【2025年最新】Canvaでインスタグラム投稿を作る完全ガイド|初心者でもプロ級デザインが5分で完成

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「インスタグラムの投稿を、もっとおしゃれにしたい…」
「でもデザインの知識がない…」
「専門的なソフトは難しそう…」

そんな悩みを一瞬で解決するのが、Canva(キャンバ)です。

デザイン未経験でも、テンプレートを選ぶだけで5分でプロ級のインスタ投稿が完成します。

しかも、基本機能は完全無料

この記事では、Canvaを使ったインスタグラム投稿の作り方を画像付きで徹底解説。さらに、「バズる投稿」を作るデザインのコツまで、すべてお伝えします。

目次

Canvaとは?インスタ投稿に最適な理由

Canva(キャンバ)の基本情報

Canvaは、オーストラリア発のオンラインデザインツールです。

特徴:

  • 無料で使える(基本機能)
  • デザイン知識不要
  • テンプレートが豊富
  • スマホでもPCでも使える
  • 日本語対応

なぜインスタ投稿にCanvaが最適なのか?

1:インスタ専用のサイズ・テンプレートが用意されている

Canvaには、インスタグラムの各投稿形式に最適化されたテンプレートがあります:

  • フィード投稿(正方形・縦長)
  • ストーリーズ
  • リール
  • カルーセル投稿

サイズを気にする必要なし!

2:デザイン初心者でもプロ級の仕上がり

豊富なテンプレートから選ぶだけで、デザイナーが作ったようなクオリティになります。

3:無料で十分使える

有料版(Canva Pro)もありますが、無料版でも十分インスタ投稿は作れます

理由4:Canvaから直接インスタに投稿できる

デザイン完成後、ダウンロードせずにそのままインスタに投稿可能(後述)。

Canva無料版と有料版(Pro)の違い

機能無料版Pro版(月1,500円)
テンプレート数25万点以上61万点以上
写真・素材数十万点1億点以上
背景透過
リサイズ機能◯(ワンクリック)
ブランドキット

初心者は無料版で十分です!

【準備編】Canvaの無料登録方法(3分で完了)

ステップ1:Canva公式サイトにアクセス

PC: https://www.canva.com/ja_jp/

スマホ: App StoreまたはGoogle Playで「Canva」を検索してアプリをダウンロード

ステップ2:アカウントを作成

登録方法は3つ:

  1. Googleアカウントで登録(おすすめ・最速)
  2. Facebookアカウントで登録
  3. メールアドレスで登録

おすすめ:Googleアカウント ワンクリックで登録完了、ログインも簡単です。

ステップ3:用途を選択(スキップ可能)

「何に使いますか?」と聞かれますが、スキップしてOK

ステップ4:登録完了!

これで準備完了です。さっそくインスタ投稿を作りましょう!

【基本編】インスタ投稿を作る5ステップ

全体の流れ

ステップ1:投稿形式を選ぶステップ2:テンプレートを選ぶステップ3:テキストを編集ステップ4:画像を差し替えステップ5:ダウンロード or 直接投稿

ステップ1:投稿形式を選ぶ

PCの場合:

  1. Canvaトップページの検索バーに「Instagram」と入力
  2. 候補が表示される:
    • Instagram投稿(正方形):1080×1080px
    • Instagram投稿(4:5):1080×1350px(縦長・おすすめ!)
    • Instagramストーリー:1080×1920px
    • Instagramリール:1080×1920px

スマホアプリの場合:

  1. ホーム画面下部の「+」をタップ
  2. 「SNS」カテゴリをタップ
  3. 「Instagram投稿」を選択

ステップ2:テンプレートを選ぶ

重要:最初は必ずテンプレートから始める

白紙から作るより、テンプレートを編集する方が圧倒的に早く・綺麗に仕上がります。

テンプレートの選び方:

  • 自分のアカウントの雰囲気に合うものを選ぶ
  • シンプルなものから始める
  • 人気順・新着順で並び替えられる

ステップ3:テキストを編集

選んだテンプレートの文字部分をクリックして、自分の文章に変更します。

編集できる要素:

  • テキスト内容
  • フォント(書体)
  • 文字サイズ
  • 文字色
  • 文字の配置

ステップ4:画像を差し替え

自分の写真に変え方:

  1. 左側メニューの「アップロード」をクリック
  2. 「ファイルをアップロード」で写真を選択
  3. アップロードした写真をドラッグ&ドロップでテンプレートの画像の上に配置

Canva内の無料素材を使う:

  1. 左側メニューの「素材」をクリック
  2. 検索バーに「カフェ」「ビジネス」など、欲しい画像のキーワードを入力
  3. 無料の素材を選んでクリック(王冠マークがついているのは有料)

ステップ5:ダウンロード or 直接投稿

ダウンロードする場合:

  1. 右上の「共有」ボタンをクリック
  2. 「ダウンロード」を選択
  3. ファイル形式:JPGまたはPNG(通常はJPGでOK)
  4. 「ダウンロード」ボタンをクリック

【サイズ別】投稿形式ごとの推奨サイズ一覧

インスタグラム投稿の種類とサイズ

投稿形式サイズ(px)アスペクト比おすすめ度
フィード投稿(縦長)1080×13504:5★★★★★
フィード投稿(正方形)1080×10801:1★★★☆☆
ストーリーズ1080×19209:16★★★★★
リール1080×19209:16★★★★★
カルーセル投稿1080×1080 or 1080×13501:1 or 4:5★★★★☆

【重要】2025年最新:縦長(4:5)が主流!

以前は正方形(1:1)が主流でしたが、2025年現在は縦長(4:5)が主流です。

理由:

  • スマホで見たとき、画面を大きく使える
  • 目立つ(スクロール時に他の投稿より大きく表示される)
  • 情報量を増やせる

おすすめ:基本は縦長(1080×1350)で作る!

Canvaでのサイズ選択方法

PC:

  1. トップページの検索バーに「Instagram投稿(4:5)」と入力
  2. または「カスタムサイズを作成」→ 1080×1350 と入力

スマホアプリ:

  1. 「+」→「SNS」→「Instagram投稿(4:5)」を選択

【実践編】テンプレートを使った投稿の作り方

例:カフェの新メニュー紹介投稿を作る

ステップ1:「Instagram投稿(4:5)」を選択

※どんな投稿にするのか?は、AIに聞いてもOK

ステップ2:テンプレートを検索

  • 検索バーに「カフェ メニュー」「飲食店」などと入力
  • おしゃれなテンプレートがたくさん出てくる

ステップ3:好きなテンプレートを選択

  • シンプルで文字が読みやすいものを選ぶ

ステップ4:テキストを編集

  • 「新メニュー登場!」→ 自分のお店のメニュー名に変更
  • 「詳しくはこちら」→ 「ご来店お待ちしています!」など
  • キャプションに掲載する文章はChatGPTで作ってもOK

ステップ5:写真を差し替え

  • 左側「アップロード」から実際のメニュー写真をアップロード
  • テンプレートの画像エリアにドラッグ&ドロップ

ステップ6:色を変える(任意)

  • 背景色をクリック→上部の「背景色」から好きな色に変更

ステップ7:完成!

  • 右上「共有」→「ダウンロード」
  • または直接インスタに投稿

テンプレート選びのコツ

1:シンプルなものから始める 複雑なデザインは編集が難しいです。

2:文字が大きいものを選ぶ スマホで見たとき、小さい文字は読みにくいです。

3:写真エリアが大きいものを選ぶ 商品やサービスを見せたい場合、写真が主役になるデザインを。

4:自分のブランドカラーに合うものを選ぶ 統一感が出ます。

【応用編】オリジナルデザインの作り方

テンプレートに慣れたら、自分でデザインを作ってみましょう。

ステップ1:白紙のキャンバスを作成

「Instagram投稿(4:5)」を選択→「空白」を選ぶ

※どんな投稿にするのか?は、生成AIに聞いてもOK

ステップ2:背景を設定

方法1:背景色を設定

  • 左側メニュー「デザイン」→「背景色」→好きな色を選択

方法2:背景画像を設定

  • 左側「素材」→「写真」→好きな画像を選んでキャンバス全体に配置

ステップ3:テキストを追加

  1. 左側メニュー「テキスト」をクリック
  2. 「見出しを追加」をクリック
  3. 文字を入力
  4. フォント、サイズ、色を調整

ステップ4:装飾を追加

図形を追加:

  • 左側「素材」→「図形」→ 四角、円、線など選択

イラストを追加:

  • 左側「素材」→検索バーに「花」「星」などキーワード入力

エフェクトを追加:

  • テキストを選択→上部「エフェクト」→「影」「光彩」などを選択

ステップ5:配置を整える

整列機能を使う:

  • 要素を選択→上部「配置」→「中央揃え」「左揃え」など

グリッド表示:

  • 上部メニュー「表示」→「グリッド線を表示」にチェック
  • きれいに整列できます

【重要】バズる投稿を作る10のデザインのコツ

デザインの基本ルールを知ると、反応率が劇的に上がります!

1、フォントサイズは大きめに

NG:文字が小さくて読みにくい

OK:スマホで見ても一瞬で読める大きさ

2、1投稿に詰め込みすぎない

NG:文字も画像も装飾もぎっしり詰まっている

OK:余白を十分に取る

ルール: 「伝えたいことは1つだけ」に絞る

3、読みやすいフォントを選ぶ

おすすめフォント:

  • ゴシック体(源ノ角ゴシック、Noto Sans JP)
  • 丸ゴシック(ラウンデッド、こころ明朝)

避けるべき:

  • 手書き風(読みにくい)
  • 装飾的すぎるフォント(情報が伝わりにくい)

4、色は3色まで

NG:たくさんの色を使ってごちゃごちゃ

OK:メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色

色の選び方:

  • メインカラー:ブランドカラー(60%)
  • サブカラー:メインと相性の良い色(30%)
  • アクセントカラー:目立たせたい部分(10%)

5、コントラストをはっきり

NG:背景と文字の色が似ていて読めない

OK:背景が明るいなら文字は暗く、背景が暗いなら文字は明るく

テクニック: 文字の背景に半透明の図形を敷くと読みやすくなる

6、統一感を出す

重要:投稿全体で雰囲気を統一する

統一する要素:

  • 色合い
  • フォント
  • レイアウトの基本パターン

効果: プロフィール画面がおしゃれに見える

7、視線の流れを意識

人間の視線の動き: 左上→右下 の「Z型」

レイアウトのコツ:

  • 左上:最も伝えたいメッセージ
  • 右下:アクション(「詳しくはプロフィールへ」など)

8、アイコン・絵文字を活用

効果:

  • パッと見で内容が分かる
  • 親しみやすくなる
  • 読みやすくなる

Canvaでのやり方:

  • 左側「素材」→「グラフィック」→「アイコン」と検索

9、数字を入れる

NG:「ダイエットのコツをご紹介」

OK:「ダイエットのコツ7選」

効果: 具体性が増し、クリックされやすくなる

10、最後にCTA(行動喚起)を入れる

CTA(Call To Action)とは: 「○○してください」という行動を促すメッセージ

例:

  • 「詳しくはプロフィールのリンクから」
  • 「保存してあとで見返そう!」
  • 「いいねで応援お願いします!」

配置: 投稿の最後、または画像の右下

よくある失敗と解決策

1、文字が見切れる

原因: 画像の端ギリギリに文字を配置している

解決策: 画像の端から最低50px以上は余白を空ける

2、画像がぼやける

原因: 低解像度の画像を使っている、またはCanvaでの書き出し設定が低い

解決策:

  • 高解像度の画像を使う
  • ダウンロード時に「ファイル形式:PNG」を選ぶ(JPGより高画質)

3、色が思った通りに表示されない

原因: デバイスによって色の見え方が違う

解決策:

  • 極端に明るい色、暗い色は避ける
  • スマホとPCの両方で確認する

4、フォントが表示されない

原因: 一部のフォントは日本語に対応していない

解決策:

  • 日本語対応フォントを選ぶ
  • フォント名に「JP」「日本語」がついているものを選ぶ

5、統一感が出ない

原因: 毎回違うテンプレートを使っている

解決策:

  • ベースとなるテンプレートを2〜3個決める
  • そのテンプレートだけを使い回す
  • 色、フォント、レイアウトを統一する

インスタグラムは業種に応じて使い分けられます

業種に応じて使い分けられるインスタグラム、たとえば、ネイルサロン治療院便利屋などに使えます。

またプロアカウントに変更することもできます。

Canvaでインスタ投稿を作る7つのポイント

【重要】押さえるべき7つのポイント

  1. 縦長(4:5)で作る → 1080×1350pxが2025年の主流
  2. 最初はテンプレートから始める → 白紙より圧倒的に早く・綺麗に仕上がる
  3. 文字は大きく、シンプルに → スマホで見ても一瞬で読める
  4. 色は3色まで → ごちゃごちゃさせない
  5. 余白を十分に → 詰め込みすぎない
  6. 統一感を出す → フォント、色、レイアウトを統一
  7. CTAを入れる → 「保存してね!」「プロフィールへ!」など行動を促す

デザインは「慣れ」が8割

最初は「どうやって作ればいいか分からない…」と悩むかもしれません。

でも大丈夫。デザインは「慣れ」が8割です。

まずは1投稿、テンプレートを使って作ってみてください。

2投稿目、3投稿目と作っていくうちに、自然と「おしゃれな投稿」が作れるようになります。

Canvaの豊富なテンプレートがあれば、デザイン初心者でも5分でプロ級の投稿ができます。

あなたのインスタグラムが、もっとおしゃれに、もっと多くの人に届きますように!

大阪でCanvaデザイン講座インスタグラム講座をマンツーマンで開催しています。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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