材を選んでクリック(王冠マークがついているのは有料)
ステップ5:ダウンロード or 直接投稿
ダウンロードする場合:
- 右上の「共有」ボタンをクリック
- 「ダウンロード」を選択
- ファイル形式:JPGまたはPNG(通常はJPGでOK)
- 「ダウンロード」ボタンをクリック
【サイズ別】投稿形式ごとの推奨サイズ一覧
インスタグラム投稿の種類とサイズ
| 投稿形式 | サイズ(px) | アスペクト比 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| フィード投稿(縦長) | 1080×1350 | 4:5 | ★★★★★ |
| フィード投稿(正方形) | 1080×1080 | 1:1 | ★★★☆☆ |
| ストーリーズ | 1080×1920 | 9:16 | ★★★★★ |
| リール | 1080×1920 | 9:16 | ★★★★★ |
| カルーセル投稿 | 1080×1080 or 1080×1350 | 1:1 or 4:5 | ★★★★☆ |
【重要】2025年最新:縦長(4:5)が主流!
以前は正方形(1:1)が主流でしたが、2025年現在は縦長(4:5)が主流です。
理由:
- スマホで見たとき、画面を大きく使える
- 目立つ(スクロール時に他の投稿より大きく表示される)
- 情報量を増やせる
おすすめ:基本は縦長(1080×1350)で作る!
Canvaでのサイズ選択方法
PC:
- トップページの検索バーに「Instagram投稿(4:5)」と入力
- または「カスタムサイズを作成」→ 1080×1350 と入力
スマホアプリ:
- 「+」→「SNS」→「Instagram投稿(4:5)」を選択
【実践編】テンプレートを使った投稿の作り方
例:カフェの新メニュー紹介投稿を作る
ステップ1:「Instagram投稿(4:5)」を選択
※どんな投稿にするのか?は、AIに聞いてもOK
ステップ2:テンプレートを検索
- 検索バーに「カフェ メニュー」「飲食店」などと入力
- おしゃれなテンプレートがたくさん出てくる
ステップ3:好きなテンプレートを選択
- シンプルで文字が読みやすいものを選ぶ
ステップ4:テキストを編集
- 「新メニュー登場!」→ 自分のお店のメニュー名に変更
- 「詳しくはこちら」→ 「ご来店お待ちしています!」など
- キャプションに掲載する文章はChatGPTで作ってもOK
ステップ5:写真を差し替え
- 左側「アップロード」から実際のメニュー写真をアップロード
- テンプレートの画像エリアにドラッグ&ドロップ
ステップ6:色を変える(任意)
- 背景色をクリック→上部の「背景色」から好きな色に変更
ステップ7:完成!
- 右上「共有」→「ダウンロード」
- または直接インスタに投稿
テンプレート選びのコツ
1:シンプルなものから始める 複雑なデザインは編集が難しいです。
2:文字が大きいものを選ぶ スマホで見たとき、小さい文字は読みにくいです。
3:写真エリアが大きいものを選ぶ 商品やサービスを見せたい場合、写真が主役になるデザインを。
4:自分のブランドカラーに合うものを選ぶ 統一感が出ます。
【応用編】オリジナルデザインの作り方
テンプレートに慣れたら、自分でデザインを作ってみましょう。
ステップ1:白紙のキャンバスを作成
「Instagram投稿(4:5)」を選択→「空白」を選ぶ
※どんな投稿にするのか?は、生成AIに聞いてもOK
ステップ2:背景を設定
方法1:背景色を設定
- 左側メニュー「デザイン」→「背景色」→好きな色を選択
方法2:背景画像を設定
- 左側「素材」→「写真」→好きな画像を選んでキャンバス全体に配置
ステップ3:テキストを追加
- 左側メニュー「テキスト」をクリック
- 「見出しを追加」をクリック
- 文字を入力
- フォント、サイズ、色を調整
ステップ4:装飾を追加
図形を追加:
- 左側「素材」→「図形」→ 四角、円、線など選択
イラストを追加:
- 左側「素材」→検索バーに「花」「星」などキーワード入力
エフェクトを追加:
- テキストを選択→上部「エフェクト」→「影」「光彩」などを選択
ステップ5:配置を整える
整列機能を使う:
- 要素を選択→上部「配置」→「中央揃え」「左揃え」など
グリッド表示:
- 上部メニュー「表示」→「グリッド線を表示」にチェック
- きれいに整列できます
【重要】バズる投稿を作る10のデザインのコツ
デザインの基本ルールを知ると、反応率が劇的に上がります!
1、フォントサイズは大きめに
NG:文字が小さくて読みにくい
OK:スマホで見ても一瞬で読める大きさ
2、1投稿に詰め込みすぎない
NG:文字も画像も装飾もぎっしり詰まっている
OK:余白を十分に取る
ルール: 「伝えたいことは1つだけ」に絞る
3、読みやすいフォントを選ぶ
おすすめフォント:
- ゴシック体(源ノ角ゴシック、Noto Sans JP)
- 丸ゴシック(ラウンデッド、こころ明朝)
避けるべき:
- 手書き風(読みにくい)
- 装飾的すぎるフォント(情報が伝わりにくい)
4、色は3色まで
NG:たくさんの色を使ってごちゃごちゃ
OK:メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色
色の選び方:
- メインカラー:ブランドカラー(60%)
- サブカラー:メインと相性の良い色(30%)
- アクセントカラー:目立たせたい部分(10%)
5、コントラストをはっきり
NG:背景と文字の色が似ていて読めない
OK:背景が明るいなら文字は暗く、背景が暗いなら文字は明るく
テクニック: 文字の背景に半透明の図形を敷くと読みやすくなる
6、統一感を出す
重要:投稿全体で雰囲気を統一する
統一する要素:
- 色合い
- フォント
- レイアウトの基本パターン
効果: プロフィール画面がおしゃれに見える
7、視線の流れを意識
人間の視線の動き: 左上→右下 の「Z型」
レイアウトのコツ:
- 左上:最も伝えたいメッセージ
- 右下:アクション(「詳しくはプロフィールへ」など)
8、アイコン・絵文字を活用
効果:
- パッと見で内容が分かる
- 親しみやすくなる
- 読みやすくなる
Canvaでのやり方:
- 左側「素材」→「グラフィック」→「アイコン」と検索
9、数字を入れる
NG:「ダイエットのコツをご紹介」
OK:「ダイエットのコツ7選」
効果: 具体性が増し、クリックされやすくなる
10、最後にCTA(行動喚起)を入れる
CTA(Call To Action)とは: 「○○してください」という行動を促すメッセージ
例:
- 「詳しくはプロフィールのリンクから」
- 「保存してあとで見返そう!」
- 「いいねで応援お願いします!」
配置: 投稿の最後、または画像の右下
よくある失敗と解決策
1、文字が見切れる
原因: 画像の端ギリギリに文字を配置している
解決策: 画像の端から最低50px以上は余白を空ける
2、画像がぼやける
原因: 低解像度の画像を使っている、またはCanvaでの書き出し設定が低い
解決策:
- 高解像度の画像を使う
- ダウンロード時に「ファイル形式:PNG」を選ぶ(JPGより高画質)
3、色が思った通りに表示されない
原因: デバイスによって色の見え方が違う
解決策:
- 極端に明るい色、暗い色は避ける
- スマホとPCの両方で確認する
4、フォントが表示されない
原因: 一部のフォントは日本語に対応していない
解決策:
- 日本語対応フォントを選ぶ
- フォント名に「JP」「日本語」がついているものを選ぶ
5、統一感が出ない
原因: 毎回違うテンプレートを使っている
解決策:
- ベースとなるテンプレートを2〜3個決める
- そのテンプレートだけを使い回す
- 色、フォント、レイアウトを統一する
インスタグラムは業種に応じて使い分けられます
業種に応じて使い分けられるインスタグラム、たとえば、ネイルサロン、治療院、便利屋などに使えます。
またプロアカウントに変更することもできます。
Canvaでインスタ投稿を作る7つのポイント
【重要】押さえるべき7つのポイント
- 縦長(4:5)で作る → 1080×1350pxが2025年の主流
- 最初はテンプレートから始める → 白紙より圧倒的に早く・綺麗に仕上がる
- 文字は大きく、シンプルに → スマホで見ても一瞬で読める
- 色は3色まで → ごちゃごちゃさせない
- 余白を十分に → 詰め込みすぎない
- 統一感を出す → フォント、色、レイアウトを統一
- CTAを入れる → 「保存してね!」「プロフィールへ!」など行動を促す
デザインは「慣れ」が8割
最初は「どうやって作ればいいか分からない…」と悩むかもしれません。
でも大丈夫。デザインは「慣れ」が8割です。
まずは1投稿、テンプレートを使って作ってみてください。
2投稿目、3投稿目と作っていくうちに、自然と「おしゃれな投稿」が作れるようになります。
Canvaの豊富なテンプレートがあれば、デザイン初心者でも5分でプロ級の投稿ができます。
あなたのインスタグラムが、もっとおしゃれに、もっと多くの人に届きますように!
大阪でCanvaデザイン講座とインスタグラム講座をマンツーマンで開催しています。
