「インスタグラムで集客したい」店舗でも会社でもインスタ集客で必要な情報

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。

「毎日投稿しているのに、予約も問い合わせも増えない」
「リールも頑張っているのに、見られて終わり」
「フォロワーは増えたのに、売上・商談・採用に結びつかない」

もし今このようなことを感じているなら、インスタグラムで集客したい場合に必要なのは情報です。特にプロフィール設計や企画、運用方法といった具体的なノウハウが必要となっていると思います。

インスタは、「見られる場所」であると同時に「判断される場所」でもあります。

つまり、コンテンツがどれだけ良くても、

  • 何者か(店なのか会社なのか、何を提供しているのか)
  • 自分に関係があるか(利用できるのか、相談できるのか)
  • 次に何をすればいいか(来店か、予約か、問い合わせか、フォローか)

この3点が数秒で伝わらないと、人は動けません。

そして一番つらいのは、運用を頑張るほどやることが増えていくことです。

投稿本数、リール、ハッシュタグ、ストーリーズ、キャンペーン…。

努力が見えるのに成果が追いつかないと、一人でも社内でも「インスタグラムって意味あるのか」という空気が出てきます。ここで止まるケースは本当に多いです。

この記事では、店舗・企業どちらでも使える形で、インスタグラム集客を仕組みとして整えるために

  • プロフィールを「名刺」や「案内板」に変えるポイント
  • 予約/問い合わせ/資料請求/フォローへ迷わず進める導線の作り方
  • 投稿を「認知」「理解」から「判断材料」に変えるテーマ設計

を、改善できるレベルまで落とし込みます。

この記事では、インスタグラムで集客したい場合に使えるアカウント設計、企画、コンテンツ作成のコツなどについてまとめてみました。

インスタグラム集客を一から解説した動画講座を提供しています。くわしくはこちらからごらんください。

目次

なぜ「インスタで集客したい」のに成果が出ないのか

結論から言うと、原因は、だいたいこのどれかです。

  • 見つかるまでしか設計されていない
  • 見つかったあとの情報が足りない(判断できない)
  • 行動導線が弱い(どう進めばいいか分からない)

インスタは、投稿を見た瞬間に「この先の行動」を決める人が多い媒体です。

投稿の内容が良くても、プロフィールで迷う・リンク先で迷う・問い合わせの方法が曖昧、これだけで成果は止まってしまいます。

うまくいかないアカウントに共通する3つの点

ここでは上手くいかないアカウントに共通する点を3つにまとめてみます。

1、「何を提供しているか」が一瞬で分からない

店舗なら「何の店か」。

企業なら「何を解決する会社か」、ここが曖昧だと、投稿が良くても自分ごと化されません。

2、予約・問い合わせまでの道筋が「多い」「長い」「曖昧」

選択肢が多いと親切に見えますが、実際は離脱を増やします。

  • リンクが多い
  • 予約方法が複数
  • 問い合わせ先が散らばっている
  • クリックした先で何をすればいいか分からない

インスタは特に「迷わせない」が強いです。

3、投稿が「告知」中心で、意思決定材料が不足する

告知は必要ですが、新規が決めるための情報(価格感、流れ、対象範囲、よくある質問など)がないと動けません。

フォロワー向けの発信だけになっている場合、成果が頭打ちになりやすいです。

やってはいけないインスタグラム運用

やってはいけないインスタグラム運用方法について、まとめてみます。

設計を整えると何が変わるのか

設計が整うと、同じ投稿本数でも成果の出方が変わります。

  • プロフィール閲覧が増える
  • リンククリックが増える
  • DM/問い合わせが増える
  • 「初回予約」「資料請求」「採用応募」など、成果に近い反応が増える

要するに、投稿を増やす前に、同じ閲覧数から成果を取りやすい状態を作れます。

1、プロフィールは、3秒で「何をしているか」が伝わる状態にする

プロフィールは、「案内板」です。読者が見ているのは、あなたの思いとともに次の3つが必要となります。

  • 何者か(どんな商品・サービスを提供しているか)
  • 自分に関係があるか(対象・範囲・価格感・地域・対応可否など)
  • 次にどう動けばいいか(予約/問い合わせ/資料請求/応募 など)

この3点が揃うだけで、「投稿は見られているのに成果が出ない」状態の多くは改善の糸口が見えます。

1分で理解できるかチェック

プロフィールを開いた瞬間に、初見の人でも「ここに相談していいか」を判断できるでしょうか。できない場合は、投稿の改善より先にプロフィールから直すほうが、費用対効果が高いです。

2、導線は、ゴールは1つに絞り、「1本の道」にする

インスタグラムで集客したいのに成果が出ない典型が、選択肢が多すぎる導線です。

リンクが多い、問い合わせ先が分散している、クリックした先で何をすればいいか分からない。こうなると、親切のつもりのリンクが離脱の原因にもなります。 

おすすめなのは、ゴールを「ひとつだけ」にすることです。

  • 店舗なら:予約(または来店)
  • 企業なら:問い合わせ(または打ち合わせ予約/採用応募)

もちろん最終的には全部ほしいのですが、Instagramの導線は迷わせないことが成果に直結します。

まずは最短で成果につながるゴールを1本化し、他の導線はその次に提案すると、運用が一気に楽になります。

3、投稿は、「告知」「認知」だけではなく、「判断材料」を増やす

インスタグラムで集客したいのに伸び悩むアカウントは、投稿が「お知らせ中心」になっていることが多いです。

告知自体は必要ですが、新規の人は告知だけでは動きません。新規の人に問い合わせやフォロー、来店をしてもらうには、意思決定に必要な情報です。

たとえば、次のような情報があると、問い合わせや予約、来店のハードルが下がります。

  • 価格感、値ごろ感(ざっくりでも良い)
  • 初回の流れ(所要時間、当日の動き、準備物)
  • 対象範囲(対応できる/できない、得意領域)
  • よくある質問(比較されやすいポイント)
  • 実績の見せ方(数字だけでなく、背景やビフォーアフター)

Instagramは世界観が武器になりますが、世界観だけでは決まりません。世界観+判断材料が揃ったときに、初めて「行動」までつながります。

「世界観」と「判断材料」を両立させる投稿設計

インスタグラムは、世界観が武器になります。ただし、世界観だけでは集客できません。

成果につながる運用は、投稿の役割を分けています。

  • 見つかる投稿:雰囲気、短い魅力、印象に残る要点
  • 決める投稿:料金、流れ、Q&A、比較、事例、対象範囲

「告知」だけで終わらず、「判断材料」を一定量入れることがポイントです。

店舗と企業で「必ず入れるべき情報」はここが違う

ターゲットを絞らない運用でも、最低限「判断に必要な情報」は違います。

店舗が入れると強い情報

  • 価格帯(ざっくりでも可、メニューへのリンクでも可)
  • 初回の流れ(所要時間、予約の要否)
  • 混雑傾向、狙い目(ストーリーズで通知でも可)
  • アクセス(最寄り駅、駐車場、行き方)
  • お支払い方法、キャンセル等の注意点

企業が入れると強い情報

  • 何を解決する会社か(提供価値)
  • 対応範囲(サイトに掲載→やること/やらないこと)
  • 料金の考え方(サイトに掲載→定額/都度/見積り基準)
  • 実績の見せ方(数字だけでなく、ビフォーアフターや背景など)

投稿/リール/ストーリーズ:役割分担の現実解

完璧に全部やる必要はありません。役割だけ押さえると迷いが減ります。

  • リール:新規に見つけてもらう入口(短く、1テーマ)
  • 投稿(カルーセル):保存される情報(流れ・Q&A・比較・事例)
  • ストーリーズ:最新情報と関係性(空き状況、告知、DM誘導)

まずは「プロフィール+投稿の型+導線」を整えるのが先です。

フィード投稿やリールのキャプション

キャプションとは、投稿画像・動画の説明文のことです。最大2,200文字まで入力でき、ハッシュタグは30個まで設定できます。

このキャプションの書き方によって、いいね!などのエンゲージメント数が高くなる可能性が高くなります。そのことについて書いているのが下の記事です。
↓↓↓↓↓
インスタグラムの投稿キャプション完全攻略法

Canvaでインスタグラムのコンテンツを作成する方法

Canva(キャンバ)でインスタグラムのフィード投稿、リール、ストーリーズなどのコンテンツを作成することができます。ここではそれらについて紹介していきます。くわしくは各記事で解説していますので、そちらをごらんください。

また大阪ではマンツーマンでインスタグラムの運用方法をアドバイスしております。くわしくはこちらのページをごらんください。

Canvaでフィード投稿を作る

フィード投稿とは、インスタグラムの投稿のことです。ホーム画面(フィード)に表示される写真や動画のメインコンテンツのことです。静止画像や動画などを複数アップして作ったカルーセル投稿も含まれますし、一枚の写真のみの投稿も含まれます。インスタグラムで最もポピュラーな投稿です。

Canvaでインスタグラムのフィード投稿を作る方法についてはこちらの記事で解説しています。

インスタグラムの投稿やリールはCanva(キャンバ)でつくることができます。むしろ、Canvaで作ったほうが過去に作った投稿を参考にしたり、トレースしたり、コピーすることができるので、作業効率がアップします。便利です。

インスタグラムの投稿は、Canvaで制作管理するのをおすすめします。

インスタグラムのストーリーズをCanvaで作る方法

インスタグラムのストーリーズをCanvaでつくる方法があります。Canvaでつくると作業効率が非常にアップします。カンタンにつくることができます。

ストーリーズをCanvaでつくる方法はこちらで解説しています。投稿頻度やエンゲージメントを高めるストーリーズ運用のコツも紹介しています。

インスタグラムのリールをCanvaでつくる方法

インスタグラムのリールとは、ショート動画のことです。リールは、Canvaで作成すると、作業効率がアップします。また、エンゲージメントを高めるコツもあります。

インスタグラムのリールをCanva(キャンバ)でつくる方法はこちらでまとめています。

インスタグラムをパソコンで使う方法

インスタグラムをパソコン(PC)で使うと、スマホとは操作画面が異なります。操作方法も多少変わるので、そのことについて下の記事で解説しています。

インスタグラムのPCでの基本的な使い方

インスタ運用代行を外注するコツは?

インスタグラム運用に本格的に取り組むと、結構なコストと時間がかかります。特に時間がないとき、自社で内製しているだけでは、時間が足りません。また人材の不足やノウハウをゼロから組み上げる場合は、非常に難航することがあります。

そのため、最初はインスタグラムの運用代行会社に外注することで、自社にもノウハウを蓄積できる環境が良い場合もあります。

この記事では、インスタグラムの運用代行を提供してくれる会社選びのコツをまとめてみました。

まとめ

インスタグラム集客は、投稿を増やす前に「迷わせない設計」を作った方が、結果が出るのが早いです。

そしてこれは、店舗にも企業にも同じように効きます。やることは派手ではありませんが、成果に直結します。

これだけで、問い合あわせや来店などが増える集客しやすいインスタグラムアカウントに改善されるようになるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. インスタグラムで集客したいのですが、何から始めれば良いですか?

まずは、投稿を増やす前に、プロフィールと導線(次の行動)を整えることをおすすめします。Instagramは投稿が見られても、プロフィールで「何をしているか」「自分に関係があるか」「次に何をすればいいか」が伝わらないと、その場で離脱されやすい媒体です。投稿作りに時間をかけるほど、ズレていた場合の損失が大きくなります。

優先順位としては、

1.プロフィールを“案内板化”する → 2.ゴール(予約/問い合わせ等)を1つに決める → 3.投稿に判断材料(価格感・流れ・対象範囲など)を足す、の順が最短で効果が出やすいです。

Q2. 「導線設計」とは具体的に何を指しますか?

導線設計とは、Instagram上で投稿を見た人が「気になる」から「行動(予約・問い合わせ・資料請求など)」へ進むまでの道筋を、迷わない形に整えることです。具体的には、プロフィール文・ハイライト・固定投稿・リンク先ページが、同じゴールに向かって揃っている状態を作ります。

たとえば「問い合わせが欲しい」のに、リンク先でメニューが多すぎたり、どこから連絡すれば良いか分からなかったりすると、せっかくの興味が離脱に変わります。導線は親切より明確が強い、と覚えておくと改善しやすいです。


Q3. 予約・問い合わせ・来店など、ゴールが複数ある場合はどうすれば良いですか?

結論としては、最初はゴールを1つに絞る方が成果が出やすいです。理由は、Instagramでは「見た人が数秒で判断する」ため、選択肢を増やすほど迷いが増え、行動率が下がりやすいからです。

どうしても複数必要な場合でも、プロフィール上では「最優先の1つ」を正面に置き、それ以外はハイライトや固定投稿で補助線として出すのがおすすめです。先に太い1本を作り、あとで枝を増やす。これが一番ブレにくい進め方です。

Q4. 投稿は何を出せば集客につながりますか?(ネタが尽きます)

「告知」だけではなく、意思決定に必要な判断材料を投稿として積み上げると、集客につながりやすくなります。具体的には、次のようなテーマが強いです。

  • 初回の流れ(所要時間、当日の進み方、準備物)
  • 価格感(明確に出せない場合は“目安”や“決まり方”)
  • 対象範囲(できること/できないこと、よくある誤解)
  • よくある質問(比較されやすい点を先回り)
  • 事例(ビフォーアフター、支援の背景、プロセス)
  • 選ばれる理由(こだわり・体制・考え方の具体)

世界観は大切ですが、それだけだと「素敵」で終わります。世界観に判断材料が乗ると「お願いしたい」に変わります。

Q5. リール・フィード・ストーリーズは、どれを優先すべきですか?

全部を完璧にやる必要はありません。目的別に役割を分けると、運用が楽になり成果も出やすいです。

  • リール:新規に見つけてもらう入口(短く、テーマを1つに絞る)
  • フィード(カルーセル等):保存される判断材料(流れ・Q&A・比較・事例)
  • ストーリーズ:関係性の維持と行動の後押し(空き状況、最新情報、DM誘導)

まずは「プロフィール+固定投稿(判断材料)+導線」を整え、次にリールで入口を増やす、という順番が堅いです。

Q6. 企業(BtoB)でもInstagramで成果は出ますか?

出ます。ただし「売る」よりも先に、信頼形成と判断材料の提供に寄せる方が成果が出やすいです。BtoBは検討期間が長く、比較ポイントも増えます。そのため、Instagram上でやるべきことは、認知のあとに「理解」と「納得」を積むことになります。

たとえば、

対応範囲(できる/できない)
料金の考え方(定額/都度/見積もり基準)
実績の見せ方(数字+背景)
支援の進め方(初回相談〜納品まで)

などを、投稿と固定導線で揃えると、問い合わせの質が上がります。店舗と同じく迷わせない設計が効きます。

Q7. フォロワーが少なくても、集客できますか?

可能です。フォロワー数は分かりやすい指標ですが、集客に直結するのは「誰がフォローしているか」と「プロフィール・導線・判断材料が揃っているか」です。

むしろ、フォロワーが増えても導線が弱いと、反応が増えずに疲弊しやすくなります。逆に、フォロワーが少なくても、投稿が検討中の人向けの判断材料になっていれば、少ない閲覧数からでも問い合わせが出ることはあります。まずは「見られた後に決められる状態」を作るのが先です。

Q8. プロフィールには何を書けば良いですか?(短くまとまりません)

プロフィールは「自己紹介」より「案内」が優先です。長くなる場合は、次の順で削ると整います。

  1. 何者か:提供価値(誰の何をどう解決するか)
  2. 対象:誰向けか/どこまで対応か
  3. 強み:選ばれる理由(1〜2行)
  4. 次の行動:予約・問い合わせの行き先を1つに
  5. 補足:実績や注意点はハイライト・固定投稿へ

プロフィール欄に詰め込みすぎると、結局何も伝わらなくなります。プロフィールは入口、詳しい説明は固定投稿やリンク先に移す、と分けるのがコツです。

基本方針としては、Instagramで集客したい場合、リンク先で迷わせないのが最優先です。リンクまとめ自体が悪いわけではありませんが、「選択肢が多すぎて離脱する」状態になりやすい点に注意が必要です。

おすすめは、トップに最優先の1つだけ置くことです(例:予約フォーム/問い合わせフォーム/資料請求フォーム)。どうしても複数必要なら、リンクまとめを使う場合でも最上段を1つに絞り、他は二段目以降に置き、導線の主役を決めてください。

Q10. どれくらい運用すれば成果が出ますか?(いつまで頑張ればいいか不安です)

成果が出るまでの期間は、業種・単価・既存の認知・投稿の蓄積によって変わります。ただ、投稿を増やす前に設計を整えるほうが、早く反応が出やすい点は共通です。

まずは1〜2週間でプロフィールと導線を整え、固定投稿に判断材料を追加し、その状態で数週間運用して反応(プロフィール閲覧、リンククリック、DM・問い合わせ)を見てください。

そこで数字が動き始めれば、改善の方向性は合っています。逆に動かない場合は、ゴールが分散している/判断材料が不足している可能性が高いので、示す情報を増やすほうが先です。

アカウントを新規で作成する方向性も考えられます。

つちや たけし
1,000社以上の店舗集客と会社集客をサポートしてきたWebマーケティングプランナー。複数のYouTubeチャンネル運営経験を持ち、複数のSNSやサイトを運営、実践的なマーケティング戦略の立案・実行を得意とする。「理論より実践」をモットーに、現場で使える具体的なノウハウを提供している。
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