LPよくある失敗例:商品を紹介するだけのLP

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

こんにちは、つちやです。

今日は「これ、マジでもったいないな・・・」と思うLP(ランディングページ)の失敗例について話します。

それは、商品を紹介するだけのLPです。

目次

商品が並んでるだけのLPは全く反応が取れない

たまに見かけるんですよ。

こんなLPって、

  • 商品画像がドーンと載ってる
  • 価格が書いてある
  • スペックが箇条書きで並んでる

通販カタログみたいですね。

こういうLPって、驚くほど反応が取れません。

せっかく広告費かけて集客してるのに、ほぼ全員が離脱していく。めちゃくちゃもったいないです。

なぜこんなことが起こるのか?答えはシンプルです。

ユーザーは商品情報だけでは買わないからです。

キャッチコピーがない、情報が薄い

さらに最悪なのが、

  • キャッチコピーがない(何がすごいのか一言で伝わらない)
  • 商品情報が薄い(「高品質です」だけとか)
  • 詳細が載ってない(サイズ感、使用感、素材、製法など)

LPで商品が売れるのは、商品の情報がたくさん載ってるからです。

情報量が多いほど売れる理由

人って、よくわからないものにお金は払いません。

  • この商品は何でできてる?
  • どうやって作られてる?
  • 他の商品と何が違う?
  • どれくらいのサイズ?
  • どんな使い心地?
  • 耐久性は?
  • どんな人に向いてる?

こういう「知りたいこと」に全部答えてあげると、ユーザーは安心して買えます。

逆に、情報が少ないと「なんか不安だな…やめとこう」ってなります。

「買うメリット」が提示されてないとさらに受注率は下がる

もう一つ、超重要なポイントがあります。

この商品を買うことで、どんなメリットがあるのか?

これが明確に提示されてないLPは、受注率がガクッと下がります。

ダメな例:機能だけ並べる

「高性能CPU搭載」
「バッテリー持続時間10時間」
「軽量設計」

これだけでは、一般の人にはよく分からないです(持続時間はまだ分かりやすいです)

良い例:メリットで語る

「これまでよりサクサク動くから、仕事のストレスが消える」
「1日10時間、ほぼ一日中使えるから、外出先でも充電切れの心配ゼロ」
「500gと軽いから、毎日の通勤が楽になる」

圧倒的にこちらですよね。

ユーザーが知りたいのは、「その商品が自分の生活をどう変えてくれるのか」です。

スペックや機能性じゃなくて、ベネフィット(利益・恩恵)です

商品の機能や特徴は「手段」であって、「目的」じゃない。ユーザーが本当に欲しいのは、「その商品を買った後の理想の未来」ですね。

社会的証明がないとさらに受注率は下がる

お客様の声や実績などの「社会的証明」がないLPは、受注率が下がります。

これがないと、損します。

人は「みんなが使ってるもの」を信頼する

人間の心理として、「他の人が良いと言ってるもの」を信じやすいんですよね。これを「社会的証明」といいます。

  • 「お客様の声」
  • 「導入実績○○社」
  • 「購入者○○人突破」
  • 「満足度○○%」
  • 「メディア掲載実績」
  • 「受賞歴」

こういう要素があるだけで、「あ、この商品ちゃんとしてるんだな」って安心感が生まれる。

逆に、これが一切ないLPって、「本当に売れてるの?大丈夫なの?」って不安になるんですよ。

実際の声が最強の営業マン

特に強力なのが、お客様の声(レビュー・口コミ)です。

企業が「この商品は素晴らしいです!」って言うより、実際に使った人が「これ、マジで良かったです」って言う方が、10倍信頼されます。

しかも、できるだけリアルな声がいいです。

  • 具体的な使用シーンが書いてある
  • ビフォー・アフターがわかる
  • 写真付き
  • 実名・顔出し(許可が取れれば)

こういう「生っぽい」お客様の声があると、CVRは劇的に上がります。

売れるLPに必要な3つの重要要素

整理すると、商品を並べるだけのLPがダメな理由はこれです。

ダメなLPの特徴

  • 商品画像と価格だけ
  • キャッチコピーがない
  • 商品情報が薄い
  • メリット・ベネフィットが書いてない
  • お客様の声や実績などの社会的証明がない

売れるLPに必要な3つの要素

1. 圧倒的な情報量

商品の詳細情報を徹底的に載せる。ユーザーの「知りたい」に全部答える。

2. 明確なメリット・ベネフィット

「この商品を買うと、あなたの生活がどう変わるか」を具体的に提示する。機能じゃなくて、得られる未来を語る。

3. 社会的証明

お客様の声、導入実績、メディア掲載、受賞歴など。「他の人も使ってる、評価してる」という安心材料を徹底的に見せる。

この3つが揃って初めて、LPは「売れるLP」になるんです。

今すぐチェック!あなたのLPは大丈夫?

もしあなたのLPが「商品を紹介するだけ」になってるなら、今すぐ見直してください。

チェックリスト

  • キャッチコピーで一瞬で価値が伝わるか?
  • 商品情報は十分に詳しいか?(写真、スペック、使い方、素材など)
  • 「買うことで得られるメリット」が明確に書いてあるか?
  • お客様の声や実績などの社会的証明があるか?

この4つ、全部揃っていますか? 一つでも欠けていたら、改善の余地ありです。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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