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大阪の古着屋の集客方法、店舗を持たずに始められます

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

古着屋をやりたいなと思ったとき、多くの人が物件探しから入ります。

アメ村に空いている区画はないか?中崎町なら家賃はいくらか?など。

しかし、古着屋の場合、そこは後回しでも大丈夫です。

ネットで古着屋さんの集客方法を調べてみると、出てくるのはインスタグラムの投稿のしかたが中心です。あとはネット集客の方法など。

どれも間違いではありません。ただし立地と家賃をどうするかは、あまり書かれていません。

開業前にご相談に来られた方には、仕入れ先がどうしたらいいか?などをお話しています。古着屋の売上は、仕入れで決まる部分が大きいためです。

目次

集客の中心はインスタグラム、TikTok、MEO、ECサイト

古着屋さんの集客は、主にこの4つで組み立てます。業種によって効く方法が変わる話はWeb集客がうまくいかない原因にも書いていますが、古着屋さんはこの4つを優先的にやっていきます。

1、インスタグラム

古着屋の集客は、間違いなくインスタグラムがトップに来ます。

理由は、古着って、見た目で判断できる商品だからです。写真で状態と雰囲気が伝わります。だから知らない人がたまたま見かけて、そのまま買っていかれます。

ここが他の店舗業種と違う部分です。

治療院やクリーニング店では、インスタが最初の接点になることは多くありません。

看板やGoogleマップで見つけてから、インスタグラムはくわしく確認するためのツールとして使われます。(集客方法によります)

古着屋さんは雑貨屋さんと同じで、インスタグラム自体が入口になります。

力を入れるのはまずリール。

再生数をどれだけ稼げるかが、そのまま注文の数につながります。

投稿するネタが続かない場合の考え方はインスタグラムの投稿ネタがない店舗へに書いています。アカウントの設計はインスタグラムのセミナーでもお伝えしています。

2、TikTok

インスタグラムと並んで強いのがTikTokです。

ショート動画で再生数を取る形は、どちらも同じです。 作った動画を両方に出せるので、手間はそれほど増えません。

TikTokのほうが、フォロワーが少ない状態でも伸びることがあります。始めたばかりのアカウントでも、1本当たれば一気に見られます。 撮り方と編集の手順はショート動画のセミナーで扱っています。

3、MEO

MEOは、Googleマップで探されたときに出てくるようにする作業です。

店舗を持っている場合は、MEOを手がけます。

古着屋さんを探している人は、行く街を決めてから地図でお店を探すことがあります。

登録の手順はグーグルマップ登録方法に書いています。写真と情報の埋め方はGoogleビジネスプロフィールのセミナーでも扱っています。

無店舗の場合、ここは飛ばして構いません。店舗を持った時点で手を付ける部分になります。

4、ECサイト

長期的にも短期的にも、古着屋さんにECサイトが必須となります。

インスタグラムとTikTokで見た人が、その場で買えるようにします。大阪まで来られない人もお客さんになります。 作り方はネットショップのセミナーでお伝えしています。

この4つが、集客ツールの中心になります。そしてビジネスや集客の仕組みそのものにもなります。

フェイスブック、YouTube、Xはどう扱うか?

残りのSNSは、あと回しです。

フェイスブックは優先順位が低くなります。 使っている人の年齢層が上のほうに寄っているためです。古着を買う客層とずれます。

ただし業種が変われば話は別です。フェイスブックで売上が上がったジーンズ専門店の事例のように、同じ衣料でも客層が上なら効きます。フェイスブックが弱いのではなく、古着屋の客層と合わないという話です。

YouTubeとXは、余力があればという位置づけです。 YouTubeは仕入れの様子や古着の見分け方のような、長く見られる内容に向きます。Xは入荷の告知が流れやすいツールです。どちらも最初に手を付けるツールではありません。

店舗は、売上が立ってからで間に合います

ここが一番お伝えしたい内容です。

売上が低い時期、起業したてのころは、店舗が必要ない場合が多くあります。 家賃が重荷になるためです。

1、起業当初は無店舗でもOK

インスタグラムとTikTokで見てもらって、ECサイトで売る。この形なら店舗は要りません。

古着は1点ものが多いので、在庫を並べて見せる必要がありません。写真で1点ずつ出せます。実物を置く店舗が前提になりません。

2、家賃が安い場所を選びます

店舗を持つ場合も、家賃は下げます。

古着屋の売上は月によって上下が激しくなることがあります。 商品の当たり外れと、季節で動きます。固定費が重いと、落ちた月に資金が持ちません。

3、1階である必要はありません

古着屋では、立地をあまり考慮しません。 人通りのある場所なら、空中階でも問題ありません。

治療院の場合は逆です。大阪の治療院の集客方法に書いていますが、立地が一番強く、その弱さを看板とGoogleマップで埋めることになります。痛みがあるときに遠くまで行く人は少ないためです。

古着屋は、わざわざ探して来るお客さんがいます。インスタグラムで見た1点を目当てに、階段を上がって来てもらえます。 だから1階の家賃を払う理由が弱くなります。

大阪で物件を探すときに見る場所

大阪の古着屋は、3つのエリアに集まっています。アメリカ村、南堀江、中崎町です。

集まっている場所に入る利点は、お客さんがその街を目的に来ることです。1軒で終わらせず、何軒も回ります。自分の店を見つけてもらう前に、街が人を連れて来てくれます。

アメリカ村は、雑居ビルの上の階に店が入っているのが当たり前の街です。そこを歩く人は、上の階に店があるという前提で歩いています。 だから空中階でも入ってもらえます。

中崎町は、路面の小さな区画が多いエリアです。家賃を抑えやすい代わりに、通る人の数はアメリカ村より少なくなります。インスタグラムで見てから来てもらう前提なら、こちらでも成り立ちます。

どのエリアでも、1階の路面を狙うほど家賃が上がります。 そこを取りに行くかどうかは、売上が安定してから決める話になります。

店舗用のホームページは必要ありません

古着屋の集客を調べると、SNSからホームページに誘導して来店につなげる、という流れが出てきます。古着屋の場合、店舗用のホームページは必要ありません。

理由は、インスタグラムで代用できるからです。場所、営業時間、雰囲気、今ある商品。来る前に知りたいことは、インスタグラムのプロフィールと投稿で足ります。

やるのは、過去の投稿をカタログとして使える形にしておくことです。

ストーリーズをまとめてハイライトにします。入荷したもの、ジャンル別、価格帯別。ハイライトを並べておけば、見る人が目的の棚を選べます。 投稿が流れて消えなくなります。

ホームページを作る時間とお金は、ECサイトに回します。こちらはSNSなどを使って売るツールなので、作る理由があります。

1つの手段だけに頼る問題は別にあります。 店舗集客をブログだけでやろうとする記事に書いているとおりです。古着屋の場合は、インスタグラム、TikTok、ECサイトの3つで分散させる形になります。

仕入れと見せ方で差がつきます

店舗や立地より先に決まるのが、仕入れです。

同じ街の同じような広さの店で、売上が何倍も違うことがあります。 違いは置いてあるものです。

見るのは2つです。仕入れ先をどれだけ持っているか?そして仕入れたものを上手に見せられるか?

仕入れの先が1つしかないと、品が偏ります。偏ると、同じ客が2回目に来たときに新しいものがありません。古着屋は1点ものなので、入れ替わりが止まると来る理由がなくなります。

見せ方は、写真と動画の作り方です。並べ方、光、背景。同じ服でも、撮り方で売れる速さが変わります。 撮影と編集の具体的な方法は飲食店のインスタグラム集客でも扱っています。業種は違いますが、スマートフォンでの撮り方と編集の手順は同じです。

見せ方には売り方も含まれます。 入荷の予告、まとめ売りの告知、値下げの出し方。売り方そのものが投稿の材料になります。

店長とスタッフの人柄を出します

古着屋のアカウントで効くのが、人を出すことです。

誰が選んだ服なのかが分かると、選ぶ基準が伝わります。 古着は状態も価格も1点ずつ違います。だから選んでいる人を信用できるかどうかが、買う判断に入ります。

出すのは、仕入れの話や、その服を選んだ理由です。店長が何を好きで、何を置かないのかが分かる内容になります。

スタッフを出す形も効きます。着てみる、合わせてみる、サイズの感じを見せる。服の説明より、着ている人がいるほうが大きさが伝わります。

ただし宣伝ばかりにすると逆に働きます。 宣伝ばかりの投稿が売上を下げる理由に書いていますが、売り込みが並ぶと見ている人が離れます。好きなものの話が中心で、売る話が混ざる形にします。

興味のあるネタをなんでも投稿する問題に書いているとおり、何でも投稿すると何の店か分からなくなります。人柄を出すことと、話題を広げることは別です。

ECサイトのセット販売で、売上の上下をならします

古着屋で起きやすいのが、月ごとの売上の落差です。

仕入れが当たった月と外れた月で、金額が大きく動きます。 季節でも動きます。この状態で家賃と人件費を抱えると、落ちた月に資金が足りなくなります。

ここを埋めるのがECサイトです。単品を売るだけでなく、セットを組みます。

形は、毎月定額で届くものに近くなります。予算と好みを聞いて、こちらで選んだ数点を毎月届ける。選ぶ手間をこちらが引き受ける代わりに、毎月の売上が先に読めます。

古着は1点ものなので、同じ商品を続けて出せません。だから「この商品を毎月」ではなく「この人に合うものを毎月」という形になります。 1点ものであることが、むしろ向いている仕組みです。

SNSからECサイトへどう送るかも決めておきます。プロフィールのリンク、ストーリーズのリンク、投稿の文末。 ここが抜けていると、見た人が買う場所にたどり着きません。

よくある質問

古着屋の開業と集客で実際にいただく質問です。

Q: 無店舗で始めると、お客さんに信用されませんか?

A: インスタグラムのアカウントとECサイトがあれば、判断してもらえます。見られているのは店の有無より、置いてあるものと発信している人です。実店舗を持つのは、売上が月ごとに読めるようになってからで間に合います。

Q: インスタグラムとTikTokは、どちらを先に始めますか?

A: 同時で構いません。撮った動画を両方に出せます。片方だけにするなら、フォロワーがいない状態から始めるならTikTokのほうが伸びやすい場合があります。

Q: リールの再生数が伸びません。

A: 作る本数を増やしてください。1本に時間をかけて当たりを狙うより、数を出して当たった形を見つけるほうが早く進みます。伸びた動画が出たら、その形を繰り返します。

Q: 空中階の物件を勧められていますが、不安です。

A: 古着屋では空中階でも問題ありません。アメリカ村のように上の階に店があることが当たり前の街なら、通る人も前提にしています。インスタグラムで見てから来るお客さんは、階数を理由に引き返しません。契約の前に、1階に看板を出せるかどうかだけ管理会社に確認してください。

Q: ホームページは本当に作らなくていいですか?

A: 店舗を見せるためのホームページは必要ありません。インスタグラムのプロフィールとハイライトで足ります。ただしECサイトは別です。売る場所なので、こちらは用意してください。店の場所や営業時間も、そのECサイトの中に置けば足ります。

Q: ハイライトはどう分けますか?

A: 見る人が探す単位で分けてください。ジャンル、価格帯、サイズ、入荷時期。自分が整理したい順ではなく、お客さんが選びたい順になります。

Q: 仕入れの先が1つしかありません。

A: 品が偏るので、増やす対象になります。偏ると2回目に来た人に出せる新しいものがなくなります。卸の倉庫、買取、個人からの持ち込み。入ってくる先を分けておくと止まりません。

Q: ECサイトのセットは、何点からにしますか?

A: 点数より価格を先に決めてください。毎月払える金額の中で、こちらが選べる点数が決まります。古着は1点ずつ仕入れ値が違うので、点数を固定すると組みにくくなります。

Q: 大阪の中で、どのエリアに出すか迷っています。

A: 売上が安定するまでは家賃で選んで構いません。アメリカ村は人が多い代わりに家賃が上がります。中崎町は抑えやすい代わりに通る人が減ります。インスタグラムで見てから来てもらう前提なら、後者でも成り立ちます。

Q: フェイスブックは完全にやらなくていいですか?

A: 古着屋の客層とは合いにくい場所です。ただし扱うものが変われば効きます。年齢層が上の衣料を扱う場合は、見直す対象になります。

まとめ

古着屋は、手を付ける順番が他の店舗業種と違います。

開業の前に決めるのは、仕入れ先です

ここが複数あって入れ替わりが続けば、インスタグラムとTikTokに出すものが途切れません。再生数が取れれば、ECサイトで売れます。この段階では店舗が要りません。

店舗を持つのは、そのあとになります

家賃は抑えて、1階にはこだわりません。アメリカ村の空中階でも、中崎町の小さな区画でも成り立ちます。立地で勝たなくていい業種だからです。

その先にあるのが、毎月の売上を読める状態です

ECサイトでセットを組むと、仕入れの当たり外れで動く部分を小さくできます。1点ものだからこそ、この人に合うものを選んで毎月送るという形が作れます。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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