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大阪のパタンナーの集客方法、検索を中心に全部試すのが近道です

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

パタンナーは、洋服をつくるときの型紙をつくる仕事です。

デザイナーさんが描いたデザイン画をもとに、実際に布を裁断するための型紙を描いていきます。縫製工場から上がってきた服を検品するのも、パタンナーの仕事の一部なことがあります。

仕事を頼んでくるのは、デザイン会社さんやアパレルの製造会社や事業者です。つまり依頼主は企業になります。だから集客方法は、一般のお客さんを集めるBtoCとは異なります。

ここで一つ難しい点があります。

頼んでくる会社の数が、そもそも多くありません。大阪でアパレルに関わる会社は限られていますし、一つの方法に絞って続けるというやり方が合いません。

今回は、フリーランスでやっているパタンナーさんが仕事が増える集客方法を、優先順位をつけてご紹介します。

目次

パタンナーさんの集客は検索からの流入があります

相手が会社なので、検索から探されます。リアル以外では、ここが一番効果的です。

1、クライアントは検索されます

デザイン会社さんやアパレルの会社が型紙をつくれる人、パタンナーを探すとき、周りの知り合いにいなければ検索します。

「パタンナー 大阪」「型紙 外注」のような言葉で探されるので、ホームページがあると見つかりやすいです。名刺とポートフォリオだけでは、探している人に届きません。

会社を相手にしたSEOとオファーを使った集客の考え方そのものはSEOをメインにオファーで問い合わせにつなげる方法にまとめてあります。この記事ではパタンナーさんの場合を書きます。

2、載せるのは型紙の実績と、対応できる仕事の幅です

探している会社が知りたいのは、頼めるかどうかです。だからホームページに載せるのは作品集ではなく、仕事の内容になります。

どんなアイテムの型紙をつくってきたか。レディースかメンズか子ども服か。カットソーなのかジャケットなのか。グレーディング(サイズ展開のために型紙を大小に展開する作業)までやるのか。使っているCADのソフトは何か。このあたりが書かれていると、相手は頼めるかどうかを判断できます。

実績を公開できない場合もあります。その場合はブランド名を出さずに、アイテムの種類と枚数だけでも書いておきます。

3、検品まで引き受けられることを書いておきます

パタンナーは型紙だけの仕事ではありません。縫製工場から上がってきた服を検品するのも仕事です。

ここを書いていない人が多いのではないかと思います。頼む側からすると、型紙と検品を別の人に頼むより、一人にまとめて頼めるほうが楽です。引き受けられる範囲を広く書いておくと、それだけで声がかかる理由になります。

SNSは知り合いへのフォローとして使います

SNSは検索の次です。ただ、やらないという話ではありません。使う種類が、一般のお客さん向けの商売とは変わります。

1、フェイスブックは知り合いとのつながりが続きます

フェイスブックは、一度会った人とのつながりが残ります。展示会や業界の集まりで知り合ったデザイナーさんや会社の担当者と、そのままつながっておけます。

投稿を見てもらうというより、名前と顔を忘れられないためのツールになります。だから毎日投稿する必要はありません。仕事の様子や、受けられる仕事の範囲が変わったときに出しておけば足ります。

やってしまいがちな投稿の形はフェイスブックでやってはいけない投稿例にまとめてあります。うまくいっている会社の使い方はフェイスブック集客の成功事例で見られます。

2、Noteは検索からも読まれます

Noteは記事を書いて公開するサービスです。これを選ぶ理由は、知り合いに読まれるだけでなく、検索からも読まれるところです。

自分のホームページと別に、型紙の話や縫製の話を書いておけます。ホームページは仕事の内容を整えて見せるものなので、細かい話や考え方は書きにくくなります。そういう内容をNoteに置いておくと、検索で見つけた人が人柄まで分かった状態で問い合わせてきます。

書き方や運用の進め方はnote活用セミナーで扱っています。

3、インスタグラムとYouTubeは順番が後ろになります

インスタグラムとYouTubeは、一般のお客さんに向けた商売で強くなります。パタンナーさんのクライアントは会社なので、ここから直接仕事が来ることは期待しづらくなります。

ただ、やらなくていいという意味ではありません。一度名前を見かけた人に、もう一度見てもらう役には立ちます。検索で見つけた人が、そのあとインスタグラムを見て「ちゃんと動いている人だ」と確認する、という流れは起きます。

先にホームページとフェイスブックとNoteを整えて、手が空いてから足すのが順番です。 最初から4つ同時に始めると、どれも続きません。

SNSだけで会社相手の仕事を取ろうとすると行き詰まります。その理由は法人営業をSNSだけでやろうとする失敗に書いてあります。

クライアントの数が少ないので、一つに絞れません

ここが、ほかの業種と一番違う点です。

ふつうの集客では「媒体を絞って一つを深くやる」のが正しいとされます。手が足りないので、散らすと全部が中途半端になるからです。ただパタンナーさんの場合、絞った一つが当たっても、それで埋まるとは限りません。

1、大阪でアパレルに関わる会社は限られています

デザイン会社さんも、アパレルの製造や小売をしている会社も、数えられる範囲です。その中で型紙を外に出している会社はさらに少なくなります。

つまり検索で1位になっても、検索する会社の数そのものが少ないということです。だから検索だけで年間の仕事が埋まる形にはなりにくくなります。

2、だから並行して試していきます

検索、フェイスブック、Note、展示会、業界の集まり、紹介、そして電話での営業。この中のどれが当たるかは、やってみないと分かりません。

母数が少ない仕事では、方法を絞るより、当たる確率のある方法を増やすほうが結果が出ます。 一つずつ順番に試して、反応があったものを残していく形になります。

電話で会社に当たっていく方法については製造業向けの新規開拓の進め方が参考になります。アパレルの会社も同じ考え方で進められます。

3、紹介の割合が大きくなります

同業の顔が見える業界では、人づてに話が伝わります。デザイナーさんが別のデザイナーさんに教える、会社の担当者が転職先で声をかける、といった形です。

紹介を増やすこと自体の考え方は個人事業主が紹介を増やす方法にまとめてあります。先にどんなお客さんと付き合うかを決める話から入っています。

実力がある人が少ないので、噂になります

パタンナーは、できる人とそうでない人の差がはっきり出る仕事です。型紙が合っていなければ、縫う段階で手間が増えます。サイズ展開がずれていれば、量産で全部が狂います。

だから実力のある人は、業界の中で名前が伝わります。

1、噂は仕事を通してしか発生しません

名前が広まるのは、一緒に仕事をした人が誰かに話すからです。広告でも投稿でも起きません。だから最初の数件をきちんと仕上げることが、そのまま次の仕事につながります。

2、発信は実力が分かる形にします

噂が立つ業界では、発信の中身も変わります。「丁寧に対応します」ではなく、何をどこまでできるのかを書きます。

扱ってきたアイテムの種類、グレーディングの対応範囲、修正の回数、工場とのやりとりの経験。こうした中身があると、読んだ人が実力を測れます。測れると、興味を持ってもらえます。

3、噂を待つのと、何もしないのは違います

ここは分けておきたいところです。

噂が広まる業界だからといって、黙って待っていればいいわけではありません。

ホームページを整えておく、知り合いとのつながりを切らさない、新しく出会う機会をつくる。この3つは続ける必要があります。

噂が立ったときに、名前を聞いた人がたどり着ける先を用意しておく、ということです。

よくある質問

フリーランスでやっているパタンナーさんからいただく質問です。

Q: ポートフォリオがあればホームページは要りませんか?

A: 要ります。ポートフォリオは会った人に見せるものですが、ホームページは会っていない人に見つけてもらうものです。役割が別になります。会社が型紙をつくれる人を探すときは検索するので、見つかる状態になっていないと候補に入りません。

Q: 実績を公開する許可が取れません。

A: ブランド名を出さずに書く形にします。アイテムの種類、枚数、対応した範囲だけでも、頼む側は判断できます。画像を出せない場合も、文章だけで書いておきます。

Q: Noteとホームページ、両方いりますか?

A: 役割が違うので両方あると強くなります。ホームページは仕事の内容を整えて見せるものです。Noteは考え方や細かい話を書くツールになります。どちらも検索から読まれますが、読まれ方が変わります。片方だけにするならホームページが先です。

Q: 大阪以外の仕事も受けられますか?

A: 型紙のやりとりはデータで進められる部分があるので、距離の制約は小さくなります。ただ検品や工場とのやりとりが入る仕事では、動ける範囲が条件になります。どこまで対応できるかを先に書いておくと、問い合わせの段階でずれません。

Q: 検索で上に出ているのに問い合わせが来ません。

A: 見つかっているのに問い合わせがない場合、書いてある内容で判断されて終わっている可能性があります。引き受けられる範囲、対応できるアイテム、使っているソフト。このあたりが書かれていないと、相手は頼めるかどうか分からないまま離れます。

Q: 電話での営業はやったほうがいいですか?

A: 相手の会社が限られている業界では、やる価値があります。相手が限られているということは、当たる先を数えられるということです。進め方はBtoBの新規開拓の方法を参考にしてください。

Q: 単価が上がりません。

A: 型紙を1枚いくらで受けていると、枚数でしか増えません。グレーディングや検品、工場とのやりとりまで含めて引き受ける形にすると、単価の立て方が変わります。引き受ける範囲を広げることが、単価の話につながります。

Q: アパレル以外の仕事も探すべきですか?

A: 数の少ない業界なので、隣の分野を見ておく意味はあります。衣装、ユニフォーム、雑貨の布製品など、型紙が必要になる場面はアパレル以外にもあります。服づくりに関わる仕事の広がり方はお直し・リメイク作家さんのインタビューにも出てきます。

まとめ

パタンナーさんの集客で難しいのは、スキルがないことではありません。スキルがあったとしても、外からは見えないところです。

クライアントは会社なので検索から探されます。

ただ、発注してくれる会社そのものが少ないので、検索だけでは売上が低いままです。検索エンジン対策を重きにおいたうえで、フェイスブックとNote、展示会、紹介まで並行してすすめる形になります。

パタンナー自体の数が少ない業界なので、仕事が良ければ名前が広まります。そのときに、名前を聞いた人がたどり着ける先があるかどうかで差がつきます。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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