
こんにちは、つちやです。
今日は「LPでよくやっちゃう」失敗パターンの一つ。今回は、BtoC(個人向け)商品なのに、支払い方法が銀行振込のみになってるパターンです。
せっかく良いLP作ったのに、最後の最後で売上を逃してるケースとなることが多いです。
支払い方法がたくさんあると、売上は上がる【BtoC限定】
結論から言います。
個人向け商品・サービスなら、支払い方法は多ければ多いほど売上が上がります。
これ、当たり前の話ですね、リアル店舗で考えてみてください。
- 現金のみのお店
- クレカ、PayPay、電子マネー、QRコード決済全対応のお店
どちらが売上高いと思いますか?もちろん単価が安いお店なら、それほど影響出ないですが、客単価の高いお店だと、圧倒的に後者ですよね。
オンラインでも同じです。むしろオンラインの方がもっと顕著に差が出ます。
なぜ銀行振込のみだとダメなのか?
答えはシンプル。手間がかかりすぎるからです。
銀行振込って、こんなに面倒です。
- 振込先の口座情報をメモする(または画面開いたまま)
- ネットバンキングにログイン(パスワード忘れてたら詰む)
- 振込手続きを入力
- 振込手数料も自分が負担
- 営業時間を気にする(15時以降は翌日扱いとか)
- 振込確認まで商品が届かない
スマホでサクッと買い物したい時代に、これはめちゃくちゃハードルが高いですよね。
「あとでパソコンから振り込もう」と思った瞬間、その人は二度と戻ってきません。購買意欲って、時間が経つとどんどん冷めていくんですよね。
カード決済・電子マネー・PayPay・PayPalなどがあるとどうなる?
一方で、決済方法が充実してると、
- クレジットカード決済:30秒で完了、ポイントも貯まる
- PayPay・LINE Pay:スマホだけで即決済
- 電子マネー(Suica、楽天Edyなど):チャージ残高でサクッと
- PayPal:アカウント持ってる人なら超スピーディー
どれも共通してるのは、「今すぐ、その場で、簡単に」決済が完了することです。
この差が、CVR(コンバージョン率)に直結するんです。
店舗での支払い方法と全く同じ理屈
リアル店舗でも同じですよね。
- 現金のみの定食屋 → 「あ、現金持ってないから別の店行こう」
- 各種決済対応のコンビニ → 「現金なくても大丈夫、買える」
オンラインも同じです。選択肢が多いほど、「買えない理由」がなくなるんです。
特にスマホで見てる人は、「今すぐ買いたい」っていうタイミングで来てるケースが多い。その熱が冷めないうちに決済完了させることが、売上アップの秘訣です。
もちろん、定食屋が安い単価だとそれほど影響受けません。
ただしBtoBは別!銀行振込のみでOK
ここまで散々「銀行振込のみはダメ!」と言ってきましたが、法人向け営業(BtoB)は話が別です。
BtoBの場合、支払い方法が銀行振込のみでも売上は変わりません。
なぜなら、
BtoBでは銀行振込が「標準」だから
法人取引では、
- 経理処理の都合上、請求書→銀行振込が基本フロー
- 稟議・承認プロセスがあるので「即決」という概念がない
- 月末締め・翌月払いなどの支払いサイクルが決まってる
- 領収書・請求書などの証憑が必要
つまり、そもそも「今すぐクレカでポチッ」という購買行動がないですよね。
法人は「決済の手軽さ」で判断しない
法人が発注を決める基準は、
- その商品・サービスの価値
- 費用対効果
- 導入実績や信頼性
- サポート体制
支払い方法の利便性なんて、意思決定に1ミリも影響しません。
だから、BtoBのLPやサービスサイトで「銀行振込のみ」でも、全く問題ないです。無理にクレカ決済を導入する必要はありません。
BtoCなら選択肢を増やし、BtoBなら気にしない
整理しますと、
BtoC(個人向け)商品・サービスの場合
- 支払い方法は多ければ多いほど売上アップ
- クレカ、PayPay、電子マネー、PayPalなど主要どころは全部入れる
- 銀行振込のみは論外(機会損失が大きすぎる)
- 手数料を気にして選択肢を減らすのは本末転倒
BtoB(法人向け)商品・サービスの場合
- 銀行振込のみで全く問題なし
- 請求書払いが標準なので、無理にクレカ決済を入れる必要なし
- 法人は決済方法の利便性で購買判断しない
- それよりも商品価値・信頼性・実績で勝負
あなたのLPはどっち?今すぐチェック!
もしあなたが個人向け商品・サービスのLPを運営してて、支払い方法が「銀行振込のみ」になってるなら、今日から見直してください。
主要なオンライン決済サービス
- Square、Stripe、Paypalあたりが定番
- 初期費用無料、月額無料のサービスも多いです
- 導入も思ったより簡単
逆に法人向けサービスなら、銀行振込だけで大丈夫です。余計なコストかけて決済方法増やす必要はありません。
